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元祖・猫カフェ続編 キー子ちゃんの形見

2008年11月21日 23時37分19秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ
 しばらく硬派な話題が続いたので、この辺で息抜きに、猫の話の続きでも。以前のエントリー「元祖・猫カフェ」で取り上げた喫茶「英瑠座」で、今日もいつも通り、掛け持ちバイト前の夕食を食べていると、店のママが、「店の備品を整理していたら以前飼っていた猫の写真が出てきた」と言って、私に一匹の猫のパネルを見せてくれました。

 その猫のパネルは、キー子というオス猫のものです。この猫も、近くの公園に捨てられていたのを、ママが拾ってきて、店で飼うようになったものです。それから大分長い間、お客さんに可愛がられていましたが、残念な事に、確か昨年だったと思いますが、膀胱炎で死んでしまいました。そのキー子がまだ元気だった時に、喫茶店の常連さんが作ってくれて、当時店内に備え付けていた猫の紹介パネルです。そのパネルの写真と紹介文を、こちらに紹介しておきます。(ちなみに、オス猫なのに何故こんな女の子みたいな名前なのかというと、命名者のお客さんがメスと勘違いしたから・・・これは、前回エントリーに登場のパー子の場合も同じ)

(引用開始)
我輩はキーコでーす。ニャーン
僕のプロフィール
僕は2003年の5月に縁があってこの店の周辺に青いテントを張り生活していたんだけど、おなかがすいた時この辺をウロウロしている時にここの店のママに発見され、痩せこけた僕に愛と優しい猫ちゃん言葉で話しこまれた。
最初は餌だけをもらってただけだったが、次第に家にも入れてもらい、少し安心して寝るようになった。そしてどこか悪くないかとお医者さんにも連れて行ってもらい、検査したが、どこも悪くなかった、これでひと安心だ。でも最初は家に入れてもらったんはいいが、今までの外での野良生活で息が抜けなかったので、その怖い思い出が脳裏から離れない!今は安心して寝れるようになったが、その結果、僕の体はデブ猫に変身、でもいいんだ。今は幸せいっぱいの生活してるもん!残り少ない猫生を楽しんでいますにゃー!
(引用終了)

 キー子は、元々捨て猫で、虐められた事もあった所為か、当時は紹介文にもある様に、時々何かに怯えて走り回ったりもしたそうです。しかし、ママには直ぐに懐いて、店内でお客さんにお冷やコーヒーを持っていく時も、始終ママの後を追っかけていて、お客さんはみんな、その姿を見て笑っていたそうな。

 この猫は私も少し知っています。私がこの店に来た最初の頃は、初対面の私にはなかなか懐きませんでした。始終ママの顔を見て、「こいつは一体誰だ?」という感じで、ニャーンニャーンと鳴いていたのを覚えています。その後、ママがキー子に私を紹介すると、何とキー子は、食事をしている私の直ぐ横にやって来て、ずっと私の事を観察しているのです。それを私は、自分に懐いたものと勘違いしてしまい、キー子の頭を撫でてやろうとして、指を引っかかれてしまいました(泣)。それが、私とこの猫との最初の出会いです。

 その後は、徐々に私にも懐くようになったのですが、それから暫くしてから店に来たら、その時は既に膀胱炎を再発して、亡くなった後でした。キー子の最期は、ママに抱かれて、「長い間可愛がってくれて有難う」と言わんばかりに、喉をゴロゴロ鳴らしながら、静かに息を引き取っていったそうです。
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