アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

プーチンに戦争を止めさせる為の緊急署名

2022年03月15日 00時19分00秒 | その他の国際問題
 
どこぞの冷笑系の元サラ金顧問弁護士(橋下徹)が、「戦争反対なぞ叫んでも無駄。欧米諸国はエネルギーを依存している大国ロシアと妥協せよ」と言いながら、国民には「憲法改正で国防力強化」を説く二枚舌。
橋下が「国防力強化」で守ろうとしているのは、利権や政治権力であって、国民の命や人権ではない。だから、こんな「二枚舌」の詭弁も平気で言えるのだ。
しかし、現実は戦争反対の世論がベトナム戦争を終結に導いた。その後のアフガン戦争やイラク戦争はくい止められなかったが、核兵器の使用は今も全く許してはいない。
高校生が戦争反対の署名を集めると、日本ではすぐに「政治的」だの「左寄り」だのと批判する声が上がる。しかし、本来「戦争反対」に右も左もないはずだ。今、ロシアの国営放送中に反戦プラカードを持った女性が乱入した事がニュースで取り上げられているが、この女性に賛同しながら、高校生の反戦署名集めに眉をひそめるようでは、先に述べた橋下の「二枚舌」と同じだ。
「見て見ぬ振り」では虐めも戦争も絶対に無くならない。是非署名にご協力を!以下転載。
 
 
緊急署名 プーチン大統領、すぐに戦争をやめてください。
 
ロシア連邦政府によるウクライナへの軍事侵攻と核兵器使用の威嚇、原子力発電施設への攻撃に抗議します。

プーチン大統領、ただちに戦争をやめてください。

今回の国連憲章と国際法に違反したロシアの侵攻は、平和な世界を希求している私たちにとって許せるものではありません。

私たちが求めているのは、戦争も核兵器もない世界です。私たちは、世界で唯一の戦争被爆国であり平和憲法を持つ国の未来を担う主権者として、平和を求める世界中の人々と連帯し、「戦争反対」を強く訴えます。

〈呼びかけ人〉
沖縄高校生平和ゼミナール 東京高校生平和ゼミナール 広島高校生平和ゼミナール
〔署名集約日〕 2022年3月20日

*私たちは各地で平和について学び交流している高校生の平和学習サークルです。
*この署名はロシア大使館に提出します。個人情報はこの要請目的以外には使用しません。
*これはネット署名です。賛同していただける方は、下の欄に入力して「送信」してください。重複をさけるため紙の署名用紙に署名した方は、このネット署名には署名しないでください。
 
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橋下氏も稀に正論を 高校生の善意が無知によって無にならないよう (しんきち)
2022-03-21 00:57:40
こんばんは。思う所を簡単に書きます。

橋下氏の言で、🗾の国防力の強化云々の部分は、時勢を悪用した論外の発言ですが、米欧帝国主義列強とその傀儡の鳥克蘭(の名目上の指導者の)ゼレンスキー大統領は、露西亜と妥協(というより和解)せよとの部分は、それに限れば全くその通り。どんなトンデモない人物でも、時には正論も吐くという見本。

それから高校生平和ゼミナールという組織の高校生の皆さんにもひと言。皆さんの熱意や真心・誠意は認めますが、しかし無知から来る誤った善意は実質的に悪意と同じであり、逆に悪い結果を齎すことが多いのです。

まずは政府やマスコミの印象操作や歪曲偏向報道を鵜呑みにせず、歴史的経緯も含め、今回の事態に至った真の原因、この事態の真の本質を真剣に学んで、正しい認識を持ってください。
そうすれば、一方の当事国鳥克蘭やそれを操る米欧帝国主義列強(無論我が🗾もその一翼を担っている)にも重大な責任があることが分かり、露西亜を一方的に非難する今のような態度が間違っていることに気がつくでしょう。

今の皆さんの活動は、鳥の現在のファシスト政権を勢いづけ、結局は回り回って鳥の一般の市民~特に東部露系市民はじめ、子供や高齢者も含め~をますます苦しめ、窮地に追い込むだけだということにぜひ気づいて下さい。それでは皆さんの善意が無になってしまうどころか、逆効果・皆さんにとって不本意な結果になってしまいます。

いずれにせよ今回の事態は、この後もうあまり時をおかず、露西亜の政治的勝利によって(一応の)決着を見るでしょう。即ち露はその所期の目的を達するということ。米欧鳥の敗北という言い方も出来ます。鳥の現在の政権を牛耳るネオナチファシスト勢力も、何時までもやりたい放題は出来ません。

高校生の皆さん、慌てず焦らず今は事態の推移を冷静に注視し、その結果を見定めて下さい。大人になる皆さんが、真実と虚偽を見分ける識別力を養い、物事の本質を見抜く力を持って下さるよう心から望みます。そうしないと、これからの厳しい時代に生き残れません。文字通り殺されて(滅ぼされて)しまいますよ。

長くなってしまいましたがご容赦を。
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主権国家への侵略はそれ自体が戦争犯罪 (プレカリアート)
2022-03-21 22:06:28
今回のしんきちさんのコメントには私は同意出来ません。

しんきちさんは「今のウクライナ政府はネオナチが支配している。そのネオナチがウクライナ東部のロシア系住民を迫害している。その迫害からロシア系住民を守る為にロシアはやむなく侵攻した」と仰いました。

確かに、ウクライナ独立運動組織(OUN)の指導者ステパン・バンデラが第二次大戦中にナチスの力を借りてソ連から独立しようとしたり、戦後もOUNの残党がアゾフ大隊という民間軍事組織を率いて、政界に一定の影響力を及ぼしていたのは事実です。

しかし、それだけの理由で、今のロシアのウクライナ侵攻を正当化するのは、余りにも論理が飛躍し過ぎていると思います。何故なら、

①今のウクライナのゼレンスキー大統領はユダヤ人です。ナチスが支配するウクライナの大統領に何故ユダヤ人の彼が就任できたのでしょうか?

②民族運動の一部に親ナチスの人物がいたからと言って、それだけの理由で、その民族運動全体をナチス呼ばわりするのは、余りにも一面的な見方です。
そんな事言い出せば、日本軍と協力したチャンドラ・ボースを擁するインドの独立運動や、同じくアウンサンやタキンを擁するビルマの独立運動も、日本帝国主義の傀儡に過ぎなくなってしまいます。
彼の人たちが日本軍に協力したのは、自分達も独立の為に日本を利用したまでです。アウンサン達はその後、日本も欧米と同じ帝国主義国に過ぎない事を見破り、親日から反日・反ファッショの立場で独立を目指すようになります。

③もし仮にゼレンスキーが安倍の様な極右的な人物だったとしても、それがロシアのウクライナ侵攻を正当化する理屈にはなりません。
そんな事言い出せば、終戦直後のソ連による火事場泥棒のような千島列島(北方領土)占領も、日本はアジア侵略のファシズム国家だったからという理由で、全て免罪されてしまいます。

「盗人にも三分の理」という諺も、「盗人でもしなければ生きていけないような貧困や差別は無くさなければならない」という立場に立ってこそ、初めて情状酌量の余地が生まれるのです。「相手が泥棒だから自分も泥棒しても良い」という立場で、幾らそんなこと言われても、傍目にはただの言い訳にしか聞こえません。

橋下徹の発言にも一理ある事は私も認めます。でも、それが私の心に響かないのは、彼がそれを自分の正当化に利用しているだけなのが、モロ分かるからです。「政治には妥協が必要だ」という彼の主張も、それが野党共闘や都構想反対の共闘推進の立場から出たものなら分かりますが、単に「長い物に巻かれろ」と言うだけでは、只の「奴隷根性の居直り」に過ぎません。

今のプーチンが正にそれです。「ロシア系少数民族迫害」に反対ならば、国連にそう提起すればよいだけなのに、勢い余って「ウクライナ侵略」「ウクライナ民族迫害」になるのでは本末転倒です。それでは、人権侵害を口実に、別の人権侵害を正当化しているだけです。

プーチンが主張する、ロシア系住民が多数を占めるウクライナ東部地域の独立や、ウクライナの中立化(NATO非加盟)も、これはこれで、一つの選択肢としては私も「有り」だとは思います。しかし、それはあくまでも、停戦後に当事者同士の話し合いや住民投票で決めるべき事です。一方的な侵略や恫喝によってゴリ押しすべき事ではありません。

今回、先に戦争を仕掛けたのはあくまでロシア側であって、ウクライナ側ではありません。どのような理由があろうとも、主権国家への侵略は、それ自体が戦争犯罪です。そこには「盗人にも三分の理」の介在する余地なぞ一切ありません。
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