誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

大分の山歩き in 小表山712m,鷹巣岳720m

2014-01-06 21:43:13 | 山歩き

大分の山歩き in 小表山712m,鷹巣岳720m

 9連休の正月休みも、あっと言う間に残り1日だけ (--;)
明日の仕事始めの前に、疲れを残さずリフレッシュ出来る山は無いかなぁ~
そうだ!低山ながら、展望が素晴しく、ロープ場あり~の格好の山を思いつく
 天気予報を信じて延岡を発っだが、大分県境辺りでフロントガラスが湿り出す
ウッソ~、まっそのうち晴れるだろうと、宇目町から宇目小国林道へ入り込む
 スーパー林道を8kmほど走ると、ヘヤピンカーブの先に駐車場となる空き地がある。
おっ!まさかの先着者がいる、奇遇だねぇ~yamahiroと同じ車種じゃん~
そそくさと準備を整えて、100m先の登山口へと向う。

右のガードレール起点が登山口(オレンジの登山口表示がある)
 登山口から直ぐに大きな看板があり、枯れた赤松が多く倒木の危険あり・・云々
サクッサクッツと落葉を踏む足音が心地よく聞きながら、涸れ沢沿いにゆったり登る。
おっ!ネジネジ(?)の木だ!と、遊びながら登り、2本目のネジネジの木で涸れ沢を渡る        
  ネジネジの木
 と、今までと打って変わった急登! しかも、数本の枯れた赤松の大木が立っている
いやはや、こんなところで倒木の直撃なんてと、息絶え絶えになりながら鞍部へ駈け上がる
      
鞍部、右が小表山/左が鷹巣岳
 先ずは、右の小表山に向かう事にする。
稜線の尾根には直登せずに、山腹をトラバース気味に10分ほど登る岩稜歩きに変わる
岩稜帯は素晴しい展望なのだが、小表山来訪を歓迎されなかったか?ガスで展望は無い
岩稜からの展望
 更に岩稜帯を100mほど歩くと、山名標識が賑やかな小表山711.7mに到着する。
鞍部から感じていたことだが、確かに赤松が多くて、物名の”赤松峰”を納得する。
山頂は一部の方向しか展望は無いが、澄みきった日ならきっと素晴しい展望だろう。

山頂
 山頂から100mほど引き返し、登った時のルートと外れて、左の岩稜帯を歩く
なるほど、展望のある岩稜帯であるが、木々が途切れると垂直に切り立った絶壁
     
足の裏をジリジリさせながら歩き、時には見栄を張って岩峰に立ったり

岩峰に立つ
 標高650m辺りを岩稜帯の終点として、小表山/鷹巣岳の鞍部へと引き上げる事にする。
素直に尾根の支点に戻ればいいものを、中腹をトラバース気味に強行突破で難儀して戻る
鞍部から鷹巣岳の基底部までは、展望はないものの倒木を乗り越えたりしながらも快適に歩く
高巣岳の基底部は真上を見上げる様な岩壁が立ち上り、来る者を拒んでいるかの様である。
基底部から見上げる
 岩壁にはやや頼りないトラテープが設置され、足掛かりのない所に鉄筋アンカーの補助
行きは良い良い♪帰りは怖い(--;)、しかし登らにゃ山頂に立てずと、岩にへばり付く
ロープにしがみ付き、アンカーに助けられて登る。
 ロープ場を乗り越えると、岩峰が2つあり、先ずは右の岩峰へと足を延ばす。
絶景ですねぇ~頑張って登らないと、この感動は味わえませんね。
 さぁ~仕上げに、鷹巣岳の頂に登ろう
右の岩峰から3分で、これまた絶景の展望を誇る鷹巣岳720mのピークに立つ
     
360度、パノラマ展望だが、来た日が悪かったのか、もしや?山に歓迎されないか
あっあの三角峰は、柏山680.8mかな? アップダウンする尾根は林道に繋がっている

鷹巣岳山頂の展望
ロープ場に備えて、毛糸の手袋を滑り止めの効く皮手袋に取替え、鷹巣岳を下る事にする
ん?登って来た方向と反対側に、赤テープの道標と細引きザイルがあるのを見つける
地図を取り出すと、フムフム650m辺りから西に立派な尾根が延びていて林道に添っている  
北に下って、西の尾根に向かう
 西に延びている尾根には点々と道標のテープがあり、尾根もハッキリしていてる。
あのロープ登りが怖い人や鷹巣岳の単発登山なら、このコースを推奨したいものだ
調子に乗って、最初の谷下りをスルーしてしまい、幾つかのアップダウンを歩く羽目に
薮漕ぎ覚悟で林道を目指して下るが、足元はズルズルだし迂闊に立ち木を握るとポキ
冷や汗モンで、林道に飛び出した。
 柏山の登山口を確認して、舗装道路を250mほど戻ると、スタート地点の駐車場だっ
振り返ると、鷹巣岳が”アッカンベー”して、笑いながら駐車場着を見届けてくれてた。
*この後、城山mの登山口を確認して、木浦名水館の湯に向った  
 コースタイム:駐車場(9:30)~登山口(9:35)~鞍部(9:50)~小表山(10:05)~650m(10:35)~
鞍部(10:50)~鷹巣岳基底部(10:55)~鷹巣岳(11:00)~林道(11:50)~駐車場(12:00)    

 
コメント
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