原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

60代が「人生の最終章」?? 子供が独立しているならどんどん次行きゃいいじゃん!!

2024年10月19日 | その他オピニオン
 本日は、2024.10.19付朝日新聞「悩みのるつぼ」よりエッセイの題材を得よう。


 早速、60代女性による「浮気した夫。楽しい老後とは…」と題する相談内容を、以下に要約引用しよう。

 夫の定年と同時に夫の浮気が発覚した。14年もの間裏切られていたが、夫は老後は私に尽くすつもりで、定年と同時に女とは息子を立会人にして別れた。 
 一時は離婚も考えていたが、このまま今の生活を続けることを選んだ。 だが、夫に対してどのような態度を取っていいのかわからなくなった。 必要最小限の会話しかできなくなってしまった。 夫に「それではあなたがつまらないだろう」と言われる始末。 
 だが、私が楽しく過ごすことは彼も楽しい訳で、それではあまりに悔しい。 それなりのペナルティは受けてもらわないと。 私に気を遣って子ども達も父親とは口を利かなくなった。 
 彼には以前のような愛情は感じられない。 けれど気楽で一番話が合うのは彼だ。 彼に事の重大さを感じてもらいつつ老後を楽しく過ごすには、どうすればいいか。
 
 (以上、朝日新聞「悩みのるつぼ」の相談内容を要約引用したもの。)



 早速、原左都子の感想に入ろう。

 この相談者女性は、60代との事だが。 相談内容から推測するに、60代になったばかり程のご年齢では無かろうか?

 原左都子の私事に入るが、つい最近我が年齢を当該エッセイ集上で公開したばかりだが現在69歳である。 従って、来年には70歳代に突入する。
 同じ60代と言えども、60代初頭と70代に足を突っ込みかけている年代とでは雲泥の差があろう。 
 (それが証拠に、この原左都子は当該エッセイ集内で我が60代前半期のミニスカ写真等々を数多く公開している。  それらを今 自分自身が見ても、あの頃の若さに郷愁を抱く思いだ… )

 さて、相談者の話題に戻すが。
 この女性がご亭主に裏切られていた年月が14年間とのこと。 ということは ご亭主は50歳前後期から浮気相手に熱を上げていた、との計算だ。
 
 で、私が分かりにくいのは、ご亭主の浮気の終焉時に息子さんを立会人にしたとのことだ。
 私に言わせてもらうに、「よくぞまあ!」と驚くしかない。😱 
 考えようによれば、息子さんも巻き込んでおくと、その後ご亭主の浮気が再燃することを防げるとの妻側のメリットがあるのか???

 まあ、息子さんに立会人になって貰ったとの事実は。 今後のご亭主の浮気の再燃時に、息子さんも交えてご亭主に徹底的に責任を取らせることが可能となるとのメリットがあるのかもね??



 ところで、今回の相談に対する回答者の回答内に。
 「相談者が人生最終章を幸せな気分で過ごせることを祈っています」と記されていた。

 これに対して、原左都子は大いなる違和感を抱かされた。

 相談者は今未だ60歳代だ。
 相談内容から想像するに、60代前半期の女性かと察する。

 その相談者に対して、「人生最終章」との言葉は今時全くそぐわないと私は判断する。

 この私も既に公開しているので今一度公開するが、現在69歳である。
 まだまだ本気で、「人生これから」感満載だ!!😃 😜 
 
 そんな相談者に対して、「人生最終章」なる表現は失礼千万では無かろうか??
 今時は、巷で高齢者の「見合いパーティ」等々年齢を問わず男女の出会いに役立つパーティが盛んに実施されている時代背景だ。

 私が相談回答者であるならば。
 まさに、亭主に浮気をされた女性には、むしろ とっとと亭主と別れてそのような出会いパーティ等への参加を勧めい程だ。
 ご亭主が浮気をした事実は取り返しつかない事情であろう。
 それを、高齢域に達しようとしている人間相手に「幸せな気分で過ごせることを祈る」よりも。
 とっとと浮気亭主を捨て去って、ご自身が まだまだ輝ける人生選択をする権利がある! と私は叫びたい!!

 ただし、その条件として。
 浮気をされた女性側に「経済力がある」ことが 必須だ。

 それ(経済力を身に付ける事)を今までの人生に於いて実行して来なかったとすれば。 
 その女性にも大いなる落ち度があると責められて仕方がない時代に変遷しつつある、今の時代背景ではあるまいか??