ある山にクマガイソウの群生があるという情報を得た。
確かな地図もなく、大凡の位置情報だけが頼りで心許ない。
歩き始めて1時間15分、目標の稜線から右に直角に曲がるりチェックポイントに到着
間違っていないことを確認すると、稜線を戻り急登の尾根を高低差50m登る
大凡の情報だとこの辺りの筈だが、緑色した植物が見当たらない
尾根を右に左に走り回るも時折現れるのは、バイケイソウとヤブレガサの緑
標高1200m付近から1300m付近まで登ってみたがクマガイソウに会えない。
標高1250m付近に戻ったとき足下にポツンと小さな緑の新芽が目に付く
しゃがみ込んでみると、紛れもないクマガイソウの新芽でした。
まだ葉を広げていないクマガイソウ
更に一体を探すと、先ほどよりももっと小さい竹の子状の新芽がニョキニョキ
なんと、先ほど探し回った辺り付近にも新芽がポツポツと見つかり群生地に行き当たった。
しかし、クマガイソウの花の1輪も見ることは叶わなかった。
唯一見つけた、クマガイソウの蕾でした。
まだ時期が早かったようですね。
今芽を出し始めたばかりのようだし、もう少し時間が経て素晴らしい光景だろうな
見てみたいが・・・・・
2015/05天主山で見つけた、自生のクマガイソウ
また、もう一つの珍しい”サルメンエビネ”も未だ新芽状態でした。
サルメンエビネと言う珍しい品種のエビネランです。
溶着蕾が出始めて来たようで、今の時期にはなかなか見つけにくいです。
幻と言われるクマガイソウの花探し、花は幻だったけれども場所が判っただけでヨシとします。
でもクマガイソウの花が見たいなぁ~