このコーナーは基本的に無い日新しい記事を更新することになっていますが、このところ、日常業務の忙しさでついつい更新できない日もあって、そういうときは、「普段子供たちにはコンスタントに勉強することの大切さ」を力説していることを思い出し、自分で自分を責めてしまいます。
ところで、このところ新規入会の説明を聞きに来られる方、或いは時節柄夏期講習の話を聞きに来られる方が多く、昨日も何人かがおいでになりました。
そこでACSアカデミーの何たるかをお話した際、先方のお母さんから、学校の先生の指導についてのお話(質問)がありました。
お母さん曰く、学校の先生が生徒に対して行う指導その他について、必ずしも保護者が思うところとは一致しないことが少なくなく、要は、「え?その程度?それでおしまい?」といった感じなのだそうです(私はそのように受け留めました。違っていたらお詫びします)。
それに対して、私たちの捉え方・考え方が若干違うことをご説明しました。
どのような点が違うのでしょうか?
● 学校が行う生徒の指導は、勉強の仕方が総てではなく、そこには集団生活の送り方や、そこで身につけるべき社会性などの全人格教育とでも呼ぶべきものがあって、一から手取り足取り勉強の仕方すぉ教えるところでは必ずしもないこと。
● また、勉強面で言えば、平素の授業その他で教えたことを含め、ここで生活する生徒の総ての面を総合的に試す(言葉は悪いですが)場が学校であって、いわば試合の場であるとも言え、ですから試合に臨むための練習などの場はむしろ学校外(家庭や塾など)にあること
こう考えると、「学校の先生がどこまでも細かなケアをしてくれる」と思いがちな保護者の方は多少驚かれたり、違和感を持たれるかもしれませんが、それでもこれらは事実です。
むしろ、考え方としましたら「そうか、学校は試される場であって、最後まで手取り足取りの場ではないんだ」というように割り切った方がより現実的ですし、取り組み方も違ってくるのではないでしょうか。
今日は、そんな話を致しました。