『宇宙船地球号・奇跡の星・水の惑星が「人新世」時代へ 3』
「地球上には、隕石衝突とスーパープルームでできた巨大山脈が!」
これほど、大昔のことが解る、現代の科学は凄い。 20億年前に地球史上最大の隕石が、南アフリカに激突。 隕石衝突の跡のクレーターの大きさは衝突時で300km、やがて180kmになった。 隕石の大きさは直径12kmで、重さは3兆トン、衝突時のスピードは7万2000km、衝突のエネルギーは1億メガトンで、水爆200万発分に相当、その時の衝突時はマグニチュード14、日本の最大の地震マグニチュード9の500万倍というから凄い。 地球史上最大の隕石が激突し、巨大なクレーターが刻まれた!
ウエブ情報から引用
隕石衝突クレーターとその後の、スーパープルームでできた、南アフリカ共和国の全長約1000㎞の巨大山脈ドラケンスバーグ山脈。 地球規模の大陸移動や造山運動できた超巨大山脈のトップ10にも入るほどのスケールには驚くばかりです。
スーパープルームとは、別名をスーパーテクトニクスといい、地中深くのマントルに向かってプレートが沈み込んだ反動でマグマがおされて地上に噴き出てくるというもの。 火山の噴火が地下のマグマだまりから様々な要因でマグマや蒸気が噴き出すのに対して、スーパープルームは、地球の内部から直接マグマが噴き出てくるというもの、もちろんスーパープルームも噴火のひとつではあるものの、火山の噴火とはレベルが違うものです。
恐ろしいレベルの噴火、スーパープルームですがシベリアトラップと呼ばれる噴火がこれに当たるとされています。 このシベリアトラップは2億5千年万前のこと…超大陸という地球上のすべての大陸がひとつにくっついていた超大陸があった時代に起こったそうです。
隕石衝突クレーターと、その後の、スーパープルームでできた、全長約1000㎞の巨大山脈ドラケンスバーグ山脈の一部。
ウキペデイア情報から引用
ドラケンスバーグ山脈(上の写真の中央部分)
ウキペデイア情報から引用
この山脈は南部アフリカの南東部に位置し、南西から北東へと約1000kmにわたってのびている。 西部はオレンジ川とヴァ―ル川に浸食されている。 一方、東部と南部にはトゥゲラ川やサビーカ川などをはじめとする多くの河川が流れている。 日本の百名山を生涯に踏破できる人の統計はないそうです。 多くの方々が推測していますが、二万数千人だろうと言われていますが、このドラケンスバーグ山脈、約1000㎞の完全縦走・登頂は大変だろうと思います。
(記事投稿日:2021/10/22、#412)
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