HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

馬鹿フーフかよっ!

2006-08-19 20:40:44 | 

私は今、寂寥感にさいなまれている。

心の中を寒風が吹きすさぶ。050723_019

ピューピューである。

なぜか?

それは三時間ほど前、車を買ったからだ。

すなわち黒カブ君との別離である。

淋しい。嗚呼。

南紀の旅の副産物というか、副作用とゆーか、

わが家ににわかに勃発したミニバン購入問題。

で、問題発生から3日目、あっさりと解決いたしました。

買っちゃったからである。エスティマ君…。

これで7台目の愛車であるが、ここまで心躍らないお買い物は初めてだ。

でもまあ、しょうがない。奥さんもチビも喜んでくれているし。

と、ここまではしんみりモードであるが、

そこはHAPPY MAN家。その購入記はお笑いに彩られる。060819_145515_m

以後、エスティマ大ご商談会の顛末である。

もともとは、「追い金はなしにしよーね」ってお話でスタート。

で、アルファードはでか過ぎると奥さんが難色。

確かに乗ったらバスみたいだし、

何となくヤンキー車っぽいしね。

で、値段はほぼ同じエスティマに決定。

HUMMERなんぞは相手にもされませんでした。

で、今朝、セールスさんからの電話でたたき起こされた私。

午後から、のこのこディーラーにお出かけである。

嬉々として、「やっぱり広い車はいいですよねえ」なぞと奥さん。

前方見切り用のポールなんかも注文しちゃって、ゼッコウチョーだ。

対照的に、黒カブ君との別れに打ちひしがれている私。060819_154641_m

やさしく、すこしオツムの弱い奥さんは、

「どーしたの? じゃあ、速いのにしていいよ」。

で、排気量は当初、予定の2.4から3.5に。

280馬力達成である。

さらに黒い内装がお気に召さない奥さん。

しかしベージュっぽいのは豪華仕様の「G」しかない。

「じゃあ、Gだね」と奥さんは思い切りがいい。

「どうせなら皮シートが豪華だよねえ」と私。

ここは夫唱婦随である。

そして、どんどん値が上がる我がエスティマである。

セールスさん、「こんなことになりますが、いかがでしょう?」と恐る恐る。

まあ、しょうがないや、と、ペッタン、押捺する私であった。

ところが、抑えが利かないとゆーか分別がないとゆーか、

契約書に判を押した瞬間、

私の頭の中で悪魔がささやいた。060819_160652_m

「やっぱ、一番高いのがいいんじゃない、どーせなら…」。

私    「ねえねえ、やっぱエアロ付けたほうがかっこいいんじゃない?」

奥さん 「欲しいんでしょ。そうすれば。」

契約書、作り直しである。

で、こんな馬鹿なことを繰り返しながら、見積額は右肩上がり。

要するにカタログに出ている中で、最も高いタイプ。

自宅出発時よりも一本近く上乗せ。

値引きがなければ、500万ペソである。

追い金なしどころの話ではありませんな。

これが大金持ちの所業ならわかるが、我らは赤貧リーマン一家。

やっぱ、バカかもしれない…。