誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

御霊八幡社秋の大祭台打ち

2016-09-19 18:51:15 | 田舎日記

     坪泉地区45戸総出で、御霊八幡社の祭りの準備でした。

    3年前までは、神楽の舞か獅子舞を毎年交互に行っていたらしいが高齢化で3年に一度の大祭に

   今年は3年に一度の大祭に当たり、神楽を奉納することになり”台打ち”を行いました。

   八幡社周辺の草刈り、境内の掃除、神楽の奉仕者の花道作りにしめ縄作りなどなど

   初めて大しめ縄作りを経験させてもらいました。

   大しめ縄は、4人一組で、編み込んでいきます。

   御霊八幡社の大しめ縄は、両端がそぼまる大根締めなので、右半分左半分と締め込みながら綯っていきます。

   藁の根元と穂先を交差させた藁束を3組作り、3つ編みの要領で3人が反時計回りに綯いながら時計回り合わせて行きます。

   順次継をしながら締め込みを続けて4mほど先細りの左半分のしめ縄を作り、次いで同じ要領で右半分のしめ縄を綯っていきます。

   締め込み始めは、こぶし2つほどの藁打ちしていない乾燥藁束を右に巻き締めるが、4人が互いに引っ張り合うため掌から指先まで痛い事

   大しめ縄の半分ほどを締め込んだ時は、汗びっしょりで掌はピリピリ痛み逃げ出したい気持ちでした。

   まあ、諸先輩たちに囲まれて、次の担い手とか持ち上げられて、大締め縄を完成させたあと下がり(名称?)9個も作って作業完了

   しめ縄取り付けは、神社総代を中心に当年の役職のてによって、社殿、2つの鳥居に取り付けられて祭りの準備が出来上がりました。

                 

                                         文化財指定の御霊八幡社 

                     

                     中央部の藁束組

           

                   3人で綯って行きます。

            

                   最後の締め込み

          

 

            

                   大しめ縄の下がり(?)

   こぶし大の藁束の中央に1本の綯い縄を入れた後、1/3ほどの部分をきつく縛ります。

    *縛る時は、いじれも緩みが出難い”男縛り”を使います。

   1/3部分を縛ったら、穂先から(地域によっては根元からOK)折り曲げて形を整えたら、上から10cmほどの部分で硬く縛って完成

   中央に通した綯縄を引っ張って抜けたら最初からやり直しです。

   (飾り付けた後、藁が雨を吸ったら重くなって、大しめ縄から抜け落ちてしまい縁起が悪いそうです。)

   ***作業の手順を記録したかったけど、しめ縄綯いとカメラマンの2役は出来ませんでした。(残念!)

         

            社殿の締め縄は、10m超の長さで取り付けも大変 

              

                 社殿の大締め縄

              

                 下がり(?)

              

                 秋の大祭を待つ、御霊八幡社

                **台風の接近で、幟旗は立てませんでした。

    御霊八幡社の秋の大祭本番、9/22秋の日を待つばかりです。

        

                   

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