知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『COVID-19との長期戦に備えて 1(参考にすべき国々と比較 6)』 ―後手・モグラたたき対策から、IT駆使して陽性者の追跡隔離を―

2020-11-28 22:08:38 | 政治・経済

    『COVID-19との長期戦に備えて 1(参考にすべき国々と比較 6)』

          ―後手・モグラたたき対策から、IT駆使して陽性者の追跡隔離を―

 

人口100万人あたりのCOVID-19の感染者増加率(9ヶ国と世界)

世界中が増加傾向の中でも、最近のデータが大変心配、米国・スウェーデン・ドイツが急増傾向。

  中国 台湾 日本 韓国 インド スウェーデン ドイツ 米国 ブラジル 世界
202002 55 1 2 57 0 1 2 0 0 11
202003 57 13 15 191 0 399 739 497 22 104
202004 58 18 111 210 24 2,010 1,899 3,142 368 403
202005 58 19 133 224 132 3,675 2,166 5,349 2,188 771
202006 59 19 147 250 411 6,700 2,319 7,826 6,437 1,314
202007 61 20 267 279 1,188 8,931 2,491 13,579 12,279 2,219
202008 62 20 537 389 2,624 8,341 3,184 18,171 18,171 3,243
202009 63 22 656 464 4,511 9,223 3,452 21,725 22,476 4,333
202010 63 23 794 517 5,896 12,779 6,192 27,333 25,953 5,866
202011 64 27 1,103 641 6,746 23,403 12,012 38,924 29,188 7,836

 

10月度の前月比  11月27日現在(月末予想の10月度末比)

ドイツ     179%       190%(11月末予想:204%)

スウェーデン  139%       179%(11月末予想:191%)

 

米国      125%       141%(11月末予想:147%)

ブラジル    115%       112%(11月末予想:114%)

 

台湾      108%       113%(11月末予想:115%)

中国      100%       102%(11月末予想:102%)

韓国      111%       122%(11月末予想:125%) 

日本      121%       137%(11月末予想:143%)

インド      107%       114%(11月末予想:116%)

 

世界      135%       132%(11月末予想:137%)

 

11月27日のデータからの11月末の予想値ですが;

ドイツ・スウェーデン・米国・日本がこれから、いかに収まるか。 スウェーデンの『集団免疫戦略』から『PCR検査拡大・追跡・隔離』を進めたが、これが、どのように功を奏していくか、結構心配です。 特に優等生国ドイツが、第2波の悪化が心配。

 

人口100万人あたりのCOVID-19の感染者数推移(東アジアの4カ国)

日本の急増は、韓国の増加よりずっと心配です。 中国・台湾はほぼ、抑え込まれている。

  中国 台湾 日本 韓国
202002 55 1 2 57
202003 57 13 15 191
202004 58 18 111 210
202005 58 19 133 224
202006 59 19 147 250
202007 61 20 267 279
202008 62 20 537 389
202009 63 22 656 464
202010 63 23 794 517
202011 64 27 1,103 641

 

人口100万人あたりのCOVID-19の死者数推移(9ヶ国と世界)

世界中が増加傾向の中でも、米国・ブラジルの急増が心配。

  中国 台湾 日本 韓国 インド スウェーデン ドイツ 米国 ブラジル 世界
202002 1.97 0.04               0.37
202003 2.31 0.04 0.44 3.18   14.46   9.58 0.75 4.96
202004 3.22 0.25 3.28 4.84 0.78 243.78 75.05 184.19 25.72 29.23
202005 3.22 0.29 7.04 5.29 3.74 435.18 101.45 313.54 135.65 47.41
202006 3.22 0.29 7.69 5.51 12.61 525.78 107.11 381.08 274.34 64.42
202007 3.24 0.29 7.93 5.87 25.91 568.26 109.11 459.42 429.35 85.74
202008 3.28 0.29 10.11 6.32 46.72 577.86 110.98 553.07 568.44 108.66
202009 3.29 0.29 12.37 8.06 70.65 580.14 113.24 580.14 672.38 129.46
202010 3.29 0.29 13.88 9.05 88.15 590.34 127.45 693.98 750.27 151.74
202011 3.29 0.29 16.22 10.06 98.34 655.69 186.03 795.93 806.65 183.91

 

10月度の前月末比  11月27日現在(月末予想の10月度末比)

ドイツ     110%       142%(11月末予想:148%)  

スウェーデン  102%       110%(11月末予想:112%)

 

米国      112%       114%(11月末予想:116%

ブラジル    112%       107%(11月末予想:108%)

 

台湾      100%       100%(11月末予想:100%)

中国      100%       100%(11月末予想:100%)

韓国      112%       111%(11月末予想:113%)

日本      112%        115%(11月末予想:117%

インド          125%       111%(11月末予想:113%)

 

世界      118%        120%(11月末予想:123%)

 

死者数増加率からは、ドイツ・米国・インド・韓国・日本が心配。

 

人口100万人あたりのCOVID-19の死者数推移(東アジアの4カ国)

台湾・中国は抑えこんでいますが、日本・韓国が感染者数の増加傾向と同様で心配です。

  中国 台湾 日本 韓国
202002 1.97 0.04    
202003 2.31 0.04 0.44 3.18
202004 3.22 0.25 3.28 4.84
202005 3.22 0.29 7.04 5.29
202006 3.22 0.29 7.69 5.51
202007 3.24 0.29 7.93 5.87
202008 3.28 0.29 10.11 6.32
202009 3.29 0.29 12.37 8.06
202010 3.29 0.29 13.88 9.05
202011 3.29 0.29 16.22 10.06

 

新型コロナウイルス感染症『COVID-19』と、新型コロナウイルス『SARS-CoV-2』は、想像以上に複雑でタフです。 まさに有事の長期戦です。 ワクチンが安心して皆が適用できるまでは、平凡ですが、『三密回避』、『マスク着用』、『PCR検査拡大と陽性者の隔離(クラスター感染防ぐには)』の徹底です。

 

100万人あたりの感染者数増加率と、死者数推移の地域差(米州・欧州・アジアの順)の早急な究明が必要です。 更には、優等国のドイツも心配。 各b種データも、同じ条件で集計されてはいないと思いますが、スペイン風邪以上の難敵です。

         (20201128纏め #252)

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『錆びない剣 1(偶然で結果良し)』(好奇心は探る—古代技術のこと』ー鉄鉱石の代わりに鉄隕石を使った。化学変化が錆や腐敗から剣を守った。ー

2020-11-28 18:08:47 | 技術

『錆びない剣 1(偶然で結果良し)』(好奇心は探る-古代技術のこと)

『鉄鉱石の代わりに鉄隕石を使った。化学変化が錆や腐敗から剣を守った』

 

先日、ツタンカーメンの特番で、3,400年間も『錆びなかった剣』が放送されていました。 

  


ウエブ情報(ツタンカーメンの錆びない剣の画像)より引用

 先ずはウェブ情報です。

 1922年、考古学者ハワード・カーターによって発見されたツタンカーメンの墓だが、ミイラの右大腿部分に、1本のナイフが収められていた。 現在、エジプト考古学博物館が所蔵するこのナイフの刃の部分に研究者を悩ませ続けてきた大いなる謎が秘められていた。

 なんと、3400年以上前に作られた鉄製のナイフであるにもかかわらず、刃がまったく錆びていなかったのだ。 しかも、鉄器時代の幕開け(紀元前8世紀)から遡ること600年、紀元前14世紀に作られたものと考えられており、世界史の通説とも合致しない。

 今回この謎に挑んだのが、ミラノ工科大学(伊)、ピサ大学(伊)、エジプト考古学博物館の研究者たちからなる共同研究チームだ。ツタンカーメンのナイフを蛍光X線による組成分析(非破壊分析)にかけた彼らは、結果を先月20日に学術誌の論文において研究チームは、ツタンカーメンのナイフが隕石から作られたと結論づけている。

 

 ここで思い出したのが、2,000年以上も錆びなかったと言われる。中国の『越王勾践剣』で八振りもある、と言われています。

 

これもウェブ情報です。

なんと、2000年以上という長い年月を土の下で眠っていたというのに、刀身が全く錆びていなかったからです。 別の場所で出土した同年代の剣の多くは腐敗が進み、かつての輝きは既に失った状態で見つかっています。 しかし、「越王勾践剣」は当時の造形や輝きをそのままにして見つかっており、刃の鋭さまで保っていました。

  ただの鉄ならば100年と持たずに錆びてしまうはず・・・。

(どんな防錆処置をしても、持っても百数十年でしょうか、日本の鉄筋構造が良い例です。)

  その謎を解明するために、中国の復旦大学と中国科学院が共同でX線解析した所、ついに謎が解明されました!  その結果、剣の刀身には銅が用いられており、表面には硫黄が多く含まれていることが判明しました。 そして、硫黄が刀身の銅と化学反応を起こして生まれた「硫化銅」が、剣全体を包んでいることも分かりました。つまり、硫化銅がちょうど鞘と同じ働きをして、刀身本体が空気に触れる事を防いでいたのです。 さらに、表面に薄いクロムが塗られている事も分かり、クロムの影響で腐敗を防いでいた事も判明しました!

つまり、化学の力を使って錆や腐敗から剣を守っていたのです。

 

このような情報;

❶エジプトの剣、鉄鉱石の代わりに鉄隕石を偶然使っていた。

❷中国の剣、結果的に、化学変化が、錆や腐敗から剣を守っていた。

を早く解って居れば、グラハムハンコックの小説に夢中にならなくて済んだと思うこの頃です。

       (記事投稿日:2018/05/31、最終更新日:2020/04/08、#019)


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