誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

2014久住in星生山

2014-01-05 20:37:38 | 山歩き
   2014久住in星生山
        
  2014年の久住は、雪の星生山で始まった。
 自宅を発ったのが遅かったため、登山口の牧ノ戸駐車場は満員御礼 (--;)
 一旦、猟師山登山口の駐車場まで戻って、舗装道路歩きからのスタートとなった。
        
  牧ノ戸登山口でアイゼンを装着して、11:00先ずは久住の入り口沓掛山へ向かう。
 正月早々、怠けた体に雪道をアイゼン装着出の歩きはやや辛い
       
 早くも軽快な足取りで下山してくる登山者、何処まで行けるかなぁ~?と
 考えながら歩くと、次第に雪山を楽しむ余裕(?)が出てきてホッ♪

  沓掛山に到着(11:45)すると、冠雪の久住連山が素晴らしく暫しうっとり眺める。
 しかしながら、遅めのスタートだったこともあり、のんびりムードには浸り切れず・・・
        

        
  扇ヶ鼻分岐を右に見ながら、西千里浜へと向かう。
        
 ふと顔をあげると、星生山への稜線に登山者の一行の姿が映る。
 あっ! 星山の南西尾根を歩いていない事を思い出し、星生山/久住山分岐を左に取る。
 細い登山道をニタノクボに向かい。荒い岩肌の尾根へと登って行く
        
  尾根に上がるまでは急登の上に、手掛かりも足掛かりも乏しい露岩が待つ
 雪山なれど、ニット帽に着込んだ防寒着で汗が滲みそうになってくる。
 雪に足を取られながらも何とか踏ん張って、尾根に上がると山頂までゆるい傾斜となる。
        
  傾斜が緩んで楽に山頂に着くと思ったのは束の間、乾雪が湿雪に変わりアイゼンに張付く
 数歩歩いては雪を叩き落としながら、俄かに吹き始めた北西の風に煽られて歩く
 星生山・久住山の分岐から30分、人っ子一人いない星生山の頂に到着(12:55)する。
        
  お昼の時間はとうに過ぎているが、山頂は吹き晒しで岩陰は全くなし
 星生山での食事は諦めて、温かい食事場所を求めて久住別れの避難小屋へと向かう。
 お腹は空いているが、目に映る景色が素晴らしく、歩いては止まり止まっては歩き
         
  星生山から20分を要して、避難小屋に着くと皆さん陽だまりで昼食真っ盛り
 たぶん、久住山頂きも天狗ヶ城・中岳も吹き晒しで、避難小屋での食事だったのか
 早速定番のyamahiroシェフ自慢の山食つくりで、豪華おにぎりラーメン定食が完成♪

  食事を終えて周りを見ると、先ほどまで賑やかだった登山者はまばらになっていた。
 時計を覗くと13:55を指していて、そろそろ下山する時刻が迫っていた。
 しかし、御池の氷を見ないで帰るには、後ろ髪を引かれる思いがする。
        
        
    よし、行くぞォ~
 空荷で向かっても良かったが、なぜかこの日はしっかりザックを背負って御池へ
 食事直後で、やや動きの鈍い御足に叱咤激励して、御池の淵に駆け登る。
 そこには、全面氷結の美しい御池が待っている筈だったが・・・・・・・・・・・
 結氷の上には積雪があって、あの美しい氷は全く見ることが出来なかった。
         
  下山を送らせてまで来たのになぁ~と、泣きも出たが致し方なし(残念!)
 期待した御池の氷に肩透かしを食い、すごすごと牧ノ戸を目指して下山した。
コメント
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