(写真は、9月24日東京お台場 デックス東京ビーチ にて撮影の原左都子)
私が初めて東京お台場地区を訪れたのは、今から遡る事30年近く前の事だっただろうか。
それ以前にも東京湾に面するその地域へ何某かの所用で出向いた事はあるのだが、当時は「お台場」との名称で呼ばれていなかった記憶がある。
ある日職場の若い世代の仲間から「お台場へ行こう!」と誘われ、車2台に男女2人づつ乗って出向いた目的地は、「船の科学館」だった。 当時館内が相当混雑していた記憶があるが、船に関する展示が充実している科学館であり参加者中最年長の私個人としては興味深かったものだ。
その後年月が流れ子どもを産んで後も、この「船の科学館」へは娘を伴って何度も訪れている。 科学館を出てビーチの奥の方では、南極観測船「宗谷」の船内が内外共に見聞可能となっていた。 それも娘と共に観察してきた私だが、当時の南極観測船乗組員達の苦悩の程を思い知らされるべく、船内及び船員達の「居住空間」の狭さを実感させられたものだ。
残念ながら「船の科学館」は現在閉鎖中である。 今後の再開を待ち望みたい。
我が娘を産んだ後娘幼少の頃より一貫して「お抱え家庭教師」を担当している私は、娘の教育及び娯楽の意味も兼ねて、その後もお台場へは頻繁に出向いた。
例えば、東京ビッグサイト(東京国際展示場)で娘の成長に役立ちそうなイベントが開催されるとの情報を収集しては出かけたものだし、あるいは「科学未来館」へも出向いた。
娯楽好きな私は、「パレットタウン」にも何度も娘を連れて行った事もあれば、上記写真のデックス東京ビーチ内にあるアミューズメント施設「ジョイポリス」も幾度となく訪れている。
さて9月24日に我々母娘が何故「お台場」地域へ出向いたのかに関して、説明しよう。
あくまで「2020東京五輪」反対派である原左都子のその主たる目的とは、来たるべく東京五輪開催に向けて東京都及び阿倍政権が開催候補地の中心としているその地の現状を視察する事だった。
まずは東京メトロ豊洲駅から「ゆりかもめ線」に乗り、お台場の風景を観察した。
私の感想を述べると“何だか寂しい風景”である。 メトロ豊洲駅から「ゆりかもめ線」に乗り換える事は数年前にも経験しているが、その後のこの埋立地の風景は活性化しているどころが、むしろ埋立地の広大な空き地が目立つ……
その後もずっと「ゆりかもめ」に揺られつつ、そもそも「ゆりかもめ線」自体ガラ空き状態だ! 人混みを嫌う私としては好都合だが、平日昼間の時間帯に都心の鉄道がこれ程空いている事で営業元主体団体の経営が成り立つのだろうか??
冒頭写真の「デックス東京ビーチ」に関しても、ご覧のごとく一人として人がいない… ビル内のショッピングセンターやレストラン等々もガラ空き状態…
これも私にとっては好都合だが、果たしてこれでこの民間企業の営業が存続可能なのだろうか???
もしかしたら、巨額の財源を投入してせっかく埋め立てた「お台場」が国家財政難と潮害と共に寂れ始めている対策を早期に打つべきとの最大のターゲットが、東京に於ける2020東京五輪招致だったのではあるまいか。
ここで、私がネット上で得た2020東京五輪と「お台場」との関係を以下に紹介しよう。
まずは2020東京五輪開催に当たり、お台場地域で新設予定の会場から。
有明アリーナ•バレーボール(インドア)。 晴海地区 大規模選手村。
次に「仮設」にて建設予定のスポーツ施設を以下に列挙しよう。
自転車競技用の「有明BMXコース」及び「有明ベドロローム」、「有明体操競技場」「お台場海浜公園 トライアスロン競技場」 等々。
改修施設としては「有明テニスの森」。
いや確かに、埋立地である「お台場」地区の今後の経済活況が望めないとするならば、東京都としては、五輪でも招致してその対応策の穴埋めを練る事こそが切羽詰った課題であり結論だったのかもしれないとも考察する。
そうだとしても、「お台場」地区には今後抱えざるを得ない大きな課題がある。
それは今後起こるべく危険性が高い東日本大震災の余震であり、はたまた南海トラフ地震の到来であろう。
もしも、これら大地震が近年中に発生した場合の被害の程を以下にネット情報より引用しよう。
東京都内では、中央区、港区、江東区、品川区、大田区、江戸川区の6つの区で、最大で2メートルから3メートルの津波が押し寄せると想定されている。 にもかかわらず、国はいずれも防潮堤や水門などを越えることはなく、人的被害や建物への被害は出ないとしている。 ただし、防潮堤や水門よりも海側にある公園などでは、津波がそのまま押し寄せる恐れもあり、東京都は地震が起きた際には津波に関する情報に十分に注意して欲しいとしもしている。
オリンピック期間は長くて二週間前後である。オリンピック期間中の場合一種の「非常事態」であり、開催中止などでの損害はある程度免除されるであろう。
むしろ問題なのはオリンピック準備中に起きた場合だ。今すぐ起きても不思議ではない南海トラフ巨大地震がその期間に起きたとして、建設したスタジアムが倒壊して開催できなくなった場合はどう対処するのか? 急遽中止にすることはできるだろうが、東京都もIOCも開催されて収入が入ってくることを前提で建設費などを出している故にその穴埋めは如何にするのか、財政の大問題となろう。
そんな非常事態が今後数十年いつ起きてもおかしくない段階でオリンピックを招致するのは、まさに地雷原に招致するようなもので、正気の沙汰とは思えない。
(以上、ネット情報より引用。)
原左都子の私論としては、巨大地震が後7年間及びその後も東京(を含めた日本)を襲う事を希望的観測として避けたい思いだ。
それにしても2020東京五輪開催報道に沸き、「お台場」地区の湾岸マンションを買い求めるリッチ層が増加しているとの情報こそが大いに気に掛かる。
おそらく彼らとは、アベノミクスの一時の経済指標なり、2020東京五輪に開催報道につられその気を煽られたのであろう。
私のように少しは「ゆりかもめ」や「りんかい線」に揺られつつ、広大な空き地が目立つお台場の現状を視察しては如何だろうか?
実際問題、思った以上に開発が進んでいないその地で、7年後に五輪が開催された後々の姿にまで思いが及んでしまうという事ではなかろうか??
私が初めて東京お台場地区を訪れたのは、今から遡る事30年近く前の事だっただろうか。
それ以前にも東京湾に面するその地域へ何某かの所用で出向いた事はあるのだが、当時は「お台場」との名称で呼ばれていなかった記憶がある。
ある日職場の若い世代の仲間から「お台場へ行こう!」と誘われ、車2台に男女2人づつ乗って出向いた目的地は、「船の科学館」だった。 当時館内が相当混雑していた記憶があるが、船に関する展示が充実している科学館であり参加者中最年長の私個人としては興味深かったものだ。
その後年月が流れ子どもを産んで後も、この「船の科学館」へは娘を伴って何度も訪れている。 科学館を出てビーチの奥の方では、南極観測船「宗谷」の船内が内外共に見聞可能となっていた。 それも娘と共に観察してきた私だが、当時の南極観測船乗組員達の苦悩の程を思い知らされるべく、船内及び船員達の「居住空間」の狭さを実感させられたものだ。
残念ながら「船の科学館」は現在閉鎖中である。 今後の再開を待ち望みたい。
我が娘を産んだ後娘幼少の頃より一貫して「お抱え家庭教師」を担当している私は、娘の教育及び娯楽の意味も兼ねて、その後もお台場へは頻繁に出向いた。
例えば、東京ビッグサイト(東京国際展示場)で娘の成長に役立ちそうなイベントが開催されるとの情報を収集しては出かけたものだし、あるいは「科学未来館」へも出向いた。
娯楽好きな私は、「パレットタウン」にも何度も娘を連れて行った事もあれば、上記写真のデックス東京ビーチ内にあるアミューズメント施設「ジョイポリス」も幾度となく訪れている。
さて9月24日に我々母娘が何故「お台場」地域へ出向いたのかに関して、説明しよう。
あくまで「2020東京五輪」反対派である原左都子のその主たる目的とは、来たるべく東京五輪開催に向けて東京都及び阿倍政権が開催候補地の中心としているその地の現状を視察する事だった。
まずは東京メトロ豊洲駅から「ゆりかもめ線」に乗り、お台場の風景を観察した。
私の感想を述べると“何だか寂しい風景”である。 メトロ豊洲駅から「ゆりかもめ線」に乗り換える事は数年前にも経験しているが、その後のこの埋立地の風景は活性化しているどころが、むしろ埋立地の広大な空き地が目立つ……
その後もずっと「ゆりかもめ」に揺られつつ、そもそも「ゆりかもめ線」自体ガラ空き状態だ! 人混みを嫌う私としては好都合だが、平日昼間の時間帯に都心の鉄道がこれ程空いている事で営業元主体団体の経営が成り立つのだろうか??
冒頭写真の「デックス東京ビーチ」に関しても、ご覧のごとく一人として人がいない… ビル内のショッピングセンターやレストラン等々もガラ空き状態…
これも私にとっては好都合だが、果たしてこれでこの民間企業の営業が存続可能なのだろうか???
もしかしたら、巨額の財源を投入してせっかく埋め立てた「お台場」が国家財政難と潮害と共に寂れ始めている対策を早期に打つべきとの最大のターゲットが、東京に於ける2020東京五輪招致だったのではあるまいか。
ここで、私がネット上で得た2020東京五輪と「お台場」との関係を以下に紹介しよう。
まずは2020東京五輪開催に当たり、お台場地域で新設予定の会場から。
有明アリーナ•バレーボール(インドア)。 晴海地区 大規模選手村。
次に「仮設」にて建設予定のスポーツ施設を以下に列挙しよう。
自転車競技用の「有明BMXコース」及び「有明ベドロローム」、「有明体操競技場」「お台場海浜公園 トライアスロン競技場」 等々。
改修施設としては「有明テニスの森」。
いや確かに、埋立地である「お台場」地区の今後の経済活況が望めないとするならば、東京都としては、五輪でも招致してその対応策の穴埋めを練る事こそが切羽詰った課題であり結論だったのかもしれないとも考察する。
そうだとしても、「お台場」地区には今後抱えざるを得ない大きな課題がある。
それは今後起こるべく危険性が高い東日本大震災の余震であり、はたまた南海トラフ地震の到来であろう。
もしも、これら大地震が近年中に発生した場合の被害の程を以下にネット情報より引用しよう。
東京都内では、中央区、港区、江東区、品川区、大田区、江戸川区の6つの区で、最大で2メートルから3メートルの津波が押し寄せると想定されている。 にもかかわらず、国はいずれも防潮堤や水門などを越えることはなく、人的被害や建物への被害は出ないとしている。 ただし、防潮堤や水門よりも海側にある公園などでは、津波がそのまま押し寄せる恐れもあり、東京都は地震が起きた際には津波に関する情報に十分に注意して欲しいとしもしている。
オリンピック期間は長くて二週間前後である。オリンピック期間中の場合一種の「非常事態」であり、開催中止などでの損害はある程度免除されるであろう。
むしろ問題なのはオリンピック準備中に起きた場合だ。今すぐ起きても不思議ではない南海トラフ巨大地震がその期間に起きたとして、建設したスタジアムが倒壊して開催できなくなった場合はどう対処するのか? 急遽中止にすることはできるだろうが、東京都もIOCも開催されて収入が入ってくることを前提で建設費などを出している故にその穴埋めは如何にするのか、財政の大問題となろう。
そんな非常事態が今後数十年いつ起きてもおかしくない段階でオリンピックを招致するのは、まさに地雷原に招致するようなもので、正気の沙汰とは思えない。
(以上、ネット情報より引用。)
原左都子の私論としては、巨大地震が後7年間及びその後も東京(を含めた日本)を襲う事を希望的観測として避けたい思いだ。
それにしても2020東京五輪開催報道に沸き、「お台場」地区の湾岸マンションを買い求めるリッチ層が増加しているとの情報こそが大いに気に掛かる。
おそらく彼らとは、アベノミクスの一時の経済指標なり、2020東京五輪に開催報道につられその気を煽られたのであろう。
私のように少しは「ゆりかもめ」や「りんかい線」に揺られつつ、広大な空き地が目立つお台場の現状を視察しては如何だろうか?
実際問題、思った以上に開発が進んでいないその地で、7年後に五輪が開催された後々の姿にまで思いが及んでしまうという事ではなかろうか??