誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

やっとキウイの雄花が咲きはじめた。

2021-05-08 17:55:34 | 野菜作り

    我家の困ったキウイの雄木

   雌花の開花に遅れること、12日経過してようやく開花を始めました。

   12日遅れると言う事は、この間に咲いた雌花は無駄花になってしまいます。

    ようやく開花した雄花(トムリ)

    雌花は、毎日30花ほど咲いて雄花が咲くまでは、自家採種した花粉で人工授粉していましたが

   今日から新鮮な花粉で人工授粉+虫による受粉となります。

    雄花と雄花、当たり前ながら雄花には、子房がないので一目瞭然ですよね。 

   山にあるキウイの原種” コクワ=サルナシ ”も、全く同じ雄花と雌花の形状をしているので

   ウオッチングしてみるのも楽しいですよ~♬

    ダボハゼ性格のyamahiro葉は、次のようなウオッチングも楽しんでいるんです。

  ” ムベの花をウオッチング ”

  ムベを植えてあるが結実しないという話を良く聞くので、近くに咲いているムベの花を解体チェック

    お隣さん家のムベ

   数年は経過しているようで、毎年花を咲かせているのは見ています。

   葉は互生で掌状複葉、小葉は楕円形または卵形で革質、縁は全縁

   小葉は奇数枚で、若木は3枚、通常5あるいは7枚あり七五三で縁起が良いとされる。云々

   1つの花托に数個の白い花を咲かせますが、実を付けた姿は見ていません。

    雄花と雌花を横から見た姿

   非舵輪法が少し大きい様ですが、花弁数も形も一緒です。

    花を真正面から見た姿です。

   外列の顎は大きく、内側の3枚は線状と雌花も雄花もほぼ同じです。

    花弁を取り除いてみると、雌花と雄花の違いが見えてきました。

    右が雌花ですが、雌花には中心部に3つの雌しべが見えます。

   同じ花托に雌花と雄花が咲くことがはっきりしました。

   では、何故実が付きにくいのか?

    アケビは雌雄同株ですが自家不結実性があるので、1株で育てていると実が着かない

   ムベはアケビと異なり自家結実性なので1株で結実するが、雄花が先に開花するので受粉し難い

   結実を確実にするには、雄花を摘み取り冷蔵庫に貯蔵して雌花が咲いてから人工授粉させると良い

    But、お隣さん家のムベは、雌花が先でやや遅れて雄花が咲きましたが結実無し

   どうやら、虫が受粉のお手伝いをしてくれないか、土の栄養分が不足のようです。

   生け垣植えなので、腐葉土が少ないのかもしれませんね。

   今日は良いお勉強をさせて貰いました。👏👏

コメント (2)
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