私が大好きな本田宗一郎さんは、読書が嫌いだったそうです。 本を読んで得られる知識なら、人から聞けば本を読むよりもはるかに短い時間で それを達成できるというのも読書嫌いの一つの理由だったそうです。
本田さんは 超忙しい日々を送っておられたはずなので、それはそれで 一つの立派な理由なのでしょう。それに比べれば、忙しさの度合いはその1/100もない私などはいくらでも時間がありますので、 読書は 大事だという説に立ちます。 大事というよりも、読書は面白い。読書することによって知らない世界への窓がいくつも確保できます。
子供達にもたくさん本を読んでほしいと思いますが、とにかく今の子供達は本を読みません。読もうにもそもそも漢字を満足に読めないし、言葉の意味を知らないことがあまりにも多すぎて、そんな状態でスラスラと本を読み進めことは極めて難しいのが実情です。
ですから私は、 よく、どのようにしたら子供たちに本を スラスラと読ませることができるかを考えています。即効性のある解決策はまだ見つかりません。