チビの場合、結構早めに宿題を済ませるタイプなので、
阿鼻叫喚の大騒ぎとはなりません。
まあ、奥さんに尻をたたかれているからだろうけどね。
先日、最後の関門もクリア。
関門というのは、そう、自由研究である。
やってもやらなくてもよさそうなもんだけどね。
で、「テキトーにやればいいよ」っていう私に対し、
チビも奥さんも結構マジメ。
で、最終的には、三世代の生活様式の違いを調べることに。
10歳時の好きな遊び、将来の夢などを、チビも含め三世代から聞き取るのである。
山口の田舎に帰らなかった今夏、
チビとお義父さん、お義母さんとのふれ合いにもつながるって話。
題して、「10才のぼくらの今昔物語」。
俺が10才の時には、「今昔物語」ってフレーズは出てこなかったなあ、と私。
やっぱ、最近の子どもは早熟なんだろうか。
で、戦争の影が色濃いおじいちゃんたち、
高度成長のまっただ中の私たち、
イマドキのコドモのチビたち、と、三者三様。
親の嗜好や思考、さらには志向が子どもに影響することもよくわかり、
なかなか興味深かった。
例えば、私がカナヅチだから、
チビにはスイミングスクールに通わせた。
よって、私の苦手は水泳、チビの得意は水泳。
しかし、食べ物の嗜好は同じ。
将来の夢も同じ。「作家」でありました。
で、チビに呆れられたのが、「得意なこと」に対する私の答え。
「喧嘩と勉強」との答えに対し、
チビは「昔から乱暴だったんだねえ。
それに勉強が得意なんて、ヤな感じだよね。
そりゃあ、ぼくだって成績はいいけど、
ぼくだったらそんなことおおっぴらには言わないよ」。
うるせーよ、小生意気なヤローである。