宿題について。
真面目過ぎるくらいまじめな子にたまにいるのが、まるで強迫観念に支配されたように宿題に取り組む子です。
やらないと気がすまないというレベルを超えて、やらないと人生が終わってしまうとでも考えているがごとくに血眼になって取り組むに至っては、もはや普通ではありません。
もちろん宿題をやるkとは正しい行動ではありますが、やらなかった、やれなかったということも、あって当たり前です。
だから、それしきの事でいちいち落ち込んだりする必要はないんですよ。
宿題について。
真面目過ぎるくらいまじめな子にたまにいるのが、まるで強迫観念に支配されたように宿題に取り組む子です。
やらないと気がすまないというレベルを超えて、やらないと人生が終わってしまうとでも考えているがごとくに血眼になって取り組むに至っては、もはや普通ではありません。
もちろん宿題をやるkとは正しい行動ではありますが、やらなかった、やれなかったということも、あって当たり前です。
だから、それしきの事でいちいち落ち込んだりする必要はないんですよ。
昨日、10分くらい時間があったので、通りすがりで目に入ったブックオフに立ち寄ってみました。
特にこれといって欲しい本があったわけではないのですが、本の列を眺めていたら、暗記の仕方に関する受験に成功した人の経験談が書かれた本が目に入り、ぱらぱらと読んでみました。
例えば英単語の暗記については、これを何度も書いて覚えるという従来から言われている方法ではだめで(←経験者なりの「これが駄目」という理由がある)、それに代わって「こういうやり方が効果的」というような記述がありました。
他にも、覚える過程での休息のとり方とかいった実践論が書いてあり、これはこれで参考に出来る内容のように思えました。
でも、です。
でも、こういうタイプのものは、例えばテレビでよく見る株式概況の評論家みたいなもので、言っている事それ自体は後付の理屈みたいなもので、事前に「これしかない」といって結果的にそれが当たったというものでしかないことに注意が必要です。
はじめから「これしかない」といって、いつでもどこでも誰にでもこれが当て嵌まるなら素晴らしいですが、残念ながら、そんなうまい話はありません。
私たちの教室でも、生徒ごとに生活サイクルや学力・暗記力などの違いがあって、教え方のベースの部分は皆と共通するものがあったとしても、そのうえに個別に組み立てる各自のメソッドをどうしていくかが日々問われています。
きっと、こういうところに個別指導の何たるかがあるのだと思います。
この時期、新規ご入会を検討し、あるいは申込される方が少なくありません。
その際、「この人はうまくいく(勉強できるようになる)な」と思う人と、反対に「無理かな」と思う人とが、ある程度わかります。
「うまくいくな」と思うのは、最初の段階で保護者の方がしっかりと自分の子供の勉強での得手不得手などを正確に、そして包み隠さず申し出てくれることと、その際少なくとも10くらいはこちらに向けて質問してくれることです。
「無理かな」のほうは、これがない人。
時々混同してしまう恐れがあるのが、一見細かいところにまでよく気配りされているなあと感じるのが、よく聞いてみると、些末なことばかりにこだわりを持っていて、それと勉強の仕方とは関係がないか、あっても大したこともないレベルの話であったり。
例えば、「授業中はトイレに行かせないでください」とか、ノートに書くときは、ノートの角度を絶対に体に向かって平行に置かせてくださいとか。
トイレに関しては生理上の問題をそんな風に固定することなどできませんし、ノートも、英語を書くときなどは斜めにノートを置くのはまったくもって普通です。
その種のことに関してこだわりを捨てきれない場合、これはちょっと長続きさせるのが難しいと思います。