存在を知って2.5年で念願の神掛ヶ岩です。(実登=4/23)
4/22,23連日の好天気予報を見て、22日予定していた神掛ヶ岩お山歩でしたが
夕方から天気予報が猫の目のように変り、遂に23日は午後から雨に変ってしまった。
この日を逃すと当分機会に恵まれないし、花達の時期も過ぎてしまう。
と、4時起床⇒5時30分出発⇒6時15分登山開始で、神掛ヶ岩を目指しました。
初めて歩くルートなので、一応1/25000地図を作ってきました。
祖母山の神原登山口、トイレ小屋もあって整備が行き届いています。
右岸から上っていきます。
沢沿いに登って行くと、岩を流れ落ちる水音が心地よく響きます。
御社の滝から対岸へ徒渉も可能ですが、五合目の小屋まで右岸を登ります。
右手に五合目の小屋が見えた来ました。
徒渉したら直ぐに神掛け岩(左へ)/祖母山(右へ)にルートが別れます。
いよいよ、初めてのルートへ足を踏み入れます。
思いのほかルートが整備されていて地図&コンパスの出番はなさそうです。
手付かずの自然林、世知辛い喧噪を忘れさせてくれて気持が良いです
炭焼き窯の跡、ここで炭を焼いて、焼いた炭は背負って運び降したのでしょう。
神仙の滝、水が透き通っているようでとても綺麗です。
先を急いではいたけど滝壺近くまで寄って見ました。
おっ おっ
噂には聞いていたが、ヤマシャクヤクがお出迎えしてくれます。
ヤマシャクヤクは、下山時にゆっくり鑑賞することにします。
石灰岩剥き出しの急坂です。
想像以上のヤマシャクヤクの群生地で、登山道の両脇からヤマシャク美人が応援してくれました。
ブナの水源らしいですが、一滴の水も見えません。
少し掘ったら染みだしてくるかも知れませんね。
美しいヒメシャラの森に着いたようです。
これほどたくさんのヒメシャラを見たことはないかな?
メンノツラと呼ばれる祖母山ルートに出合い、奥に見えるのは大障子岩でしょうか?
右=祖母山山頂へ、神掛ヶ岩は左に下って行きます。
風景が一変して、ミツバツツジ・アケボノツツジ・シャクナゲなどが出迎えてくれます。
神掛ヶ岩が見えてきました。
正に天を突き上げるような形で尖っています。
写真では解り難いけど、両側とてっぺんの向こう側はスパッと切れています。
何処まで行けるか自信ないけど、ザックを下ろし身軽で這いつくばって登ってみます。
上の写真の赤い矢印の位置です。
切れ落ちている所を覗き込もうとしましたが・・・・ムリ!
強者なら切っ先まで行って下を覗き込んだ事でしょう。
誰か空撮して、この神掛ヶ岩の凄さを紹介してくれないかなぁ~?
向こうに見えるのは、祖母山へ続くルート上の大障子岩だと思います。
この方角は、くじゅう連山でしょう。
安全なところまで下って遠方を眺めていると、なにやら顔に冷たい物が・・・
ヤバッ 本降りになる前に小山ででも下りましょうと神掛ヶ岩を後にしました。
五合目に渡る”揺れる橋”が無くなっています。
有り難いことに少し上流側に新たな橋?が掛けられてあって楽に徒渉でした。
五合目の小屋となっていますが、山頂かでの道のりを考えると二合目相当ですね。
まだ本降りには合わずに済みそうですが、小屋に立ち寄り事無く下ります。
左岸をトレッキングかの様にグングン下ります。
出発地点に戻ってきました。
流石に人気高い祖母山&神掛ヶ岩(実はヤマシャク鑑賞)、駐車場はほぼ埋まっていました。
今日の行程:登山口(6:15)~御社の滝~五合目小屋(6:55)~神仙の滝(7:05)~ヒメシャラの森(7:35)~
メンノツラ(7:45)~神掛ヶ岩(7:50
~8:10)~五合目小屋(8:40)~駐車場(8:55)
歩行時間(休憩+花鑑賞)=2時40分、歩行数=13,007歩でした。