アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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ツイッターでサービス残業一掃!

2013年12月17日 19時29分42秒 | 職場人権レポートVol.3
 ツイッターは、ブログのように構える必要もなく、気軽に投稿できて、瞬時にその内容が広がっていくという点では、今までにない非常に優れた情報ツールだと思います。でも如何せん、たった140字の制限字数では何ほどの事も書けません。少し込み入った内容になると、もう途端に字数オーバーで投稿できなくなってしまいます。そうかと言って、無理やり制限字数内に抑えようとすると、まるで電報や会議のレジュメみたいな無味乾燥な「つぶやき」になってしまいます。細かな経緯や当事者の喜怒哀楽、その場の臨場感・躍動感などの表現は全てカットせざるを得ません。先日の親父とのサプリメントを巡る「いざこざ」も、前の記事でブログに書かなければ、私のツイッターのつぶやきだけでは、一体何の事か分からなかった人も多かったのではないでしょうか。



 この上記の「つぶやき」も、これだけでは一体何の事をつぶやいているのか、全然分からなかった人も大勢いたと思います。これについても若干補足しておきます。

  
 「モギリ」というのは、出荷先の店名・店番号が書かれた「モギリワッペン」の事です。(左上写真参照)
 スーパーストアの物流センターともなると、商品を積んだカゴ車の台数も何十台、何百台に膨れ上がります。最後に台数を数える際も、そのままただ漫然と数えたのでは、数え間違いもしょっちゅう起こります。その数え間違いを少しでも防止する為に、この様なワッペンも併用して台数カウント作業を行っているのです。
 仕分けた商品をカゴ車に積んで所定の置場に収納したら、この「モギリ」を商品の目につく所に貼ります。「モギリ」には2ヶ所ミシン目の切れ込みが入っていて、収納時に切れ込みをちぎって(もぎって=モギリという俗称もこの行為に由来)、配送・構内の各部門ごとに「モギリの切れ端」を所定の控え台紙に貼って行きます。そうして、カゴ車1台ごとに1枚ずつ切れ端を台紙に貼りつけ、後で台紙の切れ端枚数と実際に数えたカゴ車台数を照らし合わせる事で、数え間違いを防いでいるのです。(右上写真参照)

 その「モギリ」の在庫管理・発注や台紙の準備を、今まではアルバイトが作業の合間に行ってきましたが、最近は忙しくてバイトだけでは間に合わなくなってきていました。それどころか、午前中の台紙の準備に至っては、始業前にまだ朝礼も始まる前から何人かのバイトで行わなければならない状態になっていました。
 そこで私が、
(1)バイト任せにばかりせずに、社員もモギリの管理に責任を持って下さい。
(2)朝礼後に作業開始しても間に合うように、社員がきちんと責任もって作業の割り振りを行って下さい。
・・・と、日報に記入して要望として事務所に上げました。

 最初はダメ元で、それでも毎日提出しなければならない作業日報なら、ただ作業時間を漫然と書いて出すだけでなく、こちらからの要望や疑問も書いて出さなければ、わざわざ出す意味がない。そう思い、前述の要望を書いて出してみました。

 そうしたら、やはり何でもやってみる事です。午後からの台紙の準備は、別に私たちがやらなくても、忙しい時は応援の派遣のバイトにやって貰っても良い事になりました。午前の台紙準備についても、朝礼で始業後に始めるように指示がありました。
 「但し、手が空いていて始業前にやっても構わないという人については、自主的にやって貰っても構いません」と、”逃げ”も同時に打って来ましたが。バイトが出来ないとなると、今度は社員がやらなければならなくなるので、それだけは何としても避けようと、こんな予防線を張ってきたのでしょう(笑)。実際には、別に始業前に始めなくても、始業後に落ち着いてからやっても、また、自分たちが出来なければ応援の派遣バイトにやらせても、台数カウントの時間までには充分間に合うと思うのですが。
 それ以前に、そもそも始業前のサービス残業(タダ働き)なんて、「自主的にやっているから良い」という物では決してないでしょう。「賃金不払い」は「無銭飲食」や「無賃乗車」と同じ「犯罪行為」です。本当はそこまで朝礼の場で指摘すべきだったのでしょうが、残念ながら、朝礼前後のバタバタしている時間に、そこまで気を回すだけの余裕はありませんでした。

 でもまあ、私が日報に書いた事が朝礼で取り上げられ、少しでも改善が図られた事で、他のバイトの意識も、「言っても無駄だ」から「言えば少しでも良い方に変えられる」という方向に、徐々に変わって行くキッカケになれば、私のやった事もあながち無駄ではなかったかなと。
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