クマガイソウとサルメンエビネを訪ねました。(5/10-月)
2019⇒5/13,2020⇒5/17でしたが、少し早めに行きました。
週末のお山歩を回避していたら、天候不良の気配でチャンスはこの1日限定
絶滅危惧種であり、盗掘対象の植物なので自生地は某所としておきます。
クマガイソウ&サルメンエビネ:絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)
ここはどこ?(別に道迷いしているわけじゃありません)
某ブロガーさんも言っておられましたが、盗掘を避ける為に場所は紹介いたしません。
この場所を教えて貰ったのは2年前で踏み跡が薄くて、行きつ戻りつ足探りで歩きました。
今は、適当にテープもあって踏み跡もかなりしっかりしてきています。
昨秋の大雨で大きくえぐられた山肌が無残な姿を見せています。
おっ、あれは!
群生地より遙かに手前にお有る、2つの自生株に花が付いていました。
本命はまだ先なので、簡単な撮影だけで足早に通り過ぎます。
道はありません、4回目ですが歩く度に違う場所を通っています。-
突然という感じで、サルメンエビネが現れましたが・・・
咲いていたのは、この1株で1輪だけの開花でした。
蕾が2個残っていたので、2~3日後が見頃でしょうが、お猿さんの顔にはほど遠い
更に斜面を登っていくと・・
あれれ~?
花がない!ない!なぁ~~い!
1株にだけ花柄が残っていて、花が付いていた部分と葉っぱに囓られたような跡が
クマガイソウ=毒草?なので鹿は食べないはずなんだが・・・
蕾も全く見えないので、時期的な問題じゃ無さそうですが、花が坂の年があるのでしょうか?
この後、1昨年と昨年歩き回った場所100m四方を探し回ったけど花を見つける事は出来ませんでした。
また、個体数もか也少なくなっている感じでしたが、山が荒されている感じではなかった。
我家から車で1時間30分+山歩き1時間15分で求めた花はアクセス中の1輪だけです。
花を眺めながらの山ランチも興ざめして、カミさん?私?どちらともなく帰途へ着いていた。
帰り道、道中に咲いていたたった1輪の貴重なクマガイソウを再び目にして
*数人の方に会ってお話を伺いましたが、皆さん、この日クマガイソウを見たのは1輪だけと
中には、この貴重な1輪にも出会えなかった方もいらっしゃったです。
なんだかモヤモヤした気持でスタート地点に戻ってきました。
車のウインドウに貼ってある「大分県在住者」の紙プレートが悲しいです。
以下、この日で逢った花です。
おしまい
水曜日から、ミニ梅雨みたいな天気予報になっています。
家周り+畑など、晴耕雨読に精を出しましょうかね。(^_^)v