体験授業の際、ACSアカデミーでは、実際の授業が始まった後の宿題についてもある程度細かく説明しています。
宿題は、絶対に必要です。
一般に学習塾では、限られた時間の枠の中で最大の学習効果を挙げるために、そこで習った解法を確実に定着させることを目的とした宿題を出しますが、その量の多い少ないは、ストレートに結果に影響します。
「宿題は沢山出してください」と言われる場合には、「そのあたりをよく分かっておられる」と思うのですが、たまに「宿題は少なくしてください」とか、ひどい場合には「宿題、出すんですか?」などといわれる方さえいます。
きつい言い方かもしれませんが、耳を疑う言葉です。
上に書いた理由は、どの子供さんに対しても間違いなく平等のやり方であって、多少でも事情をご存知の方なら、まずこれを違うと思う方はいないだろうと思います。
こういうとき、思い出すことがあります。
「テストに出るところだけ教えてください」
「分からないところだけ教えてください」
一部の保護者の方からの、こういった発言です。
これも、多少でも子供たちの勉強について考えたことのある方なら、的を外した言葉であることが分かるだろうと思います。ですから、それに関しては、もはやここでくどくどと説明する必要すらないでしょう。
先ほど「きつい言い方かも」と書きましたが、もっときつく書けば、「はじめから宿題をやる気がない」か、或いは「宿題をやらずに結果だけを出せ」と言われるのであれば、そういうご要望は私どもの教室の方針とは合致しませんので、体験云々自体が意味のいないことであると申し上げておかなくてはなりません。
ACSアカデミーで行う授業は、安直でインスタント的、お遊びのようなやり方で、その場しのぎの結果だけを追うものでは決してありません。