昨日の安田記念で4週連続(ヴィクトリアマイル・オークス・ダービー・安田記念)GI的中しました!それまでの不調続きから打って変わった好転ぶりに我ながら驚いています。もっとも私は日曜メーンレースのみ3千円程度しか馬券を買わず、買い方も本命サイドが中心なので儲けは微々たるものですが。儲けそのものよりも予想が当たった事自体が何より嬉しいです。これこそが、宝くじなんかにはない競馬予想の醍醐味です。
まず安田記念(東京・芝1600メートル)ですが、GI馬10頭が出走する混戦レースで、特に有力馬5頭(ジャックドール、セリフォス、ソダシ、シュネルマイスター、ソングライン)に人気が集中。その中で私が推したのは◎ソングライン。東京競馬場はコースが広く、ゴール前の直線も長いです。他の競馬場のような急カーブ、急な坂は存在しません(下図参照)。その為に、各馬の実力がそのままの形で反映されます。その代わりに、その広くて長いフィールドを走りこなさなければならないので、他の競馬場よりさらにハイレベルな力が要求されます。上り時計(ゴール前600メートルのタイム)一つとっても、他の競馬場では34秒台前半より速いと優秀とみなされますが、東京や新潟では最低でも33秒台前半出せないと勝てません。走りやすい分、求められる記録もハイレベルなのです。それに加えて、中山・京都・阪神競馬場の各コースでは右回りに走るのに対し、東京・中京・新潟競馬場は左回りに走らなければならないので、サウスポーとしての適性も問われる事になります。
具体的には、東京の芝1600メートルコースを1分32秒5、上り時計も33秒5より速いスピードで走り切らなくてはなりません。それが出来るのは、もうソングラインしかいません。そう考えて、最も外側の18番枠で、前走ヴィクトリアマイルを勝ってからまだ2週間しか経っていない事で、有力5頭の中では最も人気薄だったソングラインに◎を打ち、以下〇シュネルマイスター、▲セリフォス、★ソダシ、★ソウルラッシュ、△ガイアフォース、△イルーシヴパンサーの順に、◎―〇▲★―〇▲★△の三連複フォーメーションで馬券を買いました。逆に有力馬でも、2千メートルの距離しか走っていないジャックドールは思い切って「消し」に。それよりも、GI実績こそ無いものの、この距離では無類の強さを見せるソウルラッシュを★に抜擢。ソダシも、そのGI級の実力は高く買いつつも、たびたび内側に斜行して他の馬の進路を妨害する悪い癖があるので★に評価を下げました。
14通りの馬券の買い目を200円ずつ買ったので購入金額は2800円、それに対し三連複の払い戻し金額が2290円だったので、2290/100×2で実際の払い戻し額は4580円。儲けは差額の1780円のみ。今回も儲け自体は微々たるものでしたが、まぐれ当たりなんかではなく、自分の読み通りの結果に終わったのが、何よりも嬉しいです。こんな場合、プロの馬券師なら三連複なんかではなく、思い切って三連単で勝負するのでしょうが、私はまだそこまで度胸がないので、三連複でしか買えませんでした。
これで春のGIシリーズは一旦終了。私も後は宝塚記念だけ買って、7月の函館競馬に備えます。そしてお金をためて、7月15日(土)の函館2歳ステークスと、翌16日(日)の函館記念は、実際に現地に行って、そこで競馬観戦しようと思います。どちらも格下のGⅢレースですが、私はこの2つのレースには、それなりに思い入れがあるので。都市化してしまった札幌とは違い、函館にはまだ北海道の異国情緒が一杯残っています。それに函館には市電も走っているので、旅行がてらに。競馬を抜きにしても、函館には一度は旅行に行ってみたいと前から思っていました。