ナショナルセンター連合が東北地方の各県組織による拠点作りが整い、組合員によるボランティア第一次派遣隊が4月1日、チャーターしたはとバスで出発した。これまで阪神・淡路震災や新潟の震災の経験を生かして組織されたが、関係者の話だと、今回の東日本大震災ボランティア活動はその規模と範囲の広さでかつてない難しさがある。
基本的には組合員は9日間有給休暇を取って、現地で7日間のボランティア活動をして交替というローテーション、少なくとも6ヶ月の長期に渡るプログラムだ。最大派遣時点は2万名の派遣となる。
被災者の避難所も広範囲にわたり、ボランティア派遣地も山形や秋田のように被災地から遠く離れることもあり得る。かつて私が奉職した電機連合の第一次派遣隊の報告では福島の労働会館大会議室に宿泊、バスで相馬港へかよい、がれきの片付けが初仕事、釘の踏み抜き等危険で、長靴ではなく工場で履く安全靴の方がやりやすい等、現地へ行ってみて初めて判ることも多いとのこと。
若い組合員も、慣れない作業で3日も続けると筋肉痛で、動きも鈍くなるとのこと。誠にお疲れ様!!でも現地では明日も来てくれと期待されてる。