勉強するということに限りませんが、他人に何かをしてもらう、或いはさせる時には、今の世の中では必然としてそれに伴う対価が発生します。
学習塾の場合、これを授業料などと呼びます。
授業を行わないのであれば、これが発生することはありません。当たり前ですね。
ここで問題となるのは、例えば授業を受ける側がこの対価をどうとらえるか、にあります。
授業を受ける子の学力や理解力が比較的に高い場合で、これに加えて勉強した結果目指すレベルがまずまずリーズナブルなところであるならば、授業のボリュームは一定の範囲に収まるでしょう。
逆の場合はどうでしょうか。
現状の学力が一定の水準に満たない場合に加え、望む到達点がその子にとって比較的高いところに設定されている場合には、行う授業のボリュームがそれに伴わなければ、結果は当然悲観的と言わざるを得ません。
これは集団塾や個別塾で違うことではありません。家庭教師でも同じでしょう。
ですから、そうしたことを踏まえて、授業のボリュームをどう定めるかはとても大切な話です。