誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

夏木縦走2日目

2008-05-02 20:38:30 | 山歩き
   鹿納山~五葉岳~(兜巾)~夏木山~大鋸・小鋸~新百姓山(ピストン)~犬流れ
   (2008/04/28),メンバー:I・H、Yamahiro

    疲れちゃった新百姓山のIさん
    
    
行程 テント場発⇒お姫山⇒乙女山⇒兜巾岳⇒夏木山⇒大鋸・小鋸⇒
    7:00  7:20  7:35  8:55  10:40  11:15    
   犬流れ  ⇒檜山⇒新百姓山⇒犬流れ⇒夏木新道⇒ 駐車場 
  12:15~21:40 13:15 14:00  14:45  15:35   15:40 

 まだ、月明かりの4:45起床する。
傍らのIさんは、まだシュラフに潜って、身動きもしていないようだ。
足慣らしの散歩をして、コーヒーを沸かす。
コッフェルのお湯が沸くまでのホンの僅かな待ち時間が好きだ。
お湯が沸き、カップにお湯を注ぐと香ばしいコーヒーの香り♪♪
一人では勿体無くて、Iさんを起こす(5:30)
  
 お月さん                 夕日?朝陽です♪
  
 
 赤飯・チャンポン・あげみ・トマト・梅干の朝食を済ませ、
テントの撤収をして、出発準備OKとなった所で、ブナの三叉路から
4名の登山者がやってきた。
鹿児島組で、3泊の山歩きと言いながら鹿納山へと向かって行かれた。

 我々も、7:00丁度歩き出す。
1泊分で荷物が減った分、体が軽く?ブナの三叉路へ一気に登り、お姫山へ
折角の縦走だからと、乙女山に足を運ぶ(空荷で30分)
再び分岐に戻り、コルから五葉岳に登る。
昨日より日差しが強そうで、難儀な縦走になりそうである。

        行く先を見つめるIさん(五葉岳より)
         

 夏木分岐から兜巾岳へ足を延ばす、アケボノツツジのトンネルを期待したが
蕾は固く、数厘の開花で寂しい花のトンネルだった。
ピストンで分岐に戻り、夏木山を目指すと1人の登山者に出会う。
更に、2人の登山者と会いお話をする事に・・(悪夢の始まり!)
 東京から10日間の山歩きの彼らの『新百姓山は良かった~♪』の
言葉に、お互いの目が『ヨシ!行こう♪』と言っていた。

 一気に足取りが軽やかになり、要山・夏木山を駆け抜けて、
大鋸分岐に到着する(10:45)
 昨日は蕾だった夏木山山頂付近のアケボノツツジが満開!
たった、1日でこんなにも変化するのかと植物の成長(変化)に驚いた。

       大鋸の花♪
        

 山開きで押しかけた大勢の登山者を縫うように、大鋸へと足を速める。
流石に、大きなザックを背負っての崩壊地歩きは慎重になった。
寸足らずのザイルを握り、湾曲した梯子を下る・・・・・
(臆病なyamahiroの額からは、冷や汗が流れていた)

 やっと、犬流れ分岐に辿り着き昼食をとる。
足はクタクタ!、食事しながら檜山への急登を想像して、お互いの顔色を窺う。
自慢にはならない負けん気か、止めようとは言わない!
 結局、檜山・新百姓山を目指して歩くことになった。
ホント!檜山までの登りは地獄だった(鍛錬不足とは言わないのだ♪)

檜山頂で座り込む、スタミナ不足のyamahiro


yamahiro得意の、あと少し&あと少しとIさんを励まし、13:45新百姓山に立った。
泣きべそ?Iさんの証拠?(人質?)写真を撮影して、犬流れへと引き返す。
犬流れから(14:45)、だらだらと下る。
無口のまま、25分ほど歩いた目の前に、又もや色鮮やかな石楠花さんがニッコリ♪
石楠花さんの励ましを受け、川面に下る
雪解け水のような冷たさで身を引き締め、最後の歩きで車に戻った。
 
             1泊2日、花めぐりの縦走ー完ー 


コメント
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