アケミーナ 

イタリアでホームステイをしていた野菜とワインのソムリエ⭐︎アンチエイジングに取り組んでいます♪

医食同源

2012-02-06 | 素材

本日は、質素に「野菜スープ」

昨日からの風邪が、思いの外ひどいんです。
熱はないものの、鼻かぜ&喉かぜ、そして頭痛、この鼻水は一体どれだけ出るの?というくらいです。

本当は、たまご酒が飲みたいんですが(卵の白身に含まれるカゼインとアルコールに期待して(^J^))
おばあちゃんの知恵袋で「梅ツボの底の梅干し」をスープに入れてみました。
底の方の汁もたっぷり入っている、野菜たっぷりのスープ。
胃が強い方なので、食べごたえがある切り方にしています。

有良 明美の書き下し
「医食同源」とは、バランスの取れた食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方。
医療と食事は体を良くする同じ効果があるという意味です。
ただし、私から付け加えさせていただきますと…
それぞれの体質や体調を見ないことには、きちんと合わせれませんよね。
予防行為ではあるけれど、医療行為ではないと思います。

※既往症など、重大な病の危険性のある方は、すぐ病院で診てもらってください

食材の効能
梅干し……体を温め発汗させる。
 生の梅に含まれる「アミグダリン」という成分には毒性がありますが、塩漬けにすると喉を癒す物質になるとされる。
生姜………加熱したものは、冷えた体を温め発汗させる。
ネギ………体を温め発汗させる。硫化アリルが疲労回復を促し、ネバネバ物質に、炎症を抑える成分が含まれる。
大根の実…粘膜の炎症を癒すマグネシウムや鉄分が含まれ、咳や喉の痛みを鎮静させる冷却効果がある。
ニンジン…リコピンが活性酸素の既成を抑制し、カロテンは抵抗力を高め、粘膜や皮膚を健やかに保つ。

昨日ご紹介した金柑は、咳止め・のどの痛みを緩和するといわれます。

追記
「医食同源」は、中国の「薬食同源」を元にした造語。
1970年代、食文化の欧米化への反省や、中国との国交回復があり、
中国式食養生がブームになり生まれた言葉です。

コメント (1)
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