いや確かに我が娘に対して、こんな言葉を投げかけ続けた母であったと振り返る。
「今の時代、女とて生涯かけて自力で自身の身を立てつつ生きて行くものだ。 貴方もそんな将来を意識しつつ勉学に励むように。」
昨日、既に31歳になっている一人娘が、親元の我が家を訪れた。
そして言うには。
「もう既に次なる就職先が決定して、そこに挨拶に行ってきた。 歓待していただいて、来週からその職場で働くこととなる。」
母親の言いつけを これ程までに実行する娘が、存在するものだろうか?
もしかしたらこの私は、上記の発言により娘の婚期等々別分野の楽しみを奪ってしまったのだではなかろうか…
なる不安材料すら抱いてしまう。
まあそれでも、我が娘に結婚願望が一切無いのは私のせいではなく、本人の希望の方が大きいのは事実だろう。
そうそう、昨日娘はステキな春のトレンチコートを着て我が家を訪れた。
それがスリム体形の娘に、実に似合っていること!
亭主と2人で 娘のそのコート姿を一見して、親馬鹿ながら「いいコート見つけたね!」と褒めつつ、見惚れたものだ。
そうだなあ、こんなに外見も整っている(親馬鹿でスミマセン…)娘が30過ぎたからと言って、次なる就業先に苦難する訳も無いか…
などと、まさに親馬鹿ながらの反省をしつつも。
とにかく、我が一人娘の再々…就職先は、決定しました!
あの子の不思議な魅力・能力により。
あの子なりに自身が見つけた仕事に励みつつ。
今後もこの世を無事に渡って行くことでしょう!!