HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

暗闇地獄 中山間地編!

2006-10-19 00:14:00 | 日記・エッセイ・コラム

いやあ、やられた、やられた。2006_014

魂が揺さぶられるような体験をした、

あの善光寺から一カ月。

http://happy-go-lucky.blog.ocn.ne.jp/pog/2006/09/post_6b90.html#more

またも、暗闇地獄である。

今度の舞台は、島根と広島の県境。

幅員二メートル程度の林道である。

新しいミッションとして、中国山地を走り回っている。

その日、結構、オツなエピソードも仕入れ、2006_015

「よっしゃ、もう一丁!」と、別の案件を求め、

夜遅く島根から広島入りを画策。

珍しく前向きに車を走らせていた私でありました。

日ごろやんないことをやると、ダメだよねえ。

案の定、その先には悪夢が待ち受けていました。

ナビには結構太い道で紹介されてた、匹見から吉和に抜ける道。

入り込むともう完全な林道ですた。

離合なんてとんでもなくて、しかも真っ暗です。2006_017

そして延々と続きます。

人一倍恐がりな私は天を呪いました。

しかもオバケ系の恐怖だけでなく、マジに危険なのよ。

だって、片側は常に断崖だし、ガードレールもありません。

代車のカローラが通るのでやっと。細いなんてもんじゃない。

しかし、人一倍、危険ににじり寄る癖のあるアタシ。200610_156tanuki

だんだんクライマーズハイならぬ,

「暗闇ハイ(笑)」状態になり、

「こりゃ、いいネタだ」なぞと、

終いには車を止めて車外で撮影を始める始末。

めっちゃ怖いのに、

人間追い詰められると何するかわかりませんな。

多分、あの時、私の10キロ四方に人類はいなかったと思うなあ。

でも、タヌキだけはやたらいました。

計八匹を目撃。

その度に飛び降りて写真を200610_156撮ろうとするんだけど、なかなか難しい。

端から見たら、気が触れてるとしか思えないだろうなあ。

唯一、こっちを見てるタヌキさんがうっすらと映ったのが一枚ありました。

真っ暗闇の林道の総延長は32キロ。

所要時間、一時間半。

今度、チビを連れて行こう!(笑)