組立て

2022-05-20 11:39:59 | 学習塾・勉強の仕方
この頃、時間の読みの精度が高まってきました。 私的な用事、あるいは仕事の一環で 関内に行くことが度々あります。

三ツ境あるいは藤沢から行った時の到着時間を、使う道の選択、途中の渋滞の有無やその度合いなどを勘案して、「このくらいの時刻につくだろう」と想定して、移動にかかる時間の無駄を極力無くすようにしていますが、昨日はこれがピッタリと分単位で当たりました。

到着が7時15分と予想をしていましたが、まさにその通りになりました。横浜スタジアムと旧市役所とを区切る信号を左折したのが14分。その先一つ目の信号を過ぎたところをまた左折して目的地に着いた時、クルマの時計はぴったり7時15分を示していました。
これは私にとってひとつの訓練です。日常生活における基本的な事柄を効率的に処理していく訓練。

教室で生徒たちと向かい合っているときはこんな計算は全く成り立ちません。 そこには全くもって予測不能のいろいろ複雑な要素が絡み合います。生徒のコンディションなどは 時々刻々 変わりますし、その時の科目選択や単元の選び方、その時の講師の力量等々考えると、こういう場で マニュアルに沿って物事を進めるということの 意味はほとんどなくなります。でも目に見えない大まかなところでは、昨日の私のように、予め予想を立てて計画を組んでおく必要がありますし、それがその授業の充実と成否そのものに大きく影響します。
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2022-05-18 22:18:11 | 学習塾・勉強の仕方
帰途、藤沢を抜けて腰越に通じる道を走っていたら、前方の地平線上にぽっかりと大きな赤い月🌕️。

地平線付近の月が赤く大きく見える理由は学習したので知ってはいますが、今日の月のそれはいつもに増して赤く大きく、少し不気味な感じさえしました。運転中につき写真に撮れなかったこと、撮れたとしてもその辺りの感じはうまくおさめられなかったでしょうが、駐車場から家に向かう間、昔富士登山中に見た月を思い出しました。

六合目か七合目辺りだったと思います。
地平線付近に浮かぶ月は、通常見られる上方ではなく、私の立つ富士の斜面からは下方になるわけで、「下に浮かぶ月」が何とも不思議な感じでしたし、しかもそれが通常よりもハッキリとした球体に見えて、感動しました。

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国語力の決定的不足

2022-05-18 11:07:07 | 学習塾・勉強の仕方
先日は講師に生徒のテスト対策の授業を任せていましたが、昨日は私自身がこれ行いました。
途中、ある生徒に 学校の授業の中におけるその科目の先生のテストに関するコメントを尋ねたときのことです。

私が 「この単元は特に出題されることが多いけれど、今回先生は特にこれについて何か言った?」と聞いたら、彼はこう言いました 。

「先生が聞いたら こんなことを 言います」

「?」

私は彼が何を言ってるのか理解できませんでした。 「先生が聞いたら」って、その「先生が」の先生とはどの先生のことかと聞いたら、彼は私をさして 「先生です」。

私が、「先生が聞いたら、って、私は 君には聞いたけれど君の学校の先生を知らないから聞いたこともないし。 それに「こんなことを言います」って何? 何で急にそこで現在形になるの?

ことほど左様に、彼の話し方は主語や 述語の使い方がめちゃくちゃで、英文法で言うところの五つの文型が まるでなっていません。 彼に限らず、概ね 生徒10人に1人ぐらいは、 こういう訳のよくわからない話し方をする 生徒がいます。

取りも直さずこれは国語の問題ですので、 過去に立ち返ることも含め、彼らの場合、国語(の勉強)というものをもう少し 考え直すべきだと思います。
しかし、ここが今日最も強く言いたいことですが、このこと(国語の勉強)に対する保護者の の誤解は非常に甚だしいものがあって 、中には「国語なんて日本人なんだから出来て当たり前でしょ。別に授業なんかしなくたって」などと放言する人さえいます 。

これには大いに反論します。そもそも、もしそうなら(国語なんて日本人なろ誰でも出来るというなら)、 あなたの子供さんがなぜ ここまで国語ができないのか それを説明してみてくださいと言いたくなるわけで、そういう誤解や間違った思い込みが進行中の学習の、いままさに大きな妨げになっていることも 少なくありません。
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無理なことは無理、という事の当たり前

2022-05-18 09:52:28 | 学習塾・勉強の仕方
前にも書いた事がありますが、学習塾に対して過剰な期待や根拠の希薄な思い込みを抱くべきではありません。

学習塾の側がこんなことを言えば責任回避か開き直りかと言われてしまいそうですから、少し表現を変えれば、物事(この場合、「人、或いは機関、組織等」)には果たすべき仕事の定義があり、当然それに伴った範囲と限界があるということです。

例えば川に橋を架ける工事を専門の仕事とする組織に「明日は大都会の真下に地下鉄を通すトンネルを掘ってみろ」といっても、それは明確に無理ですよね。

平らな道路を走って荷物を運ぶ運送業のドライバーに「国際宇宙ステーションまで荷物を運んでみ。同じ(モノを運ぶ)仕事だからできるだろ」と言っても笑われるだけです。

学習塾の場合でこれに類することもいくつかあります。

「週一回数学だけ授業を受けますが、定期テストの時はその 1回の枠の中で国語も英語も社会も理科も、できたら美術も音楽も体育も良い点を取れるように してください」等というのは、まさにこれです。

くどくどは書きませんが、どんなに一生懸命にやっても、物事には 道理というものがあります。 奇跡的にこの道理を超える ことは、まったくないとは言いませんが、基本的にはありません。

私達は、責任を持って学習指導をしていますから、その責任において、出来ないことを出来る等とは言いませんし、目的を達成する(授業を受ける子供たちの学力を引き上げること)為に、何より本人が何をどう努力するべきか、しなければならないかを理解させる事も当然にして行っています。


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理解させる、とは

2022-05-17 13:39:05 | 学習塾・勉強の仕方
教えるということと 理解させるということとは 似て非なるものがあります。 経験不足の講師は 自分の知識を開陳することで相手が理解してくれると思い込んでしまいがちです。 これは大きな間違いです。

他人の知識を聞かされるだけで理解できるのであれば それこそ子供たちにはDVDでも見させておけば良い。子供達が 理解するということは それ(教える側の知識の開陳)とイコールではないのです。
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テスト対策授業のプロデュース

2022-05-17 09:00:33 | 学習塾・勉強の仕方
普段ゆるい生活を送っていると、 なかなか一つのことに長時間集中することが苦手になるものです。

おりしも、今中間テスト対策の期間。 レギュラー授業はもちろんのこと、 スポットのテスト対策が連日 詰まっています。それでも テスト対策は限られた期間のことですので、 私からすると それほど 苦労するものでも、大変なものでもありません。でも 慣れない子達にとっては、これが結構ハード。

これをうまくやりくりするには、この時間帯をプロデュースする私たちの 工夫がものを言います 。1人1人の生徒の個性に合わせて時間のやりくりをしたり、科目の変更をしたり、教え方そのものを変えたり、連日この意味で の真剣勝負が続きます。
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授業のボリューム

2022-05-16 17:32:10 | 学習塾・勉強の仕方

勉強するということに限りませんが、他人に何かをしてもらう、或いはさせる時には、今の世の中では必然としてそれに伴う対価が発生します。

学習塾の場合、これを授業料などと呼びます。

授業を行わないのであれば、これが発生することはありません。当たり前ですね。

ここで問題となるのは、例えば授業を受ける側がこの対価をどうとらえるか、にあります。

授業を受ける子の学力や理解力が比較的に高い場合で、これに加えて勉強した結果目指すレベルがまずまずリーズナブルなところであるならば、授業のボリュームは一定の範囲に収まるでしょう。

逆の場合はどうでしょうか。

現状の学力が一定の水準に満たない場合に加え、望む到達点がその子にとって比較的高いところに設定されている場合には、行う授業のボリュームがそれに伴わなければ、結果は当然悲観的と言わざるを得ません。

これは集団塾や個別塾で違うことではありません。家庭教師でも同じでしょう。

ですから、そうしたことを踏まえて、授業のボリュームをどう定めるかはとても大切な話です。

 


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テスト対策を組み上げる

2022-05-14 11:44:32 | 学習塾・勉強の仕方
昨日の帰りから夜中にかけて、激しい雨がずっと降っていました。 明け方もまだ雨が残り、今この時刻になって ようやく やみました。

この間ずっと来週のテスト対策の組み方について考えています。理科が苦手な子、 国語ができない子、中学生対象か、高校生の子対象か等々を細かく紙に書き出し、それに講師の都合や力量を考えつつ組み合わせます。

レギュラー授業もそうですが、目的がより明確化するこのテスト対策は、こうした そもそもの組み立ての段階から、その工夫の仕方に拘れば拘るほど、その結果はうまくいきます。結果というのはテストを送る子供たちの点数です。

また、テスト対策はレギュラー授業の時間の他にこれを行いますので、日程自体がガラス細工を作り上げるような感覚です。
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テスト対策開始

2022-05-12 21:25:28 | 学習塾・勉強の仕方
来週から中間テスト対策週間が始まります。中1は基本任意申込み、2年生3年生はテスト対策は必須です。高校生も同じく必須です。頑張りましょう‼️
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明日は雨

2022-05-12 21:05:27 | 学習塾・勉強の仕方
明日は激しい雨のようですね。
今日教室に来る途中流れた江ノ島。 明日はこの江ノ島も 雨と霧の向こうに隠れてしまうのでしょう。




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テストの対策はいつからですか?

2022-05-11 09:26:59 | 学習塾・勉強の仕方
昨日、何人かの生徒達から「先生、テストの対策はいつからなんですか?これから毎日来てもいいんですか?」と聞かれました。

少し驚きました。
子供達は、一部を除いて基本的に勉強が好きではありません。 昨日聞いてきた子達も基本的には多分 そういうグループです。でも、たとえ好きではなくても、教室に来るとみんなまじめに真剣に 取り組んでくれます。 ここに一つの理想の形があるような気がします。

それは、 時に応じて 「やる、やらない」 を自分の中でしっかりと切り替えられるということです。 そして、自分の意思で「今はやらなければいけない時だし、やる気があるから自分の意見としてそれをはっきりという」ということです。

出発点において それほど高くないところから 始まっている子達にとっては、 こう言ってのけることは それほど簡単なことではありません。 でも、それを自然な形で やって見せてくれたことで、 私は彼らの成長を確かに目撃し、そして 嬉しさを感じました。
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赤い風船

2022-05-08 20:22:29 | 学習塾・勉強の仕方
今日用事で 中区に向かう車の中、突然ラジオから 「赤い風船」が 流れてきました。加藤登紀子さんの とても悲しい歌、赤い風船。

いい年をした大人が 歌を聴いて 泣きたくなりました。 以前から知ってはいた 歌ですが、 聴くたびにいつも 泣きたくなります。

もしかしたら 明確な 思い出の中にはないものの、過去のどこかの時点で この可愛い坊や が実際に 私の周りにいたのかもしれません。
悲しい思い出のあまり、記憶の奥底に閉じ込めているだけなのかも。

あるいは私自身がそうであったのかも。歌の坊やとして死んだ私が生まれ変わって 今こうしているのかも。
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本牧の海

2022-05-08 18:00:11 | 学習塾・勉強の仕方
いつも出歩いているみたいですが、今日は生まれ育った中区に用事がありました。

目的地の石川町に着く手前の本牧でふと思い出したかもめ町の突堤。

昔、休日などに思い立ってはここにきて日がな海を眺めていました。



人気もなく、どこか殺伐としたこの景色が何とも言えず好きです。
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カスハラ

2022-05-08 09:34:27 | 学習塾・勉強の仕方
西鎌倉にある三菱系のガソリンスタンドでいつもガソリンを入れています。良心的なお店で、昨日現在のレギュラーガソリンがリッター158円。 これは近隣の中でも かなり安い方です。高いところでは173円ぐらいのところもありますから。

この前 ガソリンを入れている最中、何気なく前を見ると カスハラ(カスタマーハラスメント) への対応を記した看板がありました。 いるんですね、今時 古臭い「お客様は神様」意識の 面倒くさい客が。




たまにオークションで物を買ったり売ったりすることがありますが 、以前何百円かのモノを売った時に、落札者から「 買ってもらってありがとうと言え」という、取り敢えず第一発目のいきなりの強要メールをもらったことがあります。群馬県のこの人物は 他の出品者にも同様の要求を繰り返しているらしく、そのためか、それなりの評価の低さに笑いました。 世界は自分中心に回ってでもいるかのような高飛車な文句をしつこく送ってくる辺り どこか病んでいるに違いないと思いました。

私の教室に子供を通わせてくれる中にはこういう人はおりませんことに改めて感謝。
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小さい男

2022-05-08 09:12:06 | 学習塾・勉強の仕方
後に総理大臣を務めた佐藤栄作氏が自民党幹事長だった頃の1962年、 アメリカに 行った際、ケネディ大統領とホワイトハウスで会談をした話が本に書いてありました。

佐藤氏の印象では、ケネディ大統領がいかにもの落ち着いた物腰をした、エレガントな雰囲気であったとのことですが、 後日驚いたのは、実はその時 後にサーティーンデイズとして映画にも描かれたキューバ危機の真っ最中であったことです。

人類をソ連との核戦争の危機から救う、 まさに命を燃やし尽くすほどの緊張の中でも静かに示すことのできるそのような上品な物腰が、ジョンケネディという弱冠46歳の政治家の第一級であるかを確かに物語っていたと佐藤栄作氏は記しています。

この話と比較するには少しばかり卑小ですが、 戦時中に総理大臣を務めていた東条英機氏。

何が卑小かは書かず、ここでは同時代を生きた石原莞爾氏が東条氏を評して「東条上等兵」と揶揄していたことにとどめます。

こうした中央に生きた人物に限らず、私たちの周囲にもいますよね、せいぜいが上等兵の、本人だけが俺様ルールの狭い世界に生きてそこから外に出られない、いっぱしの将校気取りの小さい男。

以上、昨日の夜中に読んだ某雑誌の記事から。

「小さい男」とは、目先のつまらぬことに汲々とし、100円200円の小銭に振り回され足元をすくわれる、物事の本質などに気づきもしない愚かなイナカモノと言った意味です。

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