行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

夢のある復興へ一つの提案

2011-04-18 21:51:21 | Weblog

津波で被災した市町村の復興がいろいろと提案されている。被災者の声は前の住居にすみたいという気持ちが強いが防災の観点から難しい。ここは将来の街作りをじっくり考え、夢のあるこれまでにない街作りを提案したい。。

私が世界のあちこちで見受けた街で印象に残っているのは、イタリアのトスカーナやシチリアの丘の上の街だ。その昔、イタリアは都市国家のモザイク状態で、都市国家間の紛争が日常茶飯事であったため、防衛に適した丘の上に城壁をめぐらし、その中に街を建設した。

畑は丘の下だったからさぞ不便だったと推測できるが安全はなによりと我慢をしたのだろう。三陸のようにリアス式海岸であれば津波を避けるため、街は丘の上に建設したらどうだろうか。海や畑へ出るのに不便になるが、ニュージーランドの港町ウエリントンではいくつものミニケーブルで丘にある住まいから通勤している。財力のある人は自家ケーブルを施設している。日本でも中央線の四方津では駅から斜行エレベーターで丘の上の新開地と連絡している。

皆で知恵を出し合い実現してほしい。

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