原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

公園でランニング中の我が姿を偶然見た亭主に褒められた!?

2019年05月29日 | 自己実現
 (写真は、一昨年開催されたロードレース大会にてスタート地点の映像をプロカメラマンが撮影したもの。 中央黄色Tシャツが私。 転載禁止写真を何とかボカしたため、不明瞭な点お詫びします。)


 5月終盤になり季節外れの猛暑続きだった日本列島だが、昨日になってある程度気温が落ち着いた。

 週末ランニング練習に出かけたかったのだが、あの猛暑の中老体の私がその行為を決行するのは“自殺行為”だ。
 気温が落ち着くのを待ち望んでいたところ、昨日やっとランニング日和になった。


 ここ10年来、自宅近くの陸上競技場や野球場がある大規模公園にてランニング練習に励んでいる私だが。 
 半年程前より、その公園内ランニングコースを変更した。
 以前のコースは、陸上競技場の外周を周回するコースだった。 距離測定がし易い(私の場合は、いつも5kmを完走しているが。)等々のメリットはあるものの、様々な問題点を抱えていた。
 例えば同じコースをぐるぐる回るのは、公園内で知り合った顔見知りの人に声かけしてもらえる等のメリットがある反面、どうしても風景面で飽きが来るものだ。
 加えて道幅が狭い場所が多く、例えば犬の散歩等を集団にて実施しているグループと出会うと、こちらがスピードを落として道を譲らねばならいとの弊害もあった。

 昨年冬頃、この大規模公園内にて距離を測定可能な新たなコースを発見した!
 途中、一般道に出ねばならない等のデメリットがあるものの。 試走してみるに当該一般道がほとんど交通量も無く(と言うよりも違法駐車場と化し、運転手の昼寝場所とも言えそうだが。) 道中イチョウ並木があったりと全般的な風景も良好で比較的快適だ。
 一周1530mのコースのようで、市民ランナーが少なからずランニング練習をしているものの、道路幅が広い事に助けられ接触の危険も無い。 加えて犬散歩集団をこのコースで見かける事も少なく、途中でスピードダウンする必要もなさそうだ。

 と言う訳で、ここ半年程はこの大規模公園内にての“1530mコースを3周 + 400m” の ランニング練習を快適にこなしている。


 さて、昨日に話題を戻そう。

 雨が降りそうなものの、一昨日までの猛暑を思い起こすに実に快適なランニング日和だ!
 “50の手習い”(とは言えども一人勝手に走っているだけだが。)にてランニングを始めて以降10年が経過している私にとって、こんな幸運は無い。
 練習コースは素晴らしいし、天候(曇天こそが日焼けをせずに済むし、ランニングには最高!の天候なのだが)にも恵まれ、快くランニングに励んだものだ。


 それを終え買い物も済ませて帰宅すると、亭主が先に帰っている。
 
 その亭主が、帰宅直後の私を掴まえて曰く。
 「さっき、〇子(私の事)が公園でランニング練習をしているのを偶然見かけたよ。」
 驚いた私が尋ねて、「えーーーーー!! 一体公園の何処で見たのよ!??」
(と言うのも、“外見スタイルだけは様になっている”自覚は確かにあるものの、実際のところ“ヘボランナー”である事を重々自覚している故に、身内を始め知人には我がランニング姿を見られたくないのが本音だ…… )
 それ故、私が素人ランニング大会に出場する時にも家族には見に来ないよう指導している。(いや、それをせずとも、我が家族は元々我が“雄姿”?? など見ようとも思っていない事と私は理解している。)

 亭主が続けて。
 「自分が思っていた以上に、〇子(私の事)のランニング姿は様になっているし、速いスピードで走れているじゃないか! もっと遅いのかと想像していたが市民ランナーとして何も見劣りはしないよ。 これからも益々練習を頑張ればいいね。 毎日走ったっていいんじゃないの?」

 (いや、ちょっと待ってくれよ。 私にとって亭主に褒められるのはこれが人生2度目くらいの話だ。 その一度は過去に於ける娘に対する教育指導力だった記憶があるものの…。 実際問題、亭主が私本人を褒めたのは後にも先にもこれが初めてではなかろうか??)
 等々との考えが脳裏を彷徨いつつ…

 やはり、「百聞は一見にしかず」なのかもしれない。 
 そうであるならば、我がランニング大会出場時にも亭主を招待すればよいのか?、との思いも抱かされる。
 ただ、それは“我が夫婦の掟”として趣旨が異なる気もする。

 何分、2本前のエッセイにて公開した2007夏実施の「エジプト・ギリシャ家族旅行」以降、我が家は一切合切の“家族3者行動”を終焉して現在に至っている。 これぞ、我が家が末永く上手く機能する方策と私は理解してもいる。

 まあそれにしても、亭主が我がランニング“雄姿”を昨日偶然見かけたとの事実が影響力を及ぼし、今後の亭主の自主行動を触発出来たとの自信はある。

 と言うのも、昨日、そして本日も亭主が“自主的に”ランニングに出かけたのよ。 (何分“三日坊主”の亭主故に、明日以降の事は私も責任が持てんが……)