・元厚生次官宅連続襲撃事件(Yahoo!ニュース)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/undersecretary_murder/
この間の、一連の元厚生次官宅連続襲撃事件について。いきなり容疑者が自首してきたのには、驚きました。当日は、早朝のニュースで自首の第一報だけを聞き、バイト先に出勤。会社の休憩時間では、みんなテレビのニュースに釘付け。私もそこで、「如何にもコワモテノの右翼といった感じだなあ」と、一応感想を述べたりしていました。しかし、仕事が引けた後でよくよく考えてみると、容疑者が示し始めた供述内容には、あまりにも不可解な点が多すぎます。
まず、犯行動機からして、俄かには信じ難い内容です。数十年も前に、保健所職員の野犬狩りで自分のペットが殺されたからと言って、何故今頃になって、ペット殺害とは直接関係のない厚労省の、それもとうに現役を引退した元・事務次官を殺害しなければならなかったのか。それに、現在は無職で実家との連絡も途絶えていたのに、何故家賃を滞納もせず支払う事が出来ていたのか。
用意周到で計画的な犯行手口も、素人単独犯の仕業とはとても思えません。また、今まで事件の全体像が殆ど明らかになっていなかったのに、自首した途端に、今度は一転して、放送局のHPに犯行声明らしき書き込みがあったとか、容疑者の荒んだ生活ぶりなどが、次々明るみになってきているのも、逆に如何にもワザとらしいというか。
容疑者が、当該HP上の書き込みの中で、「これは年金テロではない」と断っている事についても、何故そんな事をわざわざ自分から言う必要があるのか。そして、それまで散々マスコミを通して規制緩和や公務員叩きの風潮を煽ってきた前・日本経団連会長の奥田碩が、何故、事件直前辺りから急に火消しに回りだしたのか・・・・等々。少し考えただけでも、疑問点が次々に思い浮かんできます。ネットの一部で「替え玉説」が俄かに浮上してきているのも、むべ為るかなです。事件の真相が一刻も早く解明される事を望みます。
しかし、この元厚生次官宅連続襲撃事件についてもそうですが、世の中がいよいよ殺伐としてきたのを、ヒシヒシと感じます。そのうちにまた、第二、第三の秋葉原事件が起こるんじゃないかという気がします。そして、そういう殺伐とした格差社会を作り、今回の事件が起こる遠因を引き起こしたのが、小泉や安倍であり、今の麻生である事だけは、ここでも改めてはっきりされておこなければならないと思います。
麻生にしても、首相のくせに常用漢字もろくに読めず、そのくせ医者は常識がないの、バー通いの何処が悪いのと、もう言いたい放題。それまでの悪政の目くらましのつもりで出してきた定額給付金も、選挙買収の意図をすっかり見抜かれ、しかも、思いつきで出してきた政策故に、逆に矛盾がボロボロ出てくる始末で。それでとうとう、首相就任から早2ヶ月そこらで、もう安倍内閣の末期と同様の事態に立ち入ってしまっています(下記世論調査:参照)。
そんな体たらくにも関わらず、いつまでも、そんな人を小バカにした政治ばかりやっていたら、「こんな奴なぞ一思いに殺してしまえ」と思い詰める人間も、そりゃあ出てくるでしょう。休日にビラ撒いても弾圧される、首相邸を見学に行こうとしただけで「転び公妨」で捕まってしまう。そんな状態では、もうテロに走るしかないじゃないですか。
そう言えば、以前にも「戦争こそ貧乏人がのし上がれるチャンスだ」と言った人がいましたね。実際は、そんな言説はマヤカシでしかないのは、イラクやアフガンに飛ばされて殺される兵士には黒人やヒスパニックの貧困層が多い、米国の例からも明らかなのですが。
「こんな奴なぞ一思いに殺してしまえ」にしても、確かにそう思いたくなる気持ちは私にも分かります。しかし、それでもそんな理屈は認められません。そんな暴力の論理を受け入れてしまったが最後、今度はいつ何時自分たちが理不尽な暴力に晒されても、何も文句が言えなくなってしまいます。そうなればもう、行き着く先は弱肉強食のファシズムしかありません。
しかし、その種を今もせっせとまいている麻生に、テロを非難する資格なぞはありません。逆に、麻生退陣・自民解体こそ、喫緊かつ最大の景気対策であり、またテロ対策でもあると思います。無論、それだけで格差が解消したり、治安が良くなったりする筈がありません。しかし、麻生退陣のニュースを聞くだけで、多くの人の気が晴れるのも確かでしょう。現代日本では、年間3万人以上の人が自殺で亡くなっていますが、この人たちも、麻生退陣のニュースを聞くだけで、「世の中まだまだ捨てたものではない」と、自殺を思い止どまる人も少なくないのでは。
※上記グラフは、報道ステーション・ANN世論調査>麻生内閣支持率から引用。
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/undersecretary_murder/
この間の、一連の元厚生次官宅連続襲撃事件について。いきなり容疑者が自首してきたのには、驚きました。当日は、早朝のニュースで自首の第一報だけを聞き、バイト先に出勤。会社の休憩時間では、みんなテレビのニュースに釘付け。私もそこで、「如何にもコワモテノの右翼といった感じだなあ」と、一応感想を述べたりしていました。しかし、仕事が引けた後でよくよく考えてみると、容疑者が示し始めた供述内容には、あまりにも不可解な点が多すぎます。
まず、犯行動機からして、俄かには信じ難い内容です。数十年も前に、保健所職員の野犬狩りで自分のペットが殺されたからと言って、何故今頃になって、ペット殺害とは直接関係のない厚労省の、それもとうに現役を引退した元・事務次官を殺害しなければならなかったのか。それに、現在は無職で実家との連絡も途絶えていたのに、何故家賃を滞納もせず支払う事が出来ていたのか。
用意周到で計画的な犯行手口も、素人単独犯の仕業とはとても思えません。また、今まで事件の全体像が殆ど明らかになっていなかったのに、自首した途端に、今度は一転して、放送局のHPに犯行声明らしき書き込みがあったとか、容疑者の荒んだ生活ぶりなどが、次々明るみになってきているのも、逆に如何にもワザとらしいというか。
容疑者が、当該HP上の書き込みの中で、「これは年金テロではない」と断っている事についても、何故そんな事をわざわざ自分から言う必要があるのか。そして、それまで散々マスコミを通して規制緩和や公務員叩きの風潮を煽ってきた前・日本経団連会長の奥田碩が、何故、事件直前辺りから急に火消しに回りだしたのか・・・・等々。少し考えただけでも、疑問点が次々に思い浮かんできます。ネットの一部で「替え玉説」が俄かに浮上してきているのも、むべ為るかなです。事件の真相が一刻も早く解明される事を望みます。
しかし、この元厚生次官宅連続襲撃事件についてもそうですが、世の中がいよいよ殺伐としてきたのを、ヒシヒシと感じます。そのうちにまた、第二、第三の秋葉原事件が起こるんじゃないかという気がします。そして、そういう殺伐とした格差社会を作り、今回の事件が起こる遠因を引き起こしたのが、小泉や安倍であり、今の麻生である事だけは、ここでも改めてはっきりされておこなければならないと思います。
麻生にしても、首相のくせに常用漢字もろくに読めず、そのくせ医者は常識がないの、バー通いの何処が悪いのと、もう言いたい放題。それまでの悪政の目くらましのつもりで出してきた定額給付金も、選挙買収の意図をすっかり見抜かれ、しかも、思いつきで出してきた政策故に、逆に矛盾がボロボロ出てくる始末で。それでとうとう、首相就任から早2ヶ月そこらで、もう安倍内閣の末期と同様の事態に立ち入ってしまっています(下記世論調査:参照)。
そんな体たらくにも関わらず、いつまでも、そんな人を小バカにした政治ばかりやっていたら、「こんな奴なぞ一思いに殺してしまえ」と思い詰める人間も、そりゃあ出てくるでしょう。休日にビラ撒いても弾圧される、首相邸を見学に行こうとしただけで「転び公妨」で捕まってしまう。そんな状態では、もうテロに走るしかないじゃないですか。
そう言えば、以前にも「戦争こそ貧乏人がのし上がれるチャンスだ」と言った人がいましたね。実際は、そんな言説はマヤカシでしかないのは、イラクやアフガンに飛ばされて殺される兵士には黒人やヒスパニックの貧困層が多い、米国の例からも明らかなのですが。
「こんな奴なぞ一思いに殺してしまえ」にしても、確かにそう思いたくなる気持ちは私にも分かります。しかし、それでもそんな理屈は認められません。そんな暴力の論理を受け入れてしまったが最後、今度はいつ何時自分たちが理不尽な暴力に晒されても、何も文句が言えなくなってしまいます。そうなればもう、行き着く先は弱肉強食のファシズムしかありません。
しかし、その種を今もせっせとまいている麻生に、テロを非難する資格なぞはありません。逆に、麻生退陣・自民解体こそ、喫緊かつ最大の景気対策であり、またテロ対策でもあると思います。無論、それだけで格差が解消したり、治安が良くなったりする筈がありません。しかし、麻生退陣のニュースを聞くだけで、多くの人の気が晴れるのも確かでしょう。現代日本では、年間3万人以上の人が自殺で亡くなっていますが、この人たちも、麻生退陣のニュースを聞くだけで、「世の中まだまだ捨てたものではない」と、自殺を思い止どまる人も少なくないのでは。
※上記グラフは、報道ステーション・ANN世論調査>麻生内閣支持率から引用。
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/