行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

コロナ巣ごもり中に飲んだワイン

2020-05-07 18:13:05 | ワイン

年金生活者はいつも巣ごもりみたいなもんだから、特に退屈といったことはなかったが、住んでる昭島からは出なかった。是は初めての経験だ。今月も杉並の菩提寺での法事も延期、関西での会社OB会、ゴルフコンペは中止となった。余裕ができたので家飲みワインも少し贅沢をさせて貰った。
毎月来るベルーナのワインカタログで10本ぐらいまとめ買いをした。その中でこの2本は特別に美味しかった。モン・ペラとラファージュだ。

 

ボルドーのシャトー・モン・ペラ 2880円
ぶどう品種:メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%
カタログのテイスティングコメント『プラムやブルーベリーの香り。滑らかでクリーミーな舌触りはまろやかで、果実味と柔らかいタンニンが口の中に広がる』。かつて漫画『神の雫』に登場し、一度飲んだが印象に残るうまさだった。今回2016年ものもバランスの取れたコクのある満点に近いワインだ。

コート・デュ・ルーションのドメーヌ・ラファージュ・バスティード・ミラフロール 2480円
ぶどう品種:シラー70%、グルナッシュ30%
ロマネ・コンティを凌ぐ高評価!南フランス・ルーション地方のモンスターワインとの触れ込み、好物のシャトーヌフ・デュ・パプの主ブドウ品種がグルナッシュなので、試したいとかねてから思っていた。『黒系のベリー、コンポートのヤマモモの香りに、樽由来のシナモンのスパイス。果実の甘味とタンニンを酸味がきれいに包み込んで、バランスの良い味わい。ぶどうの個性がアッサンブラージュ(ブレンド)によって得られる最良の結果』とのコメントが付いているが、モン・ペラに劣らず美味かった。ブレンド技術は歴史と試行錯誤なので、生産者のラファージュ氏の切磋琢磨の成果だ。

変わったワイン1本
タリュソン’18上記のACワインでなくIGT 1480円 
ぶどう品種:マルスラン60%、カラドック40%
このぶどう品種は初めてだ。マルスランはカベルネソービニヨンとグルナッシュを交配して出来た品種、カラドックはグルナッシュとマルベックを交配して出来た品種、『黒系のベリーの香りに、コンポートのフルーツや軽いカラメル香も。若い酸と濃縮された果実味』というコメントが付いているが、ブドウ自体がアッサンブラージュされているみたいで、かえって特徴の無いワインになっている。

コメント
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