子供を学習塾に入れる年齢については、ひとそれぞれで判断が分かれます。
一般的には、小学校高学年か、或いは中学生になってから入塾というのが多いように感じますが、小学校低学年から通わせる方も決して少なくなく、それはそれでしっかりとした目的と理由がそこにあれば、それ以降上手くいく確立は高くなるのだろうと思います。
これは、私立中受験などのケースではなく、公立小学校から公立中学へのコースをお考えの方を指しています。
経験から言えることは、小学生のときに躓くのは、おおむね4年生くらいが多く、であるなら、そこに差し掛かる前の時点で勉強の仕方やその実際についての十分な考え方と訓練が出来ていることが、この躓きを避ける上でかなり有効でです。
また、これは学校の先生の教え方を批判するなどというのでは決してありませんが、小学校低学年生の場合には、特に指導方法熟練の度合いがその生徒の理解力育成に大きく影響し、それ次第で子供が勉強好きになれるか、或いはその反対になるかの大きな分かれ目であるといっても過言ではありません。
ところが、全てのケースで低学年生に対する教える側の熟練度が十分満足できるものであるとは限らず、中には学校を卒業したての教師であったり(それが悪いというのではありません、念のため)、教師自身の人生経験の点から、子供に対する接し方に不安を抱えているというような例も少なくなく、これらの場合には、学校の場以外でなにがしかの勉強その他のケアをしておくことは、保険を掛けるというような意味においてもよいのではないでしょうか。
学習塾の活用の仕方には、こういった要素もあるということです。