2022-05-18 22:18:11 | 学習塾・勉強の仕方
帰途、藤沢を抜けて腰越に通じる道を走っていたら、前方の地平線上にぽっかりと大きな赤い月🌕️。

地平線付近の月が赤く大きく見える理由は学習したので知ってはいますが、今日の月のそれはいつもに増して赤く大きく、少し不気味な感じさえしました。運転中につき写真に撮れなかったこと、撮れたとしてもその辺りの感じはうまくおさめられなかったでしょうが、駐車場から家に向かう間、昔富士登山中に見た月を思い出しました。

六合目か七合目辺りだったと思います。
地平線付近に浮かぶ月は、通常見られる上方ではなく、私の立つ富士の斜面からは下方になるわけで、「下に浮かぶ月」が何とも不思議な感じでしたし、しかもそれが通常よりもハッキリとした球体に見えて、感動しました。

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国語力の決定的不足

2022-05-18 11:07:07 | 学習塾・勉強の仕方
先日は講師に生徒のテスト対策の授業を任せていましたが、昨日は私自身がこれ行いました。
途中、ある生徒に 学校の授業の中におけるその科目の先生のテストに関するコメントを尋ねたときのことです。

私が 「この単元は特に出題されることが多いけれど、今回先生は特にこれについて何か言った?」と聞いたら、彼はこう言いました 。

「先生が聞いたら こんなことを 言います」

「?」

私は彼が何を言ってるのか理解できませんでした。 「先生が聞いたら」って、その「先生が」の先生とはどの先生のことかと聞いたら、彼は私をさして 「先生です」。

私が、「先生が聞いたら、って、私は 君には聞いたけれど君の学校の先生を知らないから聞いたこともないし。 それに「こんなことを言います」って何? 何で急にそこで現在形になるの?

ことほど左様に、彼の話し方は主語や 述語の使い方がめちゃくちゃで、英文法で言うところの五つの文型が まるでなっていません。 彼に限らず、概ね 生徒10人に1人ぐらいは、 こういう訳のよくわからない話し方をする 生徒がいます。

取りも直さずこれは国語の問題ですので、 過去に立ち返ることも含め、彼らの場合、国語(の勉強)というものをもう少し 考え直すべきだと思います。
しかし、ここが今日最も強く言いたいことですが、このこと(国語の勉強)に対する保護者の の誤解は非常に甚だしいものがあって 、中には「国語なんて日本人なんだから出来て当たり前でしょ。別に授業なんかしなくたって」などと放言する人さえいます 。

これには大いに反論します。そもそも、もしそうなら(国語なんて日本人なろ誰でも出来るというなら)、 あなたの子供さんがなぜ ここまで国語ができないのか それを説明してみてくださいと言いたくなるわけで、そういう誤解や間違った思い込みが進行中の学習の、いままさに大きな妨げになっていることも 少なくありません。
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無理なことは無理、という事の当たり前

2022-05-18 09:52:28 | 学習塾・勉強の仕方
前にも書いた事がありますが、学習塾に対して過剰な期待や根拠の希薄な思い込みを抱くべきではありません。

学習塾の側がこんなことを言えば責任回避か開き直りかと言われてしまいそうですから、少し表現を変えれば、物事(この場合、「人、或いは機関、組織等」)には果たすべき仕事の定義があり、当然それに伴った範囲と限界があるということです。

例えば川に橋を架ける工事を専門の仕事とする組織に「明日は大都会の真下に地下鉄を通すトンネルを掘ってみろ」といっても、それは明確に無理ですよね。

平らな道路を走って荷物を運ぶ運送業のドライバーに「国際宇宙ステーションまで荷物を運んでみ。同じ(モノを運ぶ)仕事だからできるだろ」と言っても笑われるだけです。

学習塾の場合でこれに類することもいくつかあります。

「週一回数学だけ授業を受けますが、定期テストの時はその 1回の枠の中で国語も英語も社会も理科も、できたら美術も音楽も体育も良い点を取れるように してください」等というのは、まさにこれです。

くどくどは書きませんが、どんなに一生懸命にやっても、物事には 道理というものがあります。 奇跡的にこの道理を超える ことは、まったくないとは言いませんが、基本的にはありません。

私達は、責任を持って学習指導をしていますから、その責任において、出来ないことを出来る等とは言いませんし、目的を達成する(授業を受ける子供たちの学力を引き上げること)為に、何より本人が何をどう努力するべきか、しなければならないかを理解させる事も当然にして行っています。


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