TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

妙義山

2011年11月08日 | Weblog

今週は群馬県の妙義山に出かけました。

昔のスキー仲間と一緒です。

本当は以前「会津駒ケ岳」に同行していただいた、大石君も一緒に行けるはずだったのですが…。たぶんこのブログを見て彼がコメントしてくれるはずです(笑)。

さて、やっぱりお天気で迷いましたね。

前日までは非常に変わりやすい天気で、当日未明には激しく雨も降りました。いろいろ情報を得ながら出発直前まで行き先変更できるように手はずを整えます。結果、妙義山決行と決断しました。

いつも通り前夜遅くに現地入りし、車内泊します。1BOXの車内で四苦八苦しながら身体を横たえます。時折車を叩く雨音に鎖場や足元の滑りやすさに支障が出ないか不安感がよぎります。

さらに睡眠は4時間程度。眠りも浅く、登山に支障が出ないか心配です。

午前6時、いつもよりは遅い起床。

不安を蹴散らすような朝焼けに、これから目指す妙義山の山肌が赤く照らされます。

全員のテンションがレッドゾーンに達したのは言うまでもありません。

ここ妙義山は谷川岳を抜いて今や遭難率NO.1の山となりました。その多くは山頂を縦走する際の激しすぎる岩場、長すぎる鎖、ほぼ垂直に切り立った岩峰。さらに中間部を縫うように造られた登山道各所にある初心者に通過できるとは思えないほど多くの鎖場。

そして、その標高1104mの低さから来る安堵感、登山者を魅了するその美しすぎる容姿とアップダウンの少ない工程に対する安易なイメージ。人里からすぐに位置するアクセスのし易さ。これらの理由もあってか、多くの中高年や観光客も簡単に入山してきます。

注意書きは随所にあるのですが、山頂までは行かないから大丈夫という感覚にさせられるようです。

念には念を入れて、入山前にロープによるビレイ(確保)の方法や手順をシュミレーションし、準備や装備もちょっと大げさ気味に整えます。使わないに越したことはないですけどね。

案の定鎖場は足元が滑りやすく、メンバーは楽しい中にも緊張の面持ちが…。

午後5時、長い車道歩きを終えて本日の山行も無事終了しました。

所要時間9時間半、歩行距離10.4km。

距離が短い割には時間がかかっています。それだけ慎重に通過しなければならない箇所、その美しすぎる風景に立ち尽くす時間が長かったということです。

単独もいいですけど、仲間と行く山も最高ですね。

みんなありがとう!

コメント (4)
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