季節は一気に冬から春に変わりました。今日は静岡や宮崎で最高気温が25℃を越えたそうです。つい1週間ほど前まで寒い寒いと言いながら防寒ジャンバーで早朝通勤していたのが嘘のようです。
暖かくなるのは結構なのですが、職場は寒い冷蔵倉庫で、服装もそれに合わさなければならないので、余り暖かくなり過ぎても却って身体が疲れます。
季節が春めくに連れて、スーパーの売場でも春物野菜が並ぶようになりました。春キャベツに新玉葱、新じゃが、筍など。私もいつものほうれん草だけでなく、カボチャにアスパラガス、甘とう(甘い獅子唐)も買う事にしました。
鮮魚コーナーでは真鰯がザル一盛りに6匹百円で売っていました。私は思いの安さに思わず買ってしまいました。
今日のお昼はいつも定番のベーコン・ほうれん草のパスタです。ベーコンは保存も利き、何にでも合うので、たいてい冷蔵庫に常備しています。ほうれん草も調理がしやすいので重宝しています。
ところが今日買った鰯は、血合いが入っていて、余り新鮮そうではありませんでした。フライパンにアルミホイルを敷いて、6匹とも一気に焼き上げましたが、焼き足らなかったのか、余り美味しくありませんでした。まだ3匹残っているので、明日はもう少しこんがり焼く事にします。
明日の夕食は、この鰯とカボチャ・ししとうか、カボチャ・アスパラで食べようと思います。これにベーコンを加えれば更に彩り豊かになるのではないでしょうか。
ところで、ベーコンもほうれん草も、食べ過ぎても余り良くないかも知れません。塩分や保存料、ほうれん草に含まれるシュウ酸の結晶が身体に悪影響を及ぼすかも知れません。
しかし、そんな事言い出せば、何も食べる物が無くなってしまいます。学校給食のマーガリンが毒だと言って食べるのを拒否した子どもの話題がツイッターを賑わしていましたが、そんな事言い出せば、私がいつも朝晩飲んでいるスティックコーヒーは一体どうなるのか?w
しかし、そんなズボラで家事下手な私でも、唯一自慢できる事があります。それは、一人暮らしを始めてから、インスタントラーメンとカップヌードルだけは今まで一度も食べなかった事です。どんなに忙しくても、どんなに家事を疎ましく思っても。彼の食品類が、保存料や着色料などの食品添加物、つまり「毒」の塊である事を、生協勤務時代に身に染みて知っているから。
そう思って、先日、行きつけの鍼灸師さんに、日頃の食生活について相談してみました。すると、
①マーガリンを使用していないパンなぞ皆無。早朝4時半に起きて5時過ぎには出勤しなければならないので、朝食はどうしても手軽なパン食で済まさざるを得ない。それでも、マーガリンにはトランス脂肪酸が多く含まれるので、なるべくマーガリンやバターの少ないパンに変えた方が良い。
②ベーコンや卵は確かに値段も安くて、調理もし易く、どんな食材にも合うので便利だが、毎日食べるのは良くない。どちらもコレステロールが高く、ベーコンは塩分も多い。多用していると高血圧や痛風になる。
③手軽に野菜が取れるという事で、ほうれん草をよく食べているそうだが、ほうれん草にもシュウ酸が含まれるので、取り過ぎると痛風になる。豆苗やチンゲン菜も炒め物に取り入れると良い。
④野菜は緑色のものだけでなく赤や黄色の野菜も満遍なく食べなければならない。カボチャや人参、パプリカなど。そうしないと必要量のベータカロチン(成人1日1人当たり120g以上)が摂取出来ない。
⑤肉との対比で最近、青魚がヘルシーだと注目されている。確かに青魚には血液をサラサラにするDHAやEPAが多く含まれる。しかし、頭や内臓にはコレステロールも多く含まれるので、取り過ぎると良くない。
⑥牛乳やヨーグルトも取らなければならない。でないとカルシウム不足で骨がもろくなる。
と言われました。そこで、
①最近はマーガリンの入っていないパンをなるべく買うようにしました。
②味醂も調味料に加えるようにして、炒め物だけでなく煮物も作るようにしました。
③牛乳もたまに買うようにしました。
④卵とベーコンは最低でも1日空けて使うようにしました。