本日、私の周辺に予期せぬ不快な事件が2件立て続けに発生した。
両者共に、我が家の集合住宅1階玄関において発生した出来事である。
その1件は、皆さんも一度はご経験があるのではないかと思うのだが、新聞等古紙回収の際に引き換えにもらえるトイレットペーパーが、我が家の分のみ「ない!」のだ。
我が家はオートロックの集合住宅であるため、各新聞販売店の回収日にはオートロックの外の玄関先に古紙を置く習慣となっている。 古紙をまとめて梱包した上に部屋番号と名前を記載した紙を添付して出しておくと、その紙の上にトイレットペーパーを置いていってくれるシステムとなっている。
このトイレットペーパーがなくなる“被害”は何も今に始まった事ではなく、そしてこれは我が家のみに限らず広域で紛失事件が発生している模様だ。
現在の住居に転居した当初はこれが日常茶飯事だった。 周辺に不審者がうろついているとの情報もあり、新聞販売店側もその対策に乗り出した時期もあった。 その成果があったのかここしばらくは“被害”に遭っていなかった。
本日の被害の場合、我が家のトイレットペーパーのみがないという点が多少ひっかかった私である。 まあ、おそらく偶然我が家ののみが何らかの理由で紛失したのであろう。たかがトイレットペーパー1個の事である。 そんなものどうでもいいよと自分を言い聞かせつつ、釈然としないわだかまりが漂うのが人間の性というものか……
もう1件も上記と時を同じくして発生した。
我が家の集合住宅1階の集合郵便受けの中に本日配達されていた各種配達物の中に、「ご住人様」との手書きの宛先が記載された開封状態の封書があった。
その封書の差出人は某大手宅配業者なのであるが、この内容を読んで何ともいえない不快な気分に陥った私である。
その封書の内容をかいつまんで紹介すると、我が集合住宅の一室に配達したメール便が行方不明状態である。 もしも貴宅に間違って配達されていたり、問い合わせ先が分からず困っている場合は以下の連絡先に一報願いたい、とのことだ。
これを一読して私の脳裏に一番に過ぎったのは、「お宅の郵便受けに誤配したのに、お宅から連絡が来ずに困っているんだよ。盗人たけだけしい行為などしてないで、早く自分が盗みましたと申し出ろよ!」と警察署の取締り室で自白させられている光景である。
もちろん、その種のメール便は我が郵便受けには届いていない。
この宅配業者の封書に記されていた文書をあくまで善意で解釈するならば、何らかのトラブル原因により目的宅に届いておらず、そのクレームを受けた末端の宅配業者が困り果てて、我が家も含めた(広い意味での)顧客さえも疑ってこの手の封書を寄こす手段に出たのであろう。
原左都子が分析するに、メール便が目的宅に届かなかった原因とは種々推測可能である。
上記のトイレットペーパー紛失事件のごとく、不審者が集合郵便受けに配達されている当該メール便を持ち去ったのかも…。 と言うのも、配達者の郵便受けへの入れ方が雑で外にはみ出ている場合が多い実情なのだ。) あるいは乱暴な指摘であろうが、配達者自身がその配達物を持ち去った…。(そんな事件も過去において発生しているしね…) その種の自社の事由や外因的な原因追求をした後に初めて、広い意味での顧客を疑ってかかるべきではないのか!?
原左都子としては、この封書に関しては“痛くない腹をさぐられた”思いでどうしても納得がいなかいため例外的に業者の実名をここで公表することにするが、それは 「ヤマト運輸」 である。
この業者にこちらから宅配便を出すことは稀だが、到着便を受け取る機会は数多い。 どうか顧客の信頼を失わないためにも、今後は社内での徹底したトラブル原因を究明した後に初めてこの種の封書を投函して欲しいものだ。
それ以前の問題として、今の社会の実態を捉えるのも大手宅配業者の任務ではないのか? これ程荒廃した日本社会において、最低限実行可能な手段としてメール便は郵便受けから“はみ出さない様に”入れて欲しものである。 それが不能ならば、安価なメール便など廃止して各戸に持参するとの手立てもあろうに。 どうしても安価なメール便を導入し続けるならば、トラブル発生による損失も覚悟の上とするべきである。
安直な経営方針の下で「無実の罪」を着せられる庶民の痛みも少しは理解した上で、今後は事業展開する努力をして欲しいものだ。
私は過去において、「無実の罪」を着せられそうになった経験が他にもある。
それは、若かりし頃海外旅行に行くに当たってスーツケースをレンタルした時の事だ。
スーツケースを貸し出す前に担当女性が各所を点検する“ふり”をしつつ、「このベルトの留め金が壊れていますが、それでもよろしければレンタルします」との事だ。 それを若気の至りの私が快く承諾して帰国後レンタル会社に戻しに行くと、別の担当者が「このベルトは貴方が壊しましたね。この賠償責任は貴方にありますので修理の実費を支払ってもらいます。」……
その種の手段で当時のレンタル会社とは収益を上げているのだなあと実感させられつつ、当時経営学分野の学問に興じていた私も頑張った。 「これは元々壊れていたことは貸出し時の担当者承知の上です。 私は決して壊していません!! 無実です!」 これに対して別の担当者曰く「皆さん、そうおっしゃるのですよ」…… 「だったら、当時お借りした時の状況を知っている母がたまたま上京していますので、その母を証人としてここに連れて来ます!」
(実は母もそんな取るに足りない事など明瞭には記憶していなかったのだが)実際に母を連れて再度レンタル会社に乗り込んだ私の勢いに驚いた相手方は、「そこまでおっしゃるあなたの言い分は正しいと感じます」とのことだ。 引き下がれない私は「お金を払えと言うならば払いますよ。 ただこんな事で犯罪人に仕立て上げられては今後の人生に傷を負いますので、どうしても無実である事のみは命を張ってでも主張します!」と涙ながらに訴えたものだ。
その後は当然のことながら、こんなくだらないトラブルなど御免被りたい思いでレンタル利用は一切避け通している私である。
新聞等古紙回収の引き換えにもらえるトイレットペーパーの行方に関しては二の次でいいとして、大手宅配業者である「ヤマト運輸」の今回の対応は一体どうしたことであろう??
宅配業者システムを一切認識していない原左都子であるが、もしかしたら末端配達組織とは社会的弱者のフランチャイズなのだろうか?
そうであるならば本部に安くこき使われ責任だけは転嫁される末端組織の苦悩もわからなくはないが、どう考察しても今回の個人宛への封書の内容は顧客の「無実の罪」を問うものだよ。
日本の大手企業たるもの、国政が短命状態を余儀なくされ世界的に経済情勢が混乱状態であれども、少しは底辺に生きている庶民同士のせめぎあいも視野に入れた対応をするべきではないのか!!?
両者共に、我が家の集合住宅1階玄関において発生した出来事である。
その1件は、皆さんも一度はご経験があるのではないかと思うのだが、新聞等古紙回収の際に引き換えにもらえるトイレットペーパーが、我が家の分のみ「ない!」のだ。
我が家はオートロックの集合住宅であるため、各新聞販売店の回収日にはオートロックの外の玄関先に古紙を置く習慣となっている。 古紙をまとめて梱包した上に部屋番号と名前を記載した紙を添付して出しておくと、その紙の上にトイレットペーパーを置いていってくれるシステムとなっている。
このトイレットペーパーがなくなる“被害”は何も今に始まった事ではなく、そしてこれは我が家のみに限らず広域で紛失事件が発生している模様だ。
現在の住居に転居した当初はこれが日常茶飯事だった。 周辺に不審者がうろついているとの情報もあり、新聞販売店側もその対策に乗り出した時期もあった。 その成果があったのかここしばらくは“被害”に遭っていなかった。
本日の被害の場合、我が家のトイレットペーパーのみがないという点が多少ひっかかった私である。 まあ、おそらく偶然我が家ののみが何らかの理由で紛失したのであろう。たかがトイレットペーパー1個の事である。 そんなものどうでもいいよと自分を言い聞かせつつ、釈然としないわだかまりが漂うのが人間の性というものか……
もう1件も上記と時を同じくして発生した。
我が家の集合住宅1階の集合郵便受けの中に本日配達されていた各種配達物の中に、「ご住人様」との手書きの宛先が記載された開封状態の封書があった。
その封書の差出人は某大手宅配業者なのであるが、この内容を読んで何ともいえない不快な気分に陥った私である。
その封書の内容をかいつまんで紹介すると、我が集合住宅の一室に配達したメール便が行方不明状態である。 もしも貴宅に間違って配達されていたり、問い合わせ先が分からず困っている場合は以下の連絡先に一報願いたい、とのことだ。
これを一読して私の脳裏に一番に過ぎったのは、「お宅の郵便受けに誤配したのに、お宅から連絡が来ずに困っているんだよ。盗人たけだけしい行為などしてないで、早く自分が盗みましたと申し出ろよ!」と警察署の取締り室で自白させられている光景である。
もちろん、その種のメール便は我が郵便受けには届いていない。
この宅配業者の封書に記されていた文書をあくまで善意で解釈するならば、何らかのトラブル原因により目的宅に届いておらず、そのクレームを受けた末端の宅配業者が困り果てて、我が家も含めた(広い意味での)顧客さえも疑ってこの手の封書を寄こす手段に出たのであろう。
原左都子が分析するに、メール便が目的宅に届かなかった原因とは種々推測可能である。
上記のトイレットペーパー紛失事件のごとく、不審者が集合郵便受けに配達されている当該メール便を持ち去ったのかも…。 と言うのも、配達者の郵便受けへの入れ方が雑で外にはみ出ている場合が多い実情なのだ。) あるいは乱暴な指摘であろうが、配達者自身がその配達物を持ち去った…。(そんな事件も過去において発生しているしね…) その種の自社の事由や外因的な原因追求をした後に初めて、広い意味での顧客を疑ってかかるべきではないのか!?
原左都子としては、この封書に関しては“痛くない腹をさぐられた”思いでどうしても納得がいなかいため例外的に業者の実名をここで公表することにするが、それは 「ヤマト運輸」 である。
この業者にこちらから宅配便を出すことは稀だが、到着便を受け取る機会は数多い。 どうか顧客の信頼を失わないためにも、今後は社内での徹底したトラブル原因を究明した後に初めてこの種の封書を投函して欲しいものだ。
それ以前の問題として、今の社会の実態を捉えるのも大手宅配業者の任務ではないのか? これ程荒廃した日本社会において、最低限実行可能な手段としてメール便は郵便受けから“はみ出さない様に”入れて欲しものである。 それが不能ならば、安価なメール便など廃止して各戸に持参するとの手立てもあろうに。 どうしても安価なメール便を導入し続けるならば、トラブル発生による損失も覚悟の上とするべきである。
安直な経営方針の下で「無実の罪」を着せられる庶民の痛みも少しは理解した上で、今後は事業展開する努力をして欲しいものだ。
私は過去において、「無実の罪」を着せられそうになった経験が他にもある。
それは、若かりし頃海外旅行に行くに当たってスーツケースをレンタルした時の事だ。
スーツケースを貸し出す前に担当女性が各所を点検する“ふり”をしつつ、「このベルトの留め金が壊れていますが、それでもよろしければレンタルします」との事だ。 それを若気の至りの私が快く承諾して帰国後レンタル会社に戻しに行くと、別の担当者が「このベルトは貴方が壊しましたね。この賠償責任は貴方にありますので修理の実費を支払ってもらいます。」……
その種の手段で当時のレンタル会社とは収益を上げているのだなあと実感させられつつ、当時経営学分野の学問に興じていた私も頑張った。 「これは元々壊れていたことは貸出し時の担当者承知の上です。 私は決して壊していません!! 無実です!」 これに対して別の担当者曰く「皆さん、そうおっしゃるのですよ」…… 「だったら、当時お借りした時の状況を知っている母がたまたま上京していますので、その母を証人としてここに連れて来ます!」
(実は母もそんな取るに足りない事など明瞭には記憶していなかったのだが)実際に母を連れて再度レンタル会社に乗り込んだ私の勢いに驚いた相手方は、「そこまでおっしゃるあなたの言い分は正しいと感じます」とのことだ。 引き下がれない私は「お金を払えと言うならば払いますよ。 ただこんな事で犯罪人に仕立て上げられては今後の人生に傷を負いますので、どうしても無実である事のみは命を張ってでも主張します!」と涙ながらに訴えたものだ。
その後は当然のことながら、こんなくだらないトラブルなど御免被りたい思いでレンタル利用は一切避け通している私である。
新聞等古紙回収の引き換えにもらえるトイレットペーパーの行方に関しては二の次でいいとして、大手宅配業者である「ヤマト運輸」の今回の対応は一体どうしたことであろう??
宅配業者システムを一切認識していない原左都子であるが、もしかしたら末端配達組織とは社会的弱者のフランチャイズなのだろうか?
そうであるならば本部に安くこき使われ責任だけは転嫁される末端組織の苦悩もわからなくはないが、どう考察しても今回の個人宛への封書の内容は顧客の「無実の罪」を問うものだよ。
日本の大手企業たるもの、国政が短命状態を余儀なくされ世界的に経済情勢が混乱状態であれども、少しは底辺に生きている庶民同士のせめぎあいも視野に入れた対応をするべきではないのか!!?