今週は山に行けました。
先週は仕事が忙しく、身体が動かなくなってしまい、お天気のせいにしてお休みしちゃいました。
そのぶんを挽回しようと、ちょっと積雪期にしては面倒な山を選びました。
まずアクセスが遠い。次に登山口から積雪がある。そして降雪直後。
登ったのは群馬県の四阿山で、嬬恋と菅平のスキー場をかかえるところです。たしか標高は2300mを越えてたはずです。
いつものように前夜発で登山口泊です。道路に積雪があり、駐車場は腹をするぐらいの状態です。僕のコンパクトカーでは話にならないので、チェーンを巻きました。スタッドレスとはいえ坂道の途中で止まるとちと厳しいです。夜中の1時にチェーン巻く辛さって…。それも気温はマイナス10℃。
なんとか巻き終えて寝袋に潜り込みす。
…目覚ましがなる前に寒さで目が覚めました。温度計を見たら車内なのにマイナス12℃。夜中の天気が良すぎるので、放射冷却すると思ってはいましたが、あまりにも寒すぎます。
6時に起きて準備をととのえます。山用のボトルにお湯を沸かしてザックに放り込みます。最近の魔法瓶は素晴らしいです。朝沸かしたお湯で昼にカップラーメンが出来ます。ところが、外気温が低すぎて3分間の間にぬるくなっちゃいます(汗)。
冬場以外は山頂でガス使うんですけど、気温が低いと出力が低下し、さらに標高が高いと沸点も下がります。なので真冬の高い山だけはボトルにお湯を持ちます。山ボトルの方が熱く感じます。
さて準備が整い、登山届けを出してスタートします。出だしは快晴。ほぼ無風。でも夜には崩れる予報です。ちょっとだけ急ぎ足になります。山の天気は下界よりちょっと早く崩れますからね。
ところが、あまりにも予想以上の降雪があったようで、ツボ足(登山靴だけで歩くこと)だとスネまで潜ります。上の方は膝からももでした。さらに一番乗りと来たもんで、ラッセル確実。スノーシューを履きます。
山自体は危険度の低いなだらかな山容ですが、ラッセルは厳しい。トレース(前に登った人たちの踏み固まった足跡の道)もまったく無し。山頂が近づくにつれ傾斜も急になり、一歩二歩進んでは休むの繰り返しです。結局夏山なら3時間半の行程を5時間かけて登頂しました。何度戻ろうかと思ったことか…。
下山の時間と天気の崩れを気にしつつ、見上げると山頂の痩せ尾根はフカフカの雪でまるでナイフのように切り立っていて、非常に怖いです。救いは、落ちてもスピードがつかない事と、樹木が割とあるので引っかかってくれるんじゃないかなと感じました。
700mに1時間かかって這うように登頂しました。山頂は暴風で顔とサングラスの間を舞い上がった雪が通り抜ける感じです。
いつもの自分撮りも完全に無理ですから、すぐに下山開始します。やっと安心出来るところまで戻ったところに遅れて登って来た登山者あり。今から山頂は厳しいのではないかな?と思っていましたが、情報を伝えて別れました。無理と感じたところで戻って来るそうです。
さらにだいぶ降りたところで50代後半ぐらいのご夫婦が登って来ました。木製のカンジキでしたから、かなり経験豊富と見ました。今からでは山頂は無理ですね。でも、その手前に絶景ポイントがありますから、そこでお昼食べるだけでも来た甲斐がありますもんね。
今日の山頂マイナス18℃。
先週は仕事が忙しく、身体が動かなくなってしまい、お天気のせいにしてお休みしちゃいました。
そのぶんを挽回しようと、ちょっと積雪期にしては面倒な山を選びました。
まずアクセスが遠い。次に登山口から積雪がある。そして降雪直後。
登ったのは群馬県の四阿山で、嬬恋と菅平のスキー場をかかえるところです。たしか標高は2300mを越えてたはずです。
いつものように前夜発で登山口泊です。道路に積雪があり、駐車場は腹をするぐらいの状態です。僕のコンパクトカーでは話にならないので、チェーンを巻きました。スタッドレスとはいえ坂道の途中で止まるとちと厳しいです。夜中の1時にチェーン巻く辛さって…。それも気温はマイナス10℃。
なんとか巻き終えて寝袋に潜り込みす。
…目覚ましがなる前に寒さで目が覚めました。温度計を見たら車内なのにマイナス12℃。夜中の天気が良すぎるので、放射冷却すると思ってはいましたが、あまりにも寒すぎます。
6時に起きて準備をととのえます。山用のボトルにお湯を沸かしてザックに放り込みます。最近の魔法瓶は素晴らしいです。朝沸かしたお湯で昼にカップラーメンが出来ます。ところが、外気温が低すぎて3分間の間にぬるくなっちゃいます(汗)。
冬場以外は山頂でガス使うんですけど、気温が低いと出力が低下し、さらに標高が高いと沸点も下がります。なので真冬の高い山だけはボトルにお湯を持ちます。山ボトルの方が熱く感じます。
さて準備が整い、登山届けを出してスタートします。出だしは快晴。ほぼ無風。でも夜には崩れる予報です。ちょっとだけ急ぎ足になります。山の天気は下界よりちょっと早く崩れますからね。
ところが、あまりにも予想以上の降雪があったようで、ツボ足(登山靴だけで歩くこと)だとスネまで潜ります。上の方は膝からももでした。さらに一番乗りと来たもんで、ラッセル確実。スノーシューを履きます。
山自体は危険度の低いなだらかな山容ですが、ラッセルは厳しい。トレース(前に登った人たちの踏み固まった足跡の道)もまったく無し。山頂が近づくにつれ傾斜も急になり、一歩二歩進んでは休むの繰り返しです。結局夏山なら3時間半の行程を5時間かけて登頂しました。何度戻ろうかと思ったことか…。
下山の時間と天気の崩れを気にしつつ、見上げると山頂の痩せ尾根はフカフカの雪でまるでナイフのように切り立っていて、非常に怖いです。救いは、落ちてもスピードがつかない事と、樹木が割とあるので引っかかってくれるんじゃないかなと感じました。
700mに1時間かかって這うように登頂しました。山頂は暴風で顔とサングラスの間を舞い上がった雪が通り抜ける感じです。
いつもの自分撮りも完全に無理ですから、すぐに下山開始します。やっと安心出来るところまで戻ったところに遅れて登って来た登山者あり。今から山頂は厳しいのではないかな?と思っていましたが、情報を伝えて別れました。無理と感じたところで戻って来るそうです。
さらにだいぶ降りたところで50代後半ぐらいのご夫婦が登って来ました。木製のカンジキでしたから、かなり経験豊富と見ました。今からでは山頂は無理ですね。でも、その手前に絶景ポイントがありますから、そこでお昼食べるだけでも来た甲斐がありますもんね。
今日の山頂マイナス18℃。