TVで社員食堂の人気ランキングをしていました。
1位は、「毎日食べる健康面」という理由から「TANITA食堂」でしたね。
さて本日は、ワインではなくオイルの試飲です。
エクストラヴァージン オリーブオイル
グラーティ社のもの2010年と一年前に開封していた2009年のもの、そしてスーパーで手に入るボスコ社のもの。
オイルも陶磁器もイタリア産
グラーティ…500ml 3150円
ボスコ………250ml 348円
ジノッリの皿(青)…値段は憶えていません
裏に間違い字のある皿(茶色系)…いつ買ったのかも不明
オイルは普段使いと、フォーマル使用。どちらも気に入っているものです。
両社製品の大きな違いは、香りの余韻の長さとサラリ感。
お肉の脂身の質の違いのようなもの、と説明差し上げたらよいでしょうか。
グラーティ社の、一年古い方には、香りが残っていませんが、
新しく開封した方はフレッシュで、はつらつとしたトマトのヘタのような香りがします。
有良 明美のウンチク
「オリーブオイルは健康に良い」といわれます。
けれど、買ったはいいけれど、
「緑色の濃いエキストラヴァージンオイルは、特徴が強くて使いにくい」という声を多く耳にします。
使い方が、少々わかりにくいかもしれませんが…
私は、加熱調理には黄色っぽいピュアオイルだけか、ピュアおいるにエキストラを少し混ぜて使います。
そして、野菜サラダやパンには大体合うのですが、
香りと、木の枝のようなわずかな苦みが邪魔をしてしまいそうな場合、
味の観点からは、使わないほうが無難かと思います。
オリーブオイルは「不飽和脂肪酸」の含まれる割合の高いオイルですよね。
最近の研究で、「多価不飽和脂肪酸」は過剰に摂取すると、
善玉コレステロール(LDL)を下げてしまいますが、
オリーブオイルは「不飽和脂肪酸」のうち特に「一価不飽和脂肪酸」が多く、
善玉コレステロールを下げないことがわかっています。