本日2024.10.05付朝日新聞 「悩みのるつぼ」の相談は、50代女性による「借金3千万円の義母が許せない」 だった。
早速 その相談内容を、以下に要約引用しよう。
施設に入居中の夫の母に、3千万円の借金があったことが発覚した。 義母に聞くと不倫相手に騙されたと言うだけで、詳細は話してくれない。
そのことで、私が何よりも疑問に思い、また傷ついたのは、連帯保証人が長男である夫だったことだ。 借金をしたのは40年前なので、夫が大学を卒業して就職したばかりの頃だ。 既に私と付き合っていて結婚の約束もしていた。 いとしいはずの我が子に借金を押し付けようとしたのだろうか。 私には子供が3人いるので、そんな義母が身内にいることがショックだった。
現在、借金の半分以上を返済し、完済のめども立っている。 しかし、私はどうしても義母を許せない。 それは夫も子ども達も同様で、誰も義母の味方にならない。
義母がこの先長く無いことはわかっている。 今私達家族は義母があちらの世界に旅立つことを祈っている。
でも、こんな気持ちでいるのはつらい。 今後、どのように考えて過ごしていけばよいか。
(以上、朝日新聞「悩みのるつぼ」より相談内容を引用したもの。)
原左都子の私見に入ろう。
この相談女性は現在50代とのこと。 そして、義母が借金をしたのは40年前とのことのようだ。
という事は、当然ながら相談女性がその借金義母の連帯保証人になっている息子と結婚した時には、既に3000万円の借金があったとの計算だ。
この段階で、きっぱり結婚をやめておくべきだった!!
私なら、絶対的にそうする!!!
いくら愛があろうが、仲が良かろうが。 自身には何らの責任も無い借金3000万円の連帯責任を新婚の夫が負っているとの事実は、今後の若き二人の結婚生活上どう考えても重すぎる負担だ!!
相談者ご自身がその当時お幾つだったのかは書かれていないが、現在50代との事は、おそらく未だ20代であったことだろう。
連帯保証人になったとのご亭主も、ご自身の実母とは言えども、大学卒業後就職したばかりの年齢で、よくぞまあ連帯保証人を引き受けたものだ。
今回の相談回答者は、政治学者の姜尚中氏だが。
「(義母の)謝罪の言葉を受け入れ、赦すこと」との題目の回答をされている。
原左都子に言わせていただくに、こんな愚かな義母を若き息子夫婦が赦す必要は全く無し! と言い切りたい!!!
夫氏が「連帯保証人」を引き受けたのは、未だうら若き時代の大学卒業後就職した直後のことらしい。
それならばなおさら、そんな多額借金の連帯保証人など引き受けるべきで無かったし。
今時は そんな事案に関して、何処かに相談すれば解決策を探ってくれる機関が存在するのではなかろうか???
とにかく、この問題に関して言えば。
今回「悩みのるつぼ」に相談された50歳女性の落ち度とは、義母が自身の不倫による借金を3000万円も抱えていた実態であろう。
それが判明した時点で、どうしてすぐにきっぱりと婚約破棄をしなかったのかが不明だが。
それが叶わなかったのならば。
時遅しだが、今から離婚に踏み切ってはどうか!??
ああ。子供さんが3人いらっしゃるのね…
それに踏み切るには、子どもさんの年齢を勘案せねばならない、ということか…
それでも、50代との年齢は未だ随分と若い!! と、既に高齢域に入っている私は結論づけたい。
もしも子供さんが既に大きく、今後子供さん達各自が経済力を得る時期が近々訪れるのであれば。
思い切って「離婚」を視野に入れるべく案件かとも思いつつ。
我が意見を取り急ぎ書かせていただいた。