久しぶりに、大船山を訪ねる
岳麓寺~柳水~鳥居窪~山頂~御池
2014/02/01-2月の最初の山は、景色を愉しもうと久住は大船山へ
PM2.5ではなかろうが、山の麓はモヤ~としたガスが漂っている。
救いは、山の山頂がはっきり見えていて、山頂からの展望は期待出来そう
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岳麓寺の駐車場に着くと、1台の車がポツンと淋しげに停まっていた。
防寒着とアイゼンをザックに押し込んで出発する。
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歩きだして5分、ゲートを抜けると、長~いコンクリート道歩きが始まる。
2月は思えない陽気、差し込み始めた朝日が暑く、厚着の精か汗が滲み出す
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40分ほどかかって、ようやくコンクリート道から開放され本来の登山口に到着する。
木立の登山道、落ち葉が積もっていて、快適な山歩きと思ったのは束の間
落ち葉に隠された窪みや石に足を取られ、思わぬ苦戦を強いられた。
落ち葉との戦いは10分ほどで終わり、黒岳・風穴分岐の柳水に到着する。
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柳水で水補休憩を済ませると、鳥居窪を目指して歩く
無風状態、春を思わせる穏やかな陽気に、上着を脱ぎ半袖1枚の軽装備に
先ほどの落ち葉の登山道と違って、露岩があるものの快調な足取りで歩ける。
右手に木々の間から『黒岳』が見え隠れし始めると、入山公廟の分岐となる。
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おっ!登山道に雪が残ってる。
2月の初旬、当たり前の光景なのだが、陽気が錯覚を誘ってしまう。
雪道に足を踏み込むと、意外と積雪が多く、所々でアイスバーンになっていた。
アイゼンを装着するまでもないとたかを括るも、時折、足を取られながらの歩きとなった。
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鳥居窪に到着して大船山の全傾から東尾根を見上げると薄っすらと雪化粧の名残
登山道の積雪は一気の深くなる、アイゼン装着を迷うも先人の残した足跡を辿る事に
しかし、雪上には先人の足跡もアイゼン傷跡もなく、一体どうやって登ったのか・・?
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見晴台に到着して、大船山の麓を見下ろすと、岳麓寺からのコンクリート道が確認できた。
ただ、傾山~祖母山の峰々は、濃いガスの上に山頂だけが浮かんで見えていた。
見晴台で簡単に水補を済ませると、山頂までの最後の登りに掛かる。
ここからは、登山道が深く抉れていたり、露岩が行く手を阻んだりと疲れ始めた足に響く
しかも、40cmを越す積雪やアイスバーンも、足を引っ張ってちょっと厄介だった。
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2ヶ所の大岩を通過すると、やたらとザックが木の枝に引き掛かってしまう
そっかぁ~積雪で、背丈が40cmほど高くなっている事に気付き、やや中腰で歩く
やっと、ノリウツギのトンネルを抜けると、青空を背景にした大船山の山頂が見えた。
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歩き始めて2時間25分、雪道とアイスバーンに苦労しながら大船山の山頂に到着
山頂の展望は、薄っすらと雪化粧をした久住山と雲を引いた青空が見事なコントラスト
先客に誘われるままに、記念写真を交換撮影し、お互いの山歩きの話が弾んだ
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昼食にはちょっと早かったが、素晴しい景色にお愉しみ弁当を開く
やっぱり山で戴く食事はいいね~と、独り悦に浸りながらいつものラーメンおむすび
仕上げにコーヒーを啜ると、アイゼンを装着して、もうひとつの愉しみへと向かう。
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じゃ~ん♪ 全面氷結した大船山の御池です。
アザラシショウ?トドの舞?を披露しようと、岸辺から氷上に足を踏み出した途端ミシッ
もう一歩、ミシミシッっと、軋みながら氷が揺れて、3歩目の足が出る事はなかった。
残念ながら、お愉しみの氷上闊歩は叶わず、往生際悪く岸辺を一周する。
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御池で愉しむ事も出来ず、食事も終ったことだし下山する事にする
東尾根を下る事も考えたが、アイゼンを装着しても急坂のアイスバーンは回避
御池から、登山道に這い上がり、往路を辿って岳麓寺へと戻る。
下山はしっかりアイゼン装着だが、固まった積雪の下には目に見えぬ空洞が!
大股で踏み出すと忽ちズボッ! 足を取られるだけなら良いが、もんどりうったら大変
鳥居窪まで下り、振り返ると雲が漂い始めた大船山が又来いよ~と言っていたような・・・
2014年、今年も愉しませてくれそうな、大船山の山歩きだった。
岳麓寺~柳水~鳥居窪~山頂~御池
2014/02/01-2月の最初の山は、景色を愉しもうと久住は大船山へ
PM2.5ではなかろうが、山の麓はモヤ~としたガスが漂っている。
救いは、山の山頂がはっきり見えていて、山頂からの展望は期待出来そう
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岳麓寺の駐車場に着くと、1台の車がポツンと淋しげに停まっていた。
防寒着とアイゼンをザックに押し込んで出発する。
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歩きだして5分、ゲートを抜けると、長~いコンクリート道歩きが始まる。
2月は思えない陽気、差し込み始めた朝日が暑く、厚着の精か汗が滲み出す
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40分ほどかかって、ようやくコンクリート道から開放され本来の登山口に到着する。
木立の登山道、落ち葉が積もっていて、快適な山歩きと思ったのは束の間
落ち葉に隠された窪みや石に足を取られ、思わぬ苦戦を強いられた。
落ち葉との戦いは10分ほどで終わり、黒岳・風穴分岐の柳水に到着する。
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柳水で水補休憩を済ませると、鳥居窪を目指して歩く
無風状態、春を思わせる穏やかな陽気に、上着を脱ぎ半袖1枚の軽装備に
先ほどの落ち葉の登山道と違って、露岩があるものの快調な足取りで歩ける。
右手に木々の間から『黒岳』が見え隠れし始めると、入山公廟の分岐となる。
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おっ!登山道に雪が残ってる。
2月の初旬、当たり前の光景なのだが、陽気が錯覚を誘ってしまう。
雪道に足を踏み込むと、意外と積雪が多く、所々でアイスバーンになっていた。
アイゼンを装着するまでもないとたかを括るも、時折、足を取られながらの歩きとなった。
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鳥居窪に到着して大船山の全傾から東尾根を見上げると薄っすらと雪化粧の名残
登山道の積雪は一気の深くなる、アイゼン装着を迷うも先人の残した足跡を辿る事に
しかし、雪上には先人の足跡もアイゼン傷跡もなく、一体どうやって登ったのか・・?
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見晴台に到着して、大船山の麓を見下ろすと、岳麓寺からのコンクリート道が確認できた。
ただ、傾山~祖母山の峰々は、濃いガスの上に山頂だけが浮かんで見えていた。
見晴台で簡単に水補を済ませると、山頂までの最後の登りに掛かる。
ここからは、登山道が深く抉れていたり、露岩が行く手を阻んだりと疲れ始めた足に響く
しかも、40cmを越す積雪やアイスバーンも、足を引っ張ってちょっと厄介だった。
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2ヶ所の大岩を通過すると、やたらとザックが木の枝に引き掛かってしまう
そっかぁ~積雪で、背丈が40cmほど高くなっている事に気付き、やや中腰で歩く
やっと、ノリウツギのトンネルを抜けると、青空を背景にした大船山の山頂が見えた。
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歩き始めて2時間25分、雪道とアイスバーンに苦労しながら大船山の山頂に到着
山頂の展望は、薄っすらと雪化粧をした久住山と雲を引いた青空が見事なコントラスト
先客に誘われるままに、記念写真を交換撮影し、お互いの山歩きの話が弾んだ
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昼食にはちょっと早かったが、素晴しい景色にお愉しみ弁当を開く
やっぱり山で戴く食事はいいね~と、独り悦に浸りながらいつものラーメンおむすび
仕上げにコーヒーを啜ると、アイゼンを装着して、もうひとつの愉しみへと向かう。
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じゃ~ん♪ 全面氷結した大船山の御池です。
アザラシショウ?トドの舞?を披露しようと、岸辺から氷上に足を踏み出した途端ミシッ
もう一歩、ミシミシッっと、軋みながら氷が揺れて、3歩目の足が出る事はなかった。
残念ながら、お愉しみの氷上闊歩は叶わず、往生際悪く岸辺を一周する。
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御池で愉しむ事も出来ず、食事も終ったことだし下山する事にする
東尾根を下る事も考えたが、アイゼンを装着しても急坂のアイスバーンは回避
御池から、登山道に這い上がり、往路を辿って岳麓寺へと戻る。
下山はしっかりアイゼン装着だが、固まった積雪の下には目に見えぬ空洞が!
大股で踏み出すと忽ちズボッ! 足を取られるだけなら良いが、もんどりうったら大変
鳥居窪まで下り、振り返ると雲が漂い始めた大船山が又来いよ~と言っていたような・・・
2014年、今年も愉しませてくれそうな、大船山の山歩きだった。
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