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遅くなりましたがオフ会の報告をします。東京へは4月29日の夕方から30日にかけて一泊二日の日程で行ってきました。会えたのは鍋山さん・草加さんのお二人です。まっぺんさんは多忙で調整がつかず、バッジさんとは連絡もつきませんでした。私の急な申し出にも関わらず、鍋山さんには連絡や飲み会々場の予約等で色々お世話になりました。改めてお礼申し上げます。
「繁忙期のGWでも世間並みに休みたい」「せめて二日ぐらいは連休を取ろう」との思い付きから急遽申し出たオフ会だったので、新幹線で東京に着いたのはもう29日の夕方でした。東京駅で鍋山さんと落ち合い、まずは霞が関の経済産業省前にある「脱原発テントひろば」に激励に訪れました。そこでも大阪と同様に、福井県大飯原発の再稼働に抗議のハンストが行われていました。そして国会議事堂などを巡った後、草加さんとも落ち合い池袋の中華料理店へ。
お二人とも、ネットでは長いお付き合いになるものの、実際に会うのは今回が初めてでした。それまでは、鍋山さんは「全共闘世代のヒーロー」、草加さんは「ネット左翼の若手ホープ」のイメージがあり、いずれも私からすれば雲上人みたいなイメージが強くありました。ところが実際にお会いすれば、私と年恰好もそう違わない、いわば「普通のおじさん」(失礼!)だったので、それが却って新鮮に感じました。それと同時に、そんな名もなき「普通のおじさん」たちの、ネットやリアル世界の活動が日本の歴史を少しでも前に進めているのだなという事も、改めて実感させられました。
下馬評通り私も含めて三人とも下戸で、「飲み気より食い気」で四方山話に花が咲き、オフ会も無事終了。会費もお二人が払ってくれたので大助かり。お返しに大阪みやげと前勤務先時代の職場新聞をお二人に渡して、私は投宿先の新宿のビジネスホテルへ。
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翌30日は、まず新宿の「模索舎」という、ネット界隈ではちょっと名の知れたアニメ・自主出版専門書店に立ち寄ったものの、開店までまだ時間があり過ぎるので、そちらはまたの機会にして、一度乗ってみたいと思っていた都電荒川線の始発停留所・早稲田に向かう事に。
早稲田から三ノ輪までの下町界隈を今も都電が走っています(営業キロ12.2㎞、停留所数30、全線所要時間約53分)。その大半が専用軌道で、モータリゼーションの影響を受けなかったので今まで存続してきました。途中で池袋サンシャイン・シティーの横をかすめたりもするが、他にはこれといった繁華街もない。それでなくとも地方私鉄の廃止が相次ぎ、大阪・阪堺電車の一部区間廃止も噂される中で、「ひょっとしたら都電もヤバイかも」と心配しながらやって来ましたが、どうやらそれは杞憂に過ぎなかったようです。添付の路線図(都電のHPより拝借)からも分かるように、他に併行路線がない下町では都電が非常に便利なのです。たとえば王子から大塚に行くのに、JRで迂回するよりも都電の方がずっと早いし安い。全区間乗ってもたった160円なのですから。だから、私の乗った電車も往復ともほぼ満員で、大塚駅前では積み残し客まで出る始末。東池袋4丁目(東京メトロ)、大塚駅前・王子駅前(ともにJR)、熊野前(日暮里・舎人ライナー)、町屋駅前(東京メトロ・京成本線)と乗換駅(停留所)ごとに乗客が大きく入れ替わり、荒川遊園地前では応援の駅員が行楽客の誘導・整理にてんやわんやの様子でした。
終点の三ノ輪は、鍋山さん曰く「商店街も寂れてしまった」との事でしたが、実際はまだそこそこ賑わっていました。そこでお昼を済ませ、東京スカイツリーの絶好の撮影スポットを近くに見つけ(探すのに苦労した)、そこからスカイツリーの写真を一枚。その後、都電で大塚まで引き返し、JRで「素人の乱」の店のある中央線の高円寺に向かいました。
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東京・高円寺の「素人の乱」は5号店(リサイクルショップ)と12号店(古着屋さん)に行きました。
「アンチ格差社会」を標榜するリサイクルショップだけあって、何と電気洗濯機が4500円、液晶テレビも4800円という超安値で売られていました。流石は貧乏人の味方。まあリサイクルショップなので、仕入れ値はタダ同然なのでしょうが(でなければそんな値段では売れない)。
高円寺の街角には、「5月1日に超巨大デモ決行」の、直接壁に手書きの告知も。これが他の場所ではただの迷惑な落書きにしかならないのでしょうが、高円寺だと立派に絵になるから不思議。これも「素人の乱」ショップが地域に溶け込んでいるから初めて出来る事なのでしょう。
欧州ではこの種の「普通の商店主でもメーデーで主権者として権利行使する」文化がごく当たり前なのに、「経済は先進国でも政治は後進国」の日本ではまだまだ先の話なのでしょうか。「革命」と聞いた途端に尻込みするのが、その何よりの証拠でしょうが。米国やフランスあたりでは、寧ろ革命こそ近代化や発展の原動力として評価されているのに。21世紀になってもひたすら坂本竜馬や石原・橋下などの「英雄待望論」ばかりで、主権者・市民としての意識も自覚もない「奴隷根性」の人間に、北朝鮮の後進性を笑う資格が果たしてあるのかと思いますね。
古着屋さんでは、店員の男性も大阪出身という事で、よしみで写真でポーズも決めてくれました。展示のゲバラのシャツを買いたかったのですが、これは残念ながら非売品との事でした。
以前に東京に行った時は、地理勘もないのにあちこち回ろうと欲張りすぎて結局どこも中途半端に終わったので、今回はオフ会と脱原発テント・「素人の乱」ショップ訪問の「革命」旅行と、都電荒川線ウォッチの「鉄オタ」旅行の二本だけに的を絞りました。この二本の最低限の目標はどうにか消化できたものの、やはり時間不足だったのは否めません。最低でも後半日は欲しかった。食べる物も、東京名物は最後の新幹線車中の深川弁当の駅弁だけだったのは、少し心残りでした。
しかし、その一方で、ガイドブック・オンリーのお仕着せ旅行ではなく、マイナーではあっても自分だけのオリジナル・スポットを堪能できた点は、良かったのではないかと思っています。たとえば、夜の東京のゴミの多さについて、自動販売機や公衆トイレに空き缶やコンビニのビニール袋が散乱していたのも、石原都政が「テロ対策」と称して、ゴミ箱を街頭や公共施設から軒並み撤去してしまった事への反動だという事も、実際に現地で見聞きして、初めてその酷さが分かりましたから。