天神原山の紅葉を訪ねる(11/10)
低山ながら紅葉が素晴らしいという情報を信じて、宇目町の木浦地区へ向かう。
国326から県6へ入り、女郎の墓案内板を左折して木浦エミリーを左に見ながら走る。
大切峠を越えると女郎の墓の案内板があり舗装道路が終わって直ぐ先が登山口
登山口は冬枯れが始まっていて、紅葉は期待薄か(-_-)
いえいえ、登山口から50mも登ったら、目を見張る光景が待っていました。
自然がそのままに残っていて、凄く癒やされます。
木々が高くて、長く見上げていると首がつい枯れて来ちゃいます。
下りの時が視線が合いそうなので、取敢えず山頂へと向かいます。
右に緩やかに曲がりながら最初のピークへと登っていきます。
第1ピークからの登り返しは、激!激!急登が待っていました。
左に展望岩が現れると山頂が真近です。(新百姓山が見えました。)
紅葉に足を止めながらも、35分で山頂に到着です。
二等三角点の天神原山、木々に囲まれて展望はありません。
展望のない山頂よりも、紅葉に囲まれて山ランチを戴くためにすぐ下山開始です。
急登をへっぴり腰で下ります。(まじに急登でした。)
第1ピークしたまで下ってきました。
言葉で表すのは難しいほどの紅葉でした。
余り知られていない天神原山、自然そのものの山です。
紅葉が最高~♬
楽しい山ランチは、ホットサンドと味噌ラーメン(1/2)でした。
お腹も目も充分に満たされました。
この場を離れるのは惜しいけれど、紅葉に見送られながら下山しました。
未踏峰の天神原山、素晴らしい紅葉にも逢えて満足の山歩でした。
新緑の時節と来年の紅葉時期に、また訪れてみたい山でした。
本日の紅葉の見納めです。
*天神原山への帰りに立ち寄ってみました。
女郎の墓
祭壇の奥に、川石で囲まれた墓標と思われる石が数基置かれてありました。
ほぼ人身売買同然だったのでしょうね。
なくなった後、葬式や埋葬は論外でこのような雑木林に捨てられるか、廃坑に捨てらたそうです。
れ埋められる臓器林に帰るところもなく、病気になっても看取られることもなく亡くなったと聞きます。
千人間府(文化財に指定されています。)
案内板から、荒れた道を約300m歩きます。
山中にぽっかり口を開けています。(少し中で閉鎖されているそうです。)
千人が入れたと言われる大きな鉱山、冷気が吹き出してきて少し恐かった。
入ったら出てこれる保証など、荒れ狂れた男達の戦場さながらの鉱山だったのでしょうね。
先の女郎の墓を思いだし 平和で裕福な時代に生まれ来たことに感謝です。