『日本は・日本人は凄い 4(空手のこと、沖縄空手は真の武道 2)』
『日経新聞(2022/02/06)のNIKKEI The STYLEに連続3頁3面に紹介!』
この記事を読んで、すぐに思い出したのが『ベスト・キッド』(原題:The Moment of Truth / The Karate Kidは、1984年に製作されたアメリカ映画)です。
『少年が日系人に教えてもらった空手を通して成長していく3作と、同様に少女が教わる1作、その流れを汲んだリメイク版がある。 当初、ミスター・ミヤギ役は三船敏郎氏にオファーが出されていたが、三船氏が断ったために、何度もオーディションを受けていたノリユキ・パット・モリタが最終的に選ばれた。
劇中の空手は、接近戦を想定した猫足立ちであることと、本作の脚本家が剛柔流空手道を長年に亘り学び、出演者に指導したこと、ミヤギという姓の空手家が実在したこと、パート3で披露される型「征遠鎮」から、剛柔流空手道であることがわかる。』とウエブ情報にありました。
那覇手(ナーファディー)系
ウエブ情報から引用
那覇は海外への玄関口として古くから開けた商業都市でした。 福州との関係も深く、久米村(クニンダ)は福州を中心にした中国系渡来人の居住区でした。 このような環境下で生れたのが那覇手です。 その系譜は東恩納寛量から剛柔流開祖宮城長順へと受け継がれました。
この機会に沖縄空手を通して、沖縄を理解したいと思います。 繰り返しになりますが、沖縄は、中国と日本の間にあった昔の琉球国です。 沖縄の方々の名前は3文字の漢字の苗字があります。 例えば『具志堅(姓は具、名は志堅)』『仲宗根(姓は仲、名は宗根)』とか中国名のフルネームを苗字にされた歴史があり、さらに『ひめゆりの塔』の悲惨な歴史もあります。
皆様も沖縄をいろんな角度から見て頂きたいし、特に、ひめゆりの塔の遺跡の防空壕は見学して頂きたいと思います。 沖縄空手だけでも沖縄の歴史を物語っています。
沖縄空手『己を鍛え、平常心に至る』
鍛錬具『マキワラ』や道場の床などを、日々打ち続け鍛え、その結果、人さし指も中指も薬指もすべて同じ長さにそろえる。 だが本当に驚くのは、多くの空手家がこんな風に答える。 『目標は、空手の技を使わないこと。 一度も空手を使うことなく生涯を終えて初めて、よい修行ができたということになる。』
沖縄空手『平和の武 世界とつながる』
体を動かしたければ空手の型を繰り返し、歌いたければ三線を弾き、踊る。 善の魂の持ち主を目指し自分を磨くという意味で、すべては同じもの。
沖縄の伝統空手について県は、国連教育科学文化機構(ユネスコ)の無形文化財登録を目標に掲げる。 ただ五輪で注目された『競技空手』は、この対象には含まれない。 競技であれば国際的に統一されたルールが不可欠で、沖縄や文化、実戦から遠ざかる。 伝統空手から見ると、観客や審判を意識する競技の『形』は動きや間が必要以上に大きく不自然で、別物とみなされることが少なくない。
一方で、競技・スポーツが持つ華々しさや楽しさは、空手の愛好者を増やし、子供たちの目標になってきた。 競技空手を経て、伝統空手の意識や精神性に魅力を見出す人も増えている。 県などでは双方を車の両輪と位置づけ、沖縄空手界全体の発展を図っている。
沖縄空手『沖縄に伝わる言葉』
『他人から暴力を受けても眠れるけれど、他人に暴力をふるったときは、眠れない』と、伝わっているそうです。 昨今の世相の中では 肝に銘じて覚えておきたい言葉です。 ガキの頃の喧嘩でさえも、これをよく実感しました、
(記事投稿日:2022/02/13、 #475)
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