原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

確定申告期間に税務署が改築中とは断じて許し難し!!

2018年02月17日 | 時事論評
 昨日、全国の税務署にて「確定申告」の受付が開始した。


 物事をさっさとやり遂げたい性分の私は、自宅パソコンにて作成した「確定申告書」を提出する目的で、昨日早速管轄税務署へ出向いたところ…

 何と、税務署が改築中ではないか!?! 

 これ程の“非常識”に対面させられるのも滅多にない人生経験ではなかろうか!?
 国税庁は一体何を考えているんだ!! との腸が煮えくり返る程の怒りは一夜過ぎた今尚収まらない。

 しかも。 現場には工事担当者しかおらず、その人物が入口で税務署を訪れた区民に無言でチラシを配っている。
 それを受け取る区民の思いは私と同じだろう。
 皆が口々に「えっ? ここで確定申告を受け付けていないのですか??」「一体どこへ行けばいいんですか!??」等々と怒りをあらわにしている。
 それに対し、工事担当者は「チラシを読んで下さい」と応えるのみだ。

 せめて税務署の職員をその場に配置させて、区民に代替会場説明とお詫びを述べるべきだろうに…

 加えて、当該改築中税務署管轄区民に対し、税務署改築工事のため本年度の確定申告は他会場にて実施する旨の通達が事前に一切なかった。
 月に2度配布される「区報」に於いても、“確定申告へ行こう”との趣旨の記載はデカデカとあったものの、税務署改装中のお知らせは一切見ていない。
 あるいは、パソコンにて申告書を作成すると、「提出書類等のチェック」なる文面のページも印刷可能だ。 その文面の右下に「提出先税務署のご案内」が記されているのだが、それも“燦然と”改築中税務署の住所となっている。
 区民の誰が如何に判断しようが、皆が改築中の税務署を訪れることだろう。


 昨日、私は本来の予定ではいつも通っているトレーニングジムへ行くはずだった。
 ただ、とにかく「確定申告」を早く済ませたい私は、それを取り止めた。 何故ならば、ジムと税務署が自宅からまったく別方向故だ。
 そのかわりに税務署と方角が同じ防音スタジオを予約しフルート練習に出かけ、その帰りに税務署へ立ち寄るスケジュールとした。

 同じ方角とはいえ、スタジオと税務署間はかなりの距離がある。
 フルートは楽器の中では小型ではあるが、それを背中に背負って持ち歩く作業とは、既に高齢域に達している私にとっては容易いものではない。 フルート練習を開始して以来腰痛が悪化しているのは、おそらくフルート持ち歩きのためだろうと分析している。

 しかも、昨日は「確定申告書類」も重かった。 何分亭主が“病院好き”で医療費領収書を山ほどコレクションしている。 それらを医療費控除証明書類として提出せねばならない。
 私としては、それら書類を税務署に提出すれば少しは身軽となり、帰り道での買い物も楽になるだろうと期待していた。 
 結局大きく裏切られる結末となり、再び腸が煮えくり返る怒りと共に、重い荷物の重圧に耐えつつ帰宅するはめとなった。

 
 更なる怒りは、代替会場がとんでもなく辺鄙に存在する事だ。
 我が家からは電車に乗って出かけねばならず、しかも代替会場最寄り駅から会場まで徒歩18分もかかる場所だ。
 これじゃあ、お年寄りや身障者の方々など「申告に来るな」と言われているようなものだろう。 何故、駅近の場所に仮庁舎を設営できなかったのか?


 結局、我が家は「郵送」にて確定申告書を提出することとしたのだが。
 まったくもって二度手間だし、郵便料金も発生する。(切手を何円分貼りゃいいんだ? これも調べねばならないし。)
 またもや腸が煮えくり返り始めたぞ!

 最後に、敢えて当該税務署の実名を挙げておこう。
 「練馬東税務署」だが。
 おそらく、練馬東税務署の本年度の確定申告書提出率は大幅に落ち込むことだろう。

 あ~~~。 疲れた…  

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