知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『100m走、スプリンターのこと 1(初めは、走幅跳ルイス、200ⅿ走ボルト)』―オリンピックの花100ⅿ走を大輪に咲かせた二人のス-パースターは伝説にー

2020-11-30 09:27:00 | スポーツ

『100mスプリンターのこと 1(初めは、走幅跳のルイス、200ⅿ走・のボルト)』

―オリンピックの花100ⅿ走を大輪に咲かせた二人のス-パースターは伝説にー

 

カール・ルイス      ウサイン・ボルト

 

 

今では伝説のスプリンターともいえるカール・ルイスと、史上最強の、ウサイン・ボルトを比較してみました。             

   カール・ルイス  ウサイン・ボルト

生年月日

19610701、現在55

19860831、現在30

身長・体重

188㎝・88

196㎝・94

足のサイズ 右

28.4cm

31.0cm 

      左

28.7cm

31.0cm

自己ベスト100m

9861991年)

9582009年)

200m

19751983年)

19192009年)

トップスピード

12.05m/s 

12.27m/s 

トップスピード位置

40m附近

60m附近

平均ストライド

232㎝(x43)

244㎝(x41

 

ルイスの、100m自己ベストは30の記録、200m22歳の記録。

ボルトの、100m自己ベストは23歳の記録、200m23歳の記録。

いずれも当時世界新記録。

 

上記の数値から、従来の経験では比較の難しいところがあります。

トップスピード達する距離ですが、40 vs  60mと差は大きいが、二人の身長差(8㎝)・体重差(8㎏)・ストライド差(12㎝)これらの差は、あまり大きくありませんので、何とも言えません。 

一般的に、両者とも体躯からは、100m走よりも200m走に向いている、と言われますが、ウェブで見ると、ボルトは、ラスト10ⅿラップでスピードが落ちた例があります。予選で世界新を出したことがありますのでラスト10ⅿを俗にいう『流した』可能性はあります。 このトップスピードで走る6090m間は『流す前の、チカラガ抜けた状態で走れた』好結果と見られます。 

❸ウェブでは確認できませんが、ルイスはゴールまでトップスピードを維持していたと言われていますので、100m200m走共に理想的な走りあった。ボルトの100m走は、素人には『もしかするとまだ粗削り』に見えました

余談です。 上記の比較にIOCが選んだ20世紀を代表するスポーツ選手のベン・ジョンソンを選ばず、カール・ルイスを選んだ理由が下記です。

金メダルを剥奪、記録は抹消された幻の金メダリスト、短距離走のベン・ジョンソンが『IOCが選んだ20世紀を代表するスポーツ選手』に選ばれ、偉大な足跡のカール・ルイスが選ばれておりませんでした。 ベン・ジョンソンは『IOCが選んだ20世紀を代表するスポーツ選手』からも抹消されるべきで、反対にカール・ルイスが選ばれるべきであったと、今でも思います。 私見です。

 

因みに『IOCが選んだ20世紀を代表するスポーツ選手』は;

*サッカーの、ペレ(本名:エドソン・アランテス・ド・ナシメント)

*ボクシングの、モハメド・アリ

*バスケットボールの、マイケル・ジョーダン

*競泳の、マーク・スピッツ

*短距離ランナーの、ベン・ジョンソン

いまだに、20数年破られていない、100m200m走の女性ランナーの、フォローレンス・グリフィス=ジョイナーは、ドーピング疑惑はありましたが、結果『グレイ』でしたが、選ばれておりません。 IOCは、やはり男社会です。

ウサイン・ボルトは、特別に進化する『ヒト』が出てこない限り、次に『IOCが選ぶ21世紀を代表するスポーツ選手』に選ばれるでしょう。

将来のことですが、『IOCが選ぶ21世紀を代表するスポーツ選手』には、ウサイン・ボルトも可能性大ですが、レスリングの日本の吉田沙保里(個人戦では1敗を挟んで119連勝と206連勝)も選ばれることを信じています。

昔は、背の高いヒトは100m走には向かない、中肉中背の筋肉質が有利と言われていました。 今は違って、ルイスもボルトも高長身・大型選手で、比較的大きなヒトが、勝つ機会が多い時代です。

 

日本チームが銀メダルに輝いた400mリレーで、100m平均940で走っていますので、クラウチングスタートからトップスピードへの立ち上がりの大変さと、助走とバトンタッチがキーになることがよく判りました。 曲走路と体躯の関係も調べてみたいと思うこのごろです。

        (20160822纏め  20181104改 20181223改 20201130追補 #043)


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