夏期講習について、何度かここで何をどうすべきかを書いてきました。
今一度確認の意味を込めて書いてみます。
受験生については、理屈抜きに「詰め込み」これに尽きます。
来年までの残る期間だからこそやるべきことが受験生一人ひとりにはあります。
詰め込みとは、受験に必要な知識を一通り再注入し、その上でそれらを活用して実際の問題を解くことを意味します。
逆に言えば、問題を解くために必要な最低限度の知識を余すところなく再注入することでもあります。
当然、ここで目指すものは来年の受験を成功で終えるための作業ということになります。そういう意味でやるべきことは実はたくさんありますが、夏休みの期間、これを最大限凝縮して「詰め込み」ます。
受験生以外はどうでしょうか。
今に限った事ではないですが、生徒の多くは問題の解き方は教えられても、それを定着させるための練習量が絶対的に足りません。
これではせっかく覚えた解放もたちまち忘却の彼方に消えてしまいます。
そこで、夏休み期間中に解き方を教え直した上で、変化に富んだ問題を死ぬほど解いてもらいます。
そうすることで、きっと新たな疑問が湧いてもくるでしょうし、それらを解決することで更に力がついていくことにもつながるでしょう。
これらは、長い休みのように、時間的余裕があるときでなければなかなかできません。
その点、約40日あるこの休みの機会は、これを活かすためにこそあるのだといっても過言ではありません。
以上、大雑把ではありますが、ACSアカデミー個別指導の夏期講習のコンセプトを書きました。