(写真は、東京都内某所にある多目的スタジオ。 現在原左都子はこのスタジオで、ご覧のようにダンス用レギンスの上にミニスカートスタイルでダンスを楽しんでいます。♪♪)
このスタジオ凄いでしょ!! 我ながらよくぞまあこんな立派なスタジオを見つけたものである。
話を遡ると、私は先だっての8月末日付(実際は7月下旬より一度も行っていないが)で今まで通っていたスポーツジムを退会した。 (本エッセイ集2011年7月バックナンバー「喧嘩売らずに身を引くべきか?」において退会の詳細理由を綴っておりますので、よろしければご参照下さい。)
その後一刻も早く趣味のダンスを再開したい私は、自宅からなるべく近い場所のダンススタジオをネット検索中心に探し始めた。
そうしたところ、これが意外とあるではないか!
まずは一件目として、自宅からメトロ利用で2駅目という好立地条件のレンタルスタジオを発見し、即座に個室を一室予約した。
このレンタルスタジオは大中小それぞれの広さの個室が数室ずつある比較的こぢんまりとしたスタジオで、床の素材もダンスの種目に合わせてコンパネ、リノリウムから選択できる。 個人で利用する場合10畳程の部屋で十分だが、その場合 ¥1,000/時 と安価なレンタル料金もうれしい。
とりあえず予約してあったリノリウムの部屋を訪れてみると、これが予測より結構広い。 片側全面ガラス張りの部屋で早速ウォーミングアップの後ダンスを始めた私である。
ところが、困ったことには隣のコンパネの部屋でどうやらフラメンコの練習をしているらしき足音が大音量で響いてくるのだ。 床を激しく蹴りつつ踊るフラメンコダンサーの足音が大音量であることは知る人ぞ知ろう。 (なるほど、この手のレンタルスタジオの場合、隣室足音騒音の問題があるのか……) これでは自分のダンスに集中できない。 ただし、これに関してはコンパネ隣室を避けて予約すればある程度改善される問題点であろうと判定し、一応合格点を付けた。
ダンスを嗜んでおられる方はご存知であろうが、ひと昔前には上記のようなダンス向けのレンタルスタジオは首都圏でも数少なかったものである。
それに対し、楽器演奏者向けのスタジオは結構な数存在していた。 若かりし頃にアマチュアロックバンドの一員であった私は、普段の練習時にはその種のスタジオのお世話になった。
時が経過し、クラシックバレエを習っていた我が子が小学校高学年の頃トーシューズを履くことになった。 それまでは自宅のフローリング部屋でバレエ練習をさせていたのだが、トーシューズの足音も上記フラメンコ同様に大音量を発するため、集合住宅の我が家においてはその騒音の程を考慮すると到底自宅では練習をさせられない。
そこで、私は娘がトーシューズを履いての練習が可能なレンタルスタジオを探すことと相成ったのであるが、これには難儀した。 上記のごとく個人レッスン向けのレンタルスタジオなど、当時皆無の状態だったのだ。
それもそのはずである。 我が子が小学生の頃に通っていたバレエ教室の広さとてせいぜい20畳程度であり、そこに20名程の生徒達がひしめき合っていた。 その狭さでは舞台用の練習が不能なため、舞台前のリハーサル時には教室主宰者がレンタルスタジオを借りての練習となるのだが、これが遠方だったりさほど広くなかったりするのだ。 そのレンタル料のスポンサーでもある一保護者としては「こんな所でリハーサルするの??」と愕然とさせられたものである。
我が娘の個人的トーシューズ練習に当たっても、何とかレンタルスタジオを探し出すことができたのだが、これもラッキーだったとしか言いようがない程にひと昔前はダンススタジオは希少な存在であった。
さて、いよいよ原左都子が現在趣味のダンスを楽しんでいる上記写真のスタジオに話を移そう。
実はこの多目的スタジオに関して、私は半年程前より新聞折込チラシやネット検索である程度の狙いを定めていた。 ただ、このスタジオは公立総合体育館の一施設であるという理由から、利用者の多様性の程を推し量りつつ敬遠していた私である。
ある時、たまたまこの総合体育館を利用した人物がネット上でその体験記を述べているのを発見した。 それによると、今時珍しくもないがこの施設の日頃の運営は民間企業に委託されているとのことである。 そうか、それならば意外と融通が利いて有効利用できるかもしれないぞ!との思いでこの施設を訪れた私だった。
原左都子とは、なんとラッキーなのだろう!!
この多目的スタジオは写真の3倍程の広さがあるのだが、これを自由に使用してOK!との係員からのお達しである!
ただし、公的施設であるならば当然ながらその条件があって然るべきだ。 このスタジオは“多目的”と表現した通り普段は各種のダンスやフィットネス等のプログラムを提供する場として一般市民に利用されていることは私も承知している。
その合間に一時のみ使用されていない時間帯がある事を発見した私が、「この空き時間を個人的に利用することは可能ですか?」と係員に問うたのである。
そうしたところ 「どうぞご利用下さい」 との快諾を得られ、上記写真のごとく7月下旬頃より利用しているといういきさつだ。
公的機関でなくとも、大震災に関連する節電対応により空調や照明が抑制されることは当然ながら承知の上である。
それでも時々ジョギングをするお年寄りや、レッスンを終えたエクササイズの先生が自己鍛錬される場面にも出くわす。
ただ私のように1時間びっしり自主ダンスを踊る人種にはまだ巡り逢っておらず、この広いスタジオをほぼ独占状態なのは実にラッキーである。
(現在、このスタジオは「撮影禁止措置」となっている事をお伝えします。)
このスタジオ凄いでしょ!! 我ながらよくぞまあこんな立派なスタジオを見つけたものである。
話を遡ると、私は先だっての8月末日付(実際は7月下旬より一度も行っていないが)で今まで通っていたスポーツジムを退会した。 (本エッセイ集2011年7月バックナンバー「喧嘩売らずに身を引くべきか?」において退会の詳細理由を綴っておりますので、よろしければご参照下さい。)
その後一刻も早く趣味のダンスを再開したい私は、自宅からなるべく近い場所のダンススタジオをネット検索中心に探し始めた。
そうしたところ、これが意外とあるではないか!
まずは一件目として、自宅からメトロ利用で2駅目という好立地条件のレンタルスタジオを発見し、即座に個室を一室予約した。
このレンタルスタジオは大中小それぞれの広さの個室が数室ずつある比較的こぢんまりとしたスタジオで、床の素材もダンスの種目に合わせてコンパネ、リノリウムから選択できる。 個人で利用する場合10畳程の部屋で十分だが、その場合 ¥1,000/時 と安価なレンタル料金もうれしい。
とりあえず予約してあったリノリウムの部屋を訪れてみると、これが予測より結構広い。 片側全面ガラス張りの部屋で早速ウォーミングアップの後ダンスを始めた私である。
ところが、困ったことには隣のコンパネの部屋でどうやらフラメンコの練習をしているらしき足音が大音量で響いてくるのだ。 床を激しく蹴りつつ踊るフラメンコダンサーの足音が大音量であることは知る人ぞ知ろう。 (なるほど、この手のレンタルスタジオの場合、隣室足音騒音の問題があるのか……) これでは自分のダンスに集中できない。 ただし、これに関してはコンパネ隣室を避けて予約すればある程度改善される問題点であろうと判定し、一応合格点を付けた。
ダンスを嗜んでおられる方はご存知であろうが、ひと昔前には上記のようなダンス向けのレンタルスタジオは首都圏でも数少なかったものである。
それに対し、楽器演奏者向けのスタジオは結構な数存在していた。 若かりし頃にアマチュアロックバンドの一員であった私は、普段の練習時にはその種のスタジオのお世話になった。
時が経過し、クラシックバレエを習っていた我が子が小学校高学年の頃トーシューズを履くことになった。 それまでは自宅のフローリング部屋でバレエ練習をさせていたのだが、トーシューズの足音も上記フラメンコ同様に大音量を発するため、集合住宅の我が家においてはその騒音の程を考慮すると到底自宅では練習をさせられない。
そこで、私は娘がトーシューズを履いての練習が可能なレンタルスタジオを探すことと相成ったのであるが、これには難儀した。 上記のごとく個人レッスン向けのレンタルスタジオなど、当時皆無の状態だったのだ。
それもそのはずである。 我が子が小学生の頃に通っていたバレエ教室の広さとてせいぜい20畳程度であり、そこに20名程の生徒達がひしめき合っていた。 その狭さでは舞台用の練習が不能なため、舞台前のリハーサル時には教室主宰者がレンタルスタジオを借りての練習となるのだが、これが遠方だったりさほど広くなかったりするのだ。 そのレンタル料のスポンサーでもある一保護者としては「こんな所でリハーサルするの??」と愕然とさせられたものである。
我が娘の個人的トーシューズ練習に当たっても、何とかレンタルスタジオを探し出すことができたのだが、これもラッキーだったとしか言いようがない程にひと昔前はダンススタジオは希少な存在であった。
さて、いよいよ原左都子が現在趣味のダンスを楽しんでいる上記写真のスタジオに話を移そう。
実はこの多目的スタジオに関して、私は半年程前より新聞折込チラシやネット検索である程度の狙いを定めていた。 ただ、このスタジオは公立総合体育館の一施設であるという理由から、利用者の多様性の程を推し量りつつ敬遠していた私である。
ある時、たまたまこの総合体育館を利用した人物がネット上でその体験記を述べているのを発見した。 それによると、今時珍しくもないがこの施設の日頃の運営は民間企業に委託されているとのことである。 そうか、それならば意外と融通が利いて有効利用できるかもしれないぞ!との思いでこの施設を訪れた私だった。
原左都子とは、なんとラッキーなのだろう!!
この多目的スタジオは写真の3倍程の広さがあるのだが、これを自由に使用してOK!との係員からのお達しである!
ただし、公的施設であるならば当然ながらその条件があって然るべきだ。 このスタジオは“多目的”と表現した通り普段は各種のダンスやフィットネス等のプログラムを提供する場として一般市民に利用されていることは私も承知している。
その合間に一時のみ使用されていない時間帯がある事を発見した私が、「この空き時間を個人的に利用することは可能ですか?」と係員に問うたのである。
そうしたところ 「どうぞご利用下さい」 との快諾を得られ、上記写真のごとく7月下旬頃より利用しているといういきさつだ。
公的機関でなくとも、大震災に関連する節電対応により空調や照明が抑制されることは当然ながら承知の上である。
それでも時々ジョギングをするお年寄りや、レッスンを終えたエクササイズの先生が自己鍛錬される場面にも出くわす。
ただ私のように1時間びっしり自主ダンスを踊る人種にはまだ巡り逢っておらず、この広いスタジオをほぼ独占状態なのは実にラッキーである。
(現在、このスタジオは「撮影禁止措置」となっている事をお伝えします。)