未踏峰”ヘベ山”のお山歩
由布岳に《紅ヤマシャクヤク》を探しに来ましたが、毎度の事ながら情報収集不足で
目的の紅ヤマシャクヤクは、梅雨時期の花で今は株すら無いとのことでした。
リサーチ不足で無駄足を踏んじゃいました。
折角由布まで足を延ばしたのだからと、由布に来たときに歩いてみようと思っていた”ヘベ山”へ
ヘベ山=以前に大崩山で出会った山人さんが教えてくれた、地図に載っていない(名前のない)山
ネット検索すると、それなりに記事が有り参考にさせて戴いた。
赤線=由布岳東登山口~日向越,青線=ヘベ山へ手探り+目探り+足探り
由布岳東登山口(駐車場がないのが難点=広めの路肩に駐車しました。)
自然林の緩やかな傾斜を登って行きます。
新緑が優しく迎えてくれます。
秋の紅葉の時期に歩いてみたいお山歩道のようです。
ヤブレガサの中道、視線の向こうにはドリーネが
途中、植林地を歩きますが、一時の辛抱です。
倒木の根は浅く短い!
地表はふかふかだけど、地中は粘土&岩稜のようで火山の山の証でしょうか?
登山口から1.3km、40分掛りました。
ここまではしっかりした登山道、新緑を愉しみながら歩いて来れましたが
この先は、地図と有るか無いかの踏み跡が頼りです。
微かな踏み跡、地図と一致します。(青線に突入)
テープなど一切ありません、踏み後なのか判然としません。
涸れ谷越えも歩きやすそうな場所を探して。
確認して、カミさんの呼びます。
(何度か後戻りもしました。(>_<))
フウウウ~、由布岳(剣が峰?)~ヘベ山の稜線に辿り着き安堵
今まで頭上を見上げる余裕はなかったけど、ミツバツツジも咲いていました。
稜線は鈍頂からの繋がりで、広くて方角を間違えやすいようです。
帰る方角を確認して、ヘベ山山頂へ向かいます。(右へ直角に)
ヘベ山山頂です。
山頂からの展望は殆ど無く、三角補點が設置されていました。
日向越から40分の行程だったけど、目で道を探し、行きつ戻りつ足で道探しでした。
山頂から西に由布岳東峰(剣が峰?)が覗いていました。
お山歩は、山頂到着が終点じゃ有りません、登山口に戻って始めてお山歩の完了です。
ヘベ山の山頂から目印のミツバツツジへ戻り、道なき道を歩き始めましたが
登り目線と下り目線では、見える光景がかなり違って、来た道を何度も踏み外します。
登りと殆ど同じ時間を要して日向越に戻り、未踏峰お山歩成就にホッと一息つきました。
本当のゴ~ル、3時間30分のお山歩でした。
ヘベ山山頂付近のドリーネ、雰囲気を感じて探した見つけたヤマシャクヤク
ヒトリシズカも、ゴールデウイークに家族が集まっていました。
何度も踏みつけそうになった、ちっちゃなハルリンドウ
トリカブトも多かったですよ~
アオマムシ草?
まるで、我々の行動を「物好きがいるな~」と、家族勢揃いして笑っているようでした。
山歩き記録:カミさん352峰,yamahiro505峰達成