原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

年金受取口座がある金融機関には、自ら定期的に足を運ぶべきです!

2024年08月21日 | お金
 本日のエッセイは、 数本前に公開したバックナンバー 「大手銀行普通預金の金利引き上げを受けて、私宛にも取引金融機関から電話があった」の続編の形となるが。


 当該バックナンバーの一部を、以下に引用しよう。

 つい最近、我が年金取扱い信用金庫より何度か電話が入った。
 その内容とは、「現在お預け頂いている定期預金(1年もの)の金利が上がります。この機会に、普通預金を定期預金に預け替えしませんか。」というものだった。
 その詳細を確認すると、「1年もの定期預金の金利が0.15%となります。例えば、100万円お預け入れ頂きますと、1年で1500円の利子がつきます。 8月いっぱいまでの特典ですので、どうか早めにご来店下さい。」


 この原左都子、決してその種の電話にすぐになびく人種ではないのだが。

 今現在、私は歯科にて治療中である。
 その歯科にて、今回我が歯の一部に「審美入歯」(要するに保険診療ではなく、自費診療にて入れる入歯)を採用することとした。
 何故ならば保険診療の場合はどうしても一部に金属が入り、それが口を開けると見えて いかにも“年寄り臭い”が故だ。
 
 こう見えて、今尚自身の外見的要件にかなりこだわりのある原左都子だ!!
 例えば、同窓会などに出席すると同年齢の人たちの外観的要素の程が観察可能である。
 私の場合、同窓会に出席する最大のメリットとは、男女を問わずそれら出席者の「外観」を観察してくることにあるように自己分析している。
 その実態を観察しては、特に「外観」に関しては、いつもかなり 優越感に浸れているかも?????😜 😷 


 その観察歴から言うと。
 やはり、男女共々「歯」は目立つ!
 特に女性は 綺麗にお化粧していても、銀歯がやたら目立つと興ざめだ…
 男性の場合、歯はさほど意識しないが。
 頭が剥げているのはこの年齢としては当然の事象であり、それ程のマイナスイメージはないものだ。
 
 とにかく結論を言うと。
 たかが同窓会会場での出席者の評価に関しては。
 外見的要素に加えて、立ち振る舞いや他者に対する配慮心等々が、私にとっては魅力的であるかどうかの一番の判断材料だなあ。


 話題が大きくずれたため、修正しよう。

 今回、原左都子が我が年金受給口座である金融機関に出向いた一番の理由とは。
 今現在治療中の、我が歯を是非とも「審美入歯」で統一する意思が強靭であるが故だ!!
 「審美入歯」は既にご利用中の方々はご存じの通り、外見から決して“針金(金属のことだが)が見えないように作られている。

 この「審美入歯」を歯科にて入れてもらうためには、それ相応の“資金”が必要だ。
 それを支払う資金が決して足りていない訳ではないのだが。

 とにかく、自己資金を出来得る限り増殖するに限る。
 そのためには、たかが年金口座の信用金庫であろうが「定期預金の金利を上げます」との情報を聞けば、金融機関まで出向きそれを実行するに限るであろう!!
 
 それを、本日成し遂げに私は我が年金取り扱い金融機関に出向いていたとの訳だ!
 結果として、おそらく数万円単位の成果があったと判断します。😜 😋 

 しかも特に都会の金融機関に於いては、何分人口超巨大数にして。
 やはり 自ら金融機関窓口まで出向いた顧客を優先して、有意な取引を採用してくれる実態の様子です!!
 

大手銀行普通預金の金利引き上げを受けて、私宛にも取引金融機関から電話があった

2024年08月18日 | お金
 冒頭表題に関する一ネット情報を、以下に引用しよう。

  
 大手銀行 普通預金の金利 今の5倍に引き上げへ 追加利上げ受け
  2024年7月31日 20時38分 
 日銀が追加利上げを決めたことを受けて、大手銀行は、普通預金の金利を今の5倍に引き上げると相次いで発表しました。 各行とも、普通預金の金利の引き上げは、ことし3月のマイナス金利解除以来です。
 このうち「三菱UFJ銀行」は、ことし9月2日から、普通預金の金利を今の年0.02%の5倍の年0.10%に引き上げます。これは2008年11月以来およそ16年ぶりの水準となります。

 このほか、三井住友銀行は8月6日から、みずほ銀行はことし9月2日からそれぞれ普通預金の金利を今の年0.02%の5倍の年0.10%に引き上げます。

各行とも、普通預金の金利の引き上げは、ことし3月のマイナス金利解除以来で、大手銀行の引き上げは、今後、ほかの金融機関に影響を及ぼしそうです。

 (以上、ネット情報より引用したもの。)



 つい最近、我が年金取扱い信用金庫より何度か電話が入った。

 その内容とは、「現在お預け頂いている定期預金(1年もの)の金利が上がります。この機会に、普通預金を定期預金に預け替えしませんか。」というものだった。

 その詳細を確認すると、「1年もの定期預金の金利が0.15%となります。例えば、100万円お預け入れ頂きますと、1年で1500円の利子がつきます。 8月いっぱいまでの特典ですので、どうか早めにご来店下さい。」


 私と当該信金との付き合いは、我が年金預入時直前の64歳時に営業マンが我が家を訪れたことに遡る。 (この営業マンに関しては、本エッセイ集バックナンバーに幾度が登場しています。)

 営業マンのH氏(当時40歳ぐらい)が我が家を訪れるなり嬉しそうに曰く、
 「〇〇子さんでいらっしゃいますね!! 私ども昔から大女優の〇〇子さんの大ファンで、ファンクラブに入り月一以上のペースで〇〇子さんご出演の映画上映会を見に行っています。 あれ程素晴らしい女優さんは世紀を超えて存在し得ません! 我が信金の近くに、同姓同名の〇〇子さんが存在しておられる事実を知り、どうしても年金担当をさせて頂きたく思い本日参上しました!!」😱 😃 

 その後もこのH氏は月一ペースで我が家を訪れては、当該大女優〇〇子氏の最新情報等々を私に伝えて下さる。
 こちらとしても、我が婚姻後の本名が昭和の大女優〇〇子氏と同姓同名である事実を“これ以上無い幸運”😜 と捉えていたこともあり、H氏との会合は毎回盛り上がった。
 ついでにH氏と自己紹介し合っていると、偶然にも我が2度目の大学にて「金融論」を担当頂いた教授が、現在ではH氏ご出身私立大学の学長となられているとの共通話題もあったりで。 
 とにかくH氏が別支店へ転勤されるまでの2.3年間、 月一ペースで今は亡き我が国の大女優〇〇子氏の話題に花が咲いたものだ。

 そのH氏が別支店へ転勤された後に、当該昭和の大女優〇〇子氏は残念ながらお亡くなりになられた。
  (ん? 大女優〇〇子氏が亡くなられたのはもっと以前か?? 我が記憶があやふやだが、 とにかく当該ブログを立ち上げた2007年時点では未だ大女優〇〇子氏が生存されていたのは確かだ。 大女優氏との混乱を避けるために、あえてこの私はエッセイ集のペンネームに栄光の本名を使用するのを避けて、「原左都子」とのペンネーム使用を決定したものだ!)

 参考だが、今となっては当該大女優を知る人が世に極減していて。
 私が何処で本名をフルネームで高らかにも告げても何らの反応も無くなっているのが、ちと寂しい… 😰 


 最後に話題を、信金からの電話に戻そう。

 女性担当者の説明を元に、計算してみると。
 例えば100万円を預けて、金利0,15%で利子が1500円。
 500万円だと、その利子は7500円。
 確かに、何らかの腹の足しにはなりそうだが。

 これが 上記の女優〇〇子氏の大ファンのH氏からのお誘いだと、すぐに乗るのだが。
 今回電話を頂いた女性担当者は、我が名前に関して何らの反応も無かったなあ…

 参考だが、上記大女優ファンのH氏は いつもわざわざ我が家まで足を運んで下さって取引していた。 今となっては時代も変遷しているのだろう。

 わずか何千円程度のカネのために、こちらから信金窓口まで出向く価値の程はどうだろう?????
  いや、セーターの1枚くらい買えるか??

 まあ悪い話ではないので、今は亡き昭和の大女優〇〇子氏と同姓同名の私が窓口まで出向いて手続きして来るかな? どうしようかな??? 
 

我が子が新婚で新居を購入する際に、親は資金的援助をするべきか?

2024年06月23日 | お金
 本日のエッセイテーマは原左都子としては珍しく、家族とカネにまつまる話題である。


 と言うのも、本日午前中に我が郷里 親戚のさっちゃん(実母の妹に当たり、近頃電話のやりとりが多い等々 以前から仲よくしていただいている叔母)より電話があったのだが。
 その主たるテーマが、表題のごとくだった故だ。


 お互いの近況を述べあっていたところ、話題が「家族とカネにまつわる話題」に移った。

 さっちゃん曰く、「〇ちゃん(私の事)が30歳頃に単身で自分が住む住居を購入した時には、親御さんからいくらぐらい援助してもらったの??」

 私応えて、「全額自己資金での購入だったよ。 そもそもうちの親(さっちゃんの実姉とその夫)って、元々子どもにカネを使わない人種なのよ。 教育費用ですらケチったんだから、私が単身で暮らす家にカネを出す訳もないと最初から悟っていて、全額自己資金で購入したよ。)

 さっちゃん応えて、「そうだったの! それはビックリだけど、確かに〇ちゃんは医学の仕事をしていて結構自力で稼いでいたよね。 それにしても、本当に親が一銭も出さなかったの?!?」
 私が応えて、「そもそもあの親どもは、私の上京後一度足りとて様子を見にも来なかったよ。 一度何で来ないのか?と聞いたら、〇子(私の事)は何の心配も無くて行く必要が無い、と言ってたよ。  米国の姉の処へは何度か行ってたくせにね。」

 さっちゃんが応えて、「私が思うには、子どもの再スタート時には例えば新居購入等の一助を親が成すべきと考える派で。 長男にも次男にも、それぞれ数百万円単位の援助をしたものだ。 これぞ、親として果たす役割と私は今でも考えているよ。」

 ついでに私が曰く、「あの母親は、私が30歳独身時に自力で新居を購入したと言った途端、すぐさま一人でやって来て、多忙を極めている私を無視してその新居をまるで自分が購入したがごとくにテレビを長時間見たり、ダラダラと自分の好き放題に暮らすのよ。 私としては当時勤労学生でまさに多忙だったし、横でテレビ見て寛がれても迷惑なのできっぱり怒ったよ!  そうしたら、早めに帰ることにしたようだけど、その際に新居祝として5万円だけ置いていったかな??」

 それを聞いたさっちゃんが驚いて、「親から子に対する新居祝金が5万円だけ!!! 到底常識では考えられない!!」

 そこで私が言った。 「だから、あ奴(母親)はさっちゃんへの遺産も5万円でいいと言ってるのよ。 残った遺産に関してはいろいろ私に言ってくるけど、どれもこれも信ぴょう性が無いことばかり。 全部米国のジョージくん(NASA勤務で年俸3000万円也の孫)にやる、と言い始めたり。 そもそも、我が父の遺産とて自分で独り占めして知らんぷりよ。 大した金額じゃないからそれでいいと私も思っているけど。」

 それを聞いてさっちゃんが再びビックリして、「ええ、御主人の遺産を独り占めにしたの!?! それは考えられない話よ!!」
 私が返して、「もう済んだ話だからどうでもいいんだけど、非常識な話でしょ。」


 まだまだお金がらみの話が続いたなあ。

 とにかく、私の叔母であるさっちゃんとの人物は世間常識を十分にわきまえている人で、自身の息子さん達2人の住宅建設費用等々の一部(多く)を心良く負担してあげたとのことだ。



 いやいや、この私は本気で“業突く張り”の実母のカネなど一銭も要らない!!
 今後の葬儀やその他の世話はこの私しかする人間がいない故に、責任もって執り行うが。

 葬儀の後、永代供養墓に入れたらそれで終了さ、 我が実母に対する奉仕活動は。


 実母のカネなど、本気で一銭も要らないが。
 
 そうだなあ、我が最愛の一人娘にはきちんと遺産を残してやりたいなあ。 
 そして、もしも将来婚姻して共同生活に入る場合には、さっちゃんのように出来る限りの援助をして、豊かに暮らしていける土台作りをしておいてやりたいものだ。


再掲載 「正しいお金のため方」

2024年03月22日 | お金
 こんなバックナンバーを、原左都子としては少しも再掲載したくはないのだが…


 何故か、公開後十数年の年月が流れているにもかかわらず、未だに時折上位にランクインするバックナンバーであるため。

 本日、再掲載させていただこう。




 私は住宅ローンの早返しが得意技のひとつであることは、当ブログのバックナンバーで既に述べた。(“お金”カテゴリーの「住宅ローンの早返し」をご参照下さい。)
 上記のバックナンバー記事「住宅ローンの早返し」において、現在までに居住用住宅物件を4件購入し(うち、2件は買い替え)すべて住宅ローンは短期間で完済していることを既述した。

 早期にローン返済するための第一条件は言わずと知れているが、返済できる資金が手元にあることである。
 資金を手元に保有するためにはどうすればよいか。その答えは簡単、お金を貯めればよいのである。

 近頃、主婦向けのマネー関連の雑誌が数多く刊行されているようだ。私はその種の雑誌を購入したことも、しようと思ったこともないのだが、新聞の下の方の広告欄で垣間見るとその内容には涙ぐましいものがある。一日の食費を1000円で抑えるだとか、年収300万円でも月10万円は貯蓄しようだとか…。 そんなに血眼にならないとお金って貯められないものかなあ、私に相談してくれたら普通に生活しながらお金が貯まる方法を伝授するのに…、といつも不思議に思ってしまうのである。
 
 私は物心がついた頃からお金を貯めていた。昔、学校の長期休暇前に「肝油ドロップ」を購入する慣習があったのだが、そのドロップの缶に小遣いの残りの小銭を貯め込んでいた。 決して親からそうするように教育された訳ではなく、自主的に貯めていた。小さい頃の小遣の使い道といえば駄菓子屋で駄菓子を買ったり、夏はかき氷を冬はお好み焼きを食べに行ったりすることなのだが、周囲の友人や姉といっしょに普通にそういうことも楽しんでいた。それでも、ドロップ缶の中の小銭は増える一方だった。そのドロップ缶貯金が増えることがうれしかった感覚の記憶は今でも私の脳裏にある。
 中学生になると月額で小遣をもらえるので、ドロップ缶の中身は小銭に加えて札も目立つようになっていた。
 そして高校生になると私の貯金は万札に形が変わり、それが何枚にもなった頃、私は自主的に近くの郵便局へ行って郵便貯金通帳を作った。今度はこの通帳が私の貯金箱となった。やはり、この残高が増えていくのが面白かった記憶がある。高校卒業時点でその残高は私の記憶によると10万円を超えていた。受験生であったためアルバイトをしていた訳ではない。あくまでも小遣をちまちま貯めた結果である。

 大人になって一人暮らしを始めてからは几帳面に家計簿をつけるようになった。もちろん自主的に。そして金融商品の金利に興味を持ち、郵便貯金一本からだんだん通帳を増やしていった。その残高がどんどん増えるのが快感なのである。
 私は外見的に派手好みであるし、特に独身の頃は行動も派手だったため一見ちゃらんぽらんな浪費家人間に見えたようだ。私がお金を貯め込んでいることは知る人ぞ知るのだが、周囲のほとんどの人たちはまさか私が預金通帳の残高を見ながらほくそ笑んでいるとは想像だにしなかったであろう。
 当時は高金利時代であった。預貯金の年利が8%という時期もあり、郵便局の定額預金など10年間で元利合計が元金の2倍以上になる美味しい時代もあった程だ。私は新聞の経済面の金融商品欄はいつも欠かさず注視していた。私はお金を貯める事に関しては石橋をたたいて渡るタイプで、ハイリスクハイリターン商品には決して手出ししなかった。20歳代後半で預金が1000万円を超えたとき、その大部分を信託銀行のビッグ(貸付信託複利5年もの)に入れ替えた。当時の安全商品の中では金利が最高だったためだ。あの時、お金をビッグに入れるために信託銀行に行った時の係員の無礼な対応は今でも忘れない。一見ちゃらちゃらした派手な小娘が信託銀行に何の用かと係員が思うのは無理もない話だ。

 結婚後はずっと低金利状態が続いているため、お金を貯めることよりも住宅ローン返済に集中してきた訳である。

 という訳で結論として、私のような庶民にとっての正しいお金の貯め方とは何か。“正しい”かどうかについては確信はないが、その秘訣はお金が貯まることがうれしいと思う気持ち、そしてお金を貯めることに対する興味ではなかろうか。まさに“好きこそ物の上手なれ”である。私の周りを見渡しても、浪費家というのはそもそもお金を貯めようという発想自体がさらさらないように見受けられる。
 そして、何よりもライフスタイルである。私は派手好みではあるけれど、ブランド物で身を固めたいなどという欲望がほとんどないことについてはバックナンバーでも既に述べている。私は小さい頃から物欲があまりない方であると思う。人の持ち物が欲しいと思う気持ちは昔からほとんどなく、マイペースで自分の人生を貫いてきている人間である。
 加えて、お金を貯めるために要求されるのは情報収集力であり、計画力であり管理力である。これらは最低限の必須条件であろう。

 このように考えてくると、やはりお金とは付け焼刃では貯まらないものなのかもしれない。持って生まれた適性や能力もお金を貯めるひとつの重要な要素となろう。

 お金を貯めたい皆さん、少しは参考になりましたでしょうか? 

 (以上、原左都子エッセ集初期頃のバックナンバーより再掲載させていただいたもの。)



 2024年の現在、私自身の「カネのため方」も大きく移ろいでいるかもしれないが。

 それでも 高齢期に達している今尚。

 原左都子は カネに困る事が一切無い暮らしを営みつつ、今後我が命が滅びるまで自力でこの世を生き残れる自信がある身にして。
 
 いま現在 当該バックナンバーを再公開して許されるだろうと、考察している。 


 (ドジャースに移籍した大谷選手の通訳を務めていた人物が「違法賭博」事件を起こしたニュースを見て、このエッセイを綴りたくなりました… どうして違法行為をしてまで自己資金を増やしたかったのか、原左都子には一生理解できない事件です… )

我が国の65歳以上単身高齢女性の4割が貧困にあえいでいるらしい…

2024年03月11日 | お金
 日本女性関連エッセイが続くが。

 本日取り上げるのは、65歳以上高齢女性に関する話題だ。



 早速 2024.03.08付朝日新聞記事「単身の高齢女性4割貧困 男性より14ポイント高く」より、以下に一部を引用しよう。

 65歳以上の一人暮らしの女性の相対貧困率が、44.1%にのぼることが分かった。 貧困問題を研究する都立大学・阿部教授が、1月末に発表した。
 
 高齢期は働いて得る所得が減るか無くなることが多く、男女とも貧困リスクが高い。 また単身世帯は、他に稼ぎ手や年金受け手がいる夫婦世帯より貧困に陥りやすい。 ただ、同じ「高齢」「単身」でも男性の貧困率は30%で、女性と14%の開きがある。
 高齢女性の婚姻状況別貧困率をみると、既婚の13%に対し、未婚は43%、離婚は43%、死別は32%。 死別には遺族年金による一定の下支えがある。 (途中大幅略)
 厚労省は昨年初めて、統計表の中で男女別と年齢層別の数値を出した。
 厚労省とは別に総務省が全国家計構造調査(19年)に基づいて出す相対的貧困率でも、65歳以上の単身女性は35%、男性は28%となっている。
 20年の国勢調査によると、高齢単身世帯は672万人で、3分の2の約441万人を女性が占める。 40年には高齢単身女性は約540万人に達すると推計する。 このままでは、この層の貧困問題がさらに悪化する恐れがある。

 (以上、朝日新聞記事より一部を要約引用したもの。)


 
 既に高齢者域に達している原左都子としても、他人事ではない話題だ。

 私の場合は、単身世帯ではなく現在は亭主と2人暮らしの身だが。

 過去に離婚を考慮した機会が何度かあったものだ。😝 
 その際に一番に脳裏を巡るのは、はやり“カネ勘定”だったなあ。😅 

 この私、子ども時代から“カネ勘定”が得意な子で、親からもらう小遣いをこっそり溜め込んでは一人ほくそえみつつ… 
 高校生時代には小遣いも高額となるため、数十万円単位に達した暁には一人で近所の郵便局へ出掛けて「郵便貯金通帳」を作成したものだ。(参考だが、当時は子供⦅とはいえども年齢制限はあったのだろうが⦆でも単身で通帳が作れた時代だった。しかも当時の郵貯、利息が8%程あった記憶がある!?) 
 医学部を卒業して就職のために上京する際には、その通帳残高が既に100万円を超えていた記憶もある。
 上京後は新聞の金融欄を熟読しつつ、利息が高額である貸付信託「ビッグ」に貯蓄を入れ替えたり等々の努力も重ねながら。 
 長き独身時代は職(医学、教職等々)が安定して稼ぎが多かったため、更に貯蓄額を増殖させつつ。
 30歳時に単独購入した首都圏マンションの月々の支払いも滞りなく。
 40歳近くの晩婚時には、かなりの資産と共に亭主に嫁いだものだ。
 既に全額支払いを終えていた私自身所有のマンション物件は、婚姻後は賃貸物件として運用し月々の賃料も当然ながら我が収入源となった。 
 (20年間賃貸運営した我がマンション物件は50代終盤期に転売した。 当然ながら売却益はすべて私のものだ。😁


 まあそんなこんなで、原左都子の場合は今後もしも亭主と離婚(あるいは早死に)する事態となったとて、食うに困らない老後が送れるだろうと予測しているが。


 それにしても、世の高齢女性達の貧困問題は深刻だろう。
 どうして若き頃から女であろうが何であろうが、自分の身を削ってでも働きカネを稼いでおかなかったのか??  と、私など不可思議ではあるものの。

 無いものはしょうがないねえ。
 もし未だ健康体を維持しているのならば、身を削って働いてもよいだろう。
 ただし、貧困者程早くから身体に瑕疵を抱えているものでもあろうし…

 困った世の中だ…